《道路公団改革・・・・・あれは一体何だったのか》

 飯島勲が筋書きを書き、小泉がそれに乗り、石原伸晃が乗せられた詐欺です。コイズミペテン内閣の真骨頂。それにしても馬鹿はイノセだ。頭悪そうな顔してるでしょ。只のピエロだよ。しかし、未だテレビでは訳の分からないことを云っている。誰かあのアホを黙らせる人間はいないのか。
 道路公団改革のあらましが明らかになりました(2004/2/21)。はっきり言えば、国土交通省(旧建設省)の一人勝ち。なにしろ、列島6分割会社の社長ポスト(副社長、専務ば18ポスト)を手に入れられたのだから。これから先は、建設省の連中が高速道路を作るのか。待って貰いたい。あんな技術の無い連中に任せてよいのか。
 道路公団よりもっと非道いのは鉄建公団だ。整備新幹線は高速道路以上に利権の巣窟・伏魔殿だ。鹿児島新幹線の時、いわゆる難工事区間というものが設定され、他区間より先行着手された。これがどういうタイミングだったか、知っている人は知っている。この時期、熊谷・間・飛島といったバブル3兄弟は深刻な経営不振に陥り、株価は大きく額面を割り込んだ。何時潰れても可笑しくない状態だったのである。筆者はむしろこの時点で3悪を、倒産に追い込むべきだと思っていた。ところが、難工事区間というものが考え出され(誰が考え出したのか)、彼らは生き延びたのである。何故か、彼らは運輸省・旧国鉄OBの重要な天下り先だったからに過ぎない。
 橋本行革以後、道路・河川関連公共事業は、マスコミの執拗な攻撃に会い、予算は減る一方。ところが整備新幹線だけは何故か毎年満額獲得で、マスコミも深く追求しない。この状況はコイズミ内閣になっても変わらない。自民党新幹線族の小里が、昨年総裁選でいち早くコイズミ支持に回ったからか。
 コイズミのポチである作家のイノセが、道路公団や郵政に付いて散々発言しまくっているのに整備新幹線について一言も云わないのは何故か?小里がコイズミ支持に回っているからだろう。


1-3道路公団総裁に元伊藤忠
 本論1-2で道路公団次期総裁になり手がいないと書いたら、本当にそうなって、とうとう昨日(11/13)、元民間人の近藤剛氏を持ってくることになった。毎日新聞によれば「官僚でもなく民間人でもない、奇手である」と言うことだ。当にトリックスター小泉純一郎ならではの奇手である(これも飯島 勲の入れ知恵だろう)。奇手とは、要するにまともではない外連(けれん)ということである。伊藤忠とはそもそもODAを食い物にして生長した悪徳商社の典型であり、その常務まで登り詰めた人間なのだから、ろくな根性の人間でないのはあきらかである。要するに小泉は、橋本派に成り代わって、道路公団を食い物にしようと言うことなのだろう。


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