沢山の火山の痕跡、砂漠に広がる扇状地・・・・・ブロック3

 ブロック1の中央平原の南に連なる、丘陵地と山岳地帯です。この中央にあるのが、イェーメンアルカイダの本拠地サヌア。


a)








 サヌア北方の丘陵地帯。中に見られる凸状の地形は皆火山の跡。噴火口や溶岩の流動の跡などが鮮明に残っています。中央の火山から右下に延びる黒い帯は、玄武岩の溶岩の跡でしょうか?
 また、一面になにかもやもやした円形の地形が見られますが、これも火山の跡です。
 テレビなどでサヌアからの遠景が映し出されることがあります。サヌアの遠方には、標高が揃った台地が広がっていますが、これはこれらの火山の列です。
b)










 その一部、サヌア南方に見られる小火口丘。中央に火口丘と噴火口があり、その周りに外輪山が残っています。
上の斜め拡大映像。外輪山の中も、噴火口の中も皆一面に畑地になっています。この火山は、相当昔から活動は停止したものと考えて良いでしょう。
c)










 西部の山岳地帯と紅海との間に発達する海岸平野。山地から流出した川が、大きな扇状地を作っていることが判ります。扇頂部に沿って河道が走り、その周囲に緑地帯が発達しています。扇状地の下には、豊富な地下水が貯えられていると予想されます。

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