海底都市の構築に向けて


横井技術士事務所

技術士(応用応用理学)  横井和夫


 清水建設が海底未来都市構想を発表。あの会社、バブル期には宇宙建築などと言い出した。気宇壮大は良いが続いていない。今回もそれで無ければよいが。
 ところで海底都市建設は筆者も30年くらい前に構想したが誰からも相手にされなかった。当時はベイアリア開発が主流だったがあんなもの沿岸開発にすぎない。本当の海洋開発は大陸棚開発をターゲットにした海底開発である。30年経って日本の土木屋もやっとワタクシに追いついてきたかという感である。
 さて、清水の海底都市建設の目的は海底資源採掘基地建設である。だったら”海膨”をターゲットにすればよい。海膨こそは重金属だけでなく、レアメタルやレアアースなど海底資源の宝庫である。日本で一番近い海膨は北太平洋のジャッキー海膨。これはおよそ3500万年後に日本列島に衝突するから、わざわざ探しに行かなくても待っていればよいのだが、それまでは待てないのだろう。 
, 清水建設の計画では3000~4000mということだが、海膨をターゲットにすればそんなに深くは要らない。2000mぐらいを考えて置けばよいだろう。
 この計画、2030年頃までに技術を確立し、工期5年工費3兆円ということだ。もたもたしていると、中国に掻っ攫われるかもしれない。

(14/11/23)