民進党対自民党(3)

民主党対自民党(2)
民主党対自民党

軽井沢事故スキーバス運転手の年齢は65才。大型車の運転は今回が始めて。淡路島蛇行運転バスの運転手はなんと70才。これが1億総活躍社会の実態だ。この元を作ったのが、オリックス宮内、竹中平蔵、コイズミ純一郎。その跡を継いでいるのが、アベ晋三と秋田のハゲネズミこと菅義偉。


 あの保守的でアベシンパ新聞の時事通信世論調査でさえ、内閣支持率は30%割れ。これが朝日毎日ならもっと低い。更に深刻なのは、アベが帰国してからの低下率が更に下がっているということだ。
 一体誰の責任だあ!といいたいだろう。都議選敗戦責任は俗にTHISと云われるが、これだけが敗因かあ?ワタクシの見るところでは、最大のA級戦犯は幹事長の二階俊博である。この人物、都議遷前からマスコミ相手に、「落とせるものなら落としてみろ」とか「こっちだって金出して新聞買ってんだから」とか、筋の通らない暴言を繰り返してきた。この結果、あのアベシンパである読売まで、敵に回してしまった。それに気づいていないのは、日本のアホ代表のサンケイぐらいなものだろう。
 アベの最もよくないことは、人事が下手だということだ。つまり本人の能力・識見以上に、みてくれとか自分との距離の近さに関心が強いという傾向である。例えば戦犯Iである稲田朋美であるが、これはある自民党講演会での講演内容が、アベの気に入ってそのままアベ側近になってしまったということだ。ここには、稲田講演の客観的な内容批判はない。簡単に言えば琴線が合ったというだけのことなのである。
 昨日豊田真由子がやっと離党届を出した。離党届は本人の意志に基づくもので、党の意志ではない。無論これは表向きで、裏では党からの圧力があったはずだ。それより問題は時間が懸り過ぎていることだ。事件発覚直後ならまだしも、支持率が十分下がってからの離党など、なんの効果もない。まさに”冷めたピザ”だ。誰がこんなことを考え付いたのか?その責任は幹事長である二階が取るべきなのである。それが出来ていないことが、今の自民党の最大の問題だろう。
 さて今のところ、8月アベ内閣改造では稲田・金子は外し骨格は残すということだ。骨格とは麻生・菅・二階のことらしい。この中で麻生は別として、あとの二人は今の内閣支持率をもたらしたA級戦犯なのである。これを残して仮に甘利を入閣させたり、まさかとは思うが今反アベ色彩を明確にしつつある岸田を外し、稲田外相・・・・本人は外務大臣をやりたいなんて言っているらしい・・・、菅を地方創成相にして萩生田官房長官なんてやると、内閣どころか自民党は壊滅だ。
 コイズミ政治を劇場型と評した人がいるが、それに比べるとアベ政治は、同じゲキジョウでも激情型だ。
(17/07/16)

 戸籍謄本と云うのは第三者に公開してよいものかどうか、殆どの日本人は知らないのです。戸籍謄本は行政上の必要により、職権によって閲覧権が認められるもの以外は、閲覧が禁止されています。理由は戸籍抄本と違って、出自とか財産相続とか、デリケートな情報がふくまれているからです。つまり第三者が公開を要求してよいものではないのです。
 先の都知事選敗北で民進党から離党者が相次ぎましたが、その主な理由は党首の蓮舫の国籍問題と考えられます。こんなことを問題にする東京都民こそ、田舎者の権兵衛。アホの真骨頂。こういうアホこそ自分で戸籍謄本を申請して見れば良い。アッと驚くような情報が隠れています。それも出来ないアホを頼る民進議員こそ、出て行った方がよい。
 世界の先進国で、二重国籍を認めていないのは日本ぐらいなもの。ヨーロッパは戦争ばっかりやっていたから、二重国籍を認めないと、自国民が他国で虐殺されるおそれがあったのである。ナチスドイツ時代、二重国籍で助かったユダヤ人は大勢いる。要するに、二重国籍のような些末なことを問題点にした東京都民こそ、国際田舎者。こんな田舎者が東京オリンピックをやるのだから笑わせる。
(17/07/14)

 G20から帰ってきたアベ晋三を待っていたのは続く支持率低下と、党内でのアベおろし風。先日は党税制改革協議会とかなんとか言っているが、実態は野田聖子始めアンチアベ勢力の決起集会。おまけに加計問題は収束するどころか、発散する一方。さて誰の責任だ!本来ならこの種の問題は官房長官の責任だ。ここで発生するのが、アベVS菅の対立。こんなこと、外遊する前は想像も出来なかった。殆ど浦島太郎の世界だ。さてどうするかをあと三日以内にださねばならない。権力者というのは結構しんどいのである。
(07/07/13)

 トヨマユこと豊田真由子議員の議員辞職勧告を出さなかったのが、都議選自民敗北、直近の内閣支持率低下の原因の一つだ、という説がある。それはその通りだが、自民党にもあれをクビに出来ない事情があるのだ。トヨマユ本人が言っているように「世の中には表もあれば裏もアルンダヨーッ」だ。
 あれ(トヨマユのこと)が比例区復活議員なら、クビにしても繰り上げ当選があるから、衆院議員数は変わらないから、別に構わない。しかしあれは選挙区当選議員だ。この場合議員が途中辞職すれば補欠選挙になる。ここで問題が以前の宮崎健介事件。これも二回生議員だったが不倫がばれてマスコミに捕まり、議員辞職に追い込まれた。
 その挙句の補欠選挙で自民はきっちり負けてしまった。これが自民執行部のトラウマとなって、議員辞職勧告が出せなくなった。世間から何をいわれようと、トヨマユをクビにできないのである。
 世間ではトヨマユは入院を装って逃げていると思っているだろうが、実態はそうではなく自民執行部により、どこかに軟禁されているのだ。亭主・子供が別居しているのがその証拠。要するに世間との接触を一切絶てということだ。この指令は当然ながら、自民党の最高レベルの指示と考えてよい。
 さてトヨマユを祭り上げた自民埼玉4区支部だが、当然ながら次の選挙ではトヨマユをおろし、替わりに公募と云っている。しかし何も分かっていない。トヨマユ自身公募候補だった。学歴・経歴非の打ち所がない。それでこのザマだ。この次応募してくるのが、トヨマユの二の舞だったらどうするんだ。それどころかこんなけちのついた選挙区に、わざわざやってくるまともな人物がいるとは思えない。
 現在自民党衆院議員で「魔の二回生」というの100数10人。おおよそ衆院議員の1/3以上を占める。これらを残して次の衆院選を戦っても、結果は目に見えている。これらを差し替えると云っても、果たしてどんな人物が現れるのか?有権者はそこを見ている。どうせおんなじなら投票は辞めよう、というわけだ。それ以上にこんなに支持率が下がった政党に、まともな人物が応募するでしょうか?
 公募の場合、芸能界でも何でも応募者は公募団体の評判でやってくる。政党の場合、評判はマスコミ評価と支持率が、その評判の尺度だ。トヨマユだけでなく、今の自民党の評判は下がり続けている。ここが問題なのだが、果たして自民党執行部、就中総裁が理解しているかどうか?
(17/07/11)

 あのアベ応援団の読売でさえ、直近の世論調査で内閣支持率は36%、特に女性の支持率低下幅が大きいそうだ。読売でこれだから、アンチアベの朝日・毎日なら20%台まで落ちているだろう。
 昔の自民vs社会の対立時代でさえ、内閣支持率20%台は危険水域、10%台まで落ちるとアウトとされた。今は衆参で自民が単独過半数、党内ではアベ一強体制。怖いものは何もない。それでこのざまだ。
 当然ながら2回生を中心とする若手議員は浮足だつ。一体誰がこの体たらくを産んだのか?いうまでもなく、アベチルドレンと云われる2回生議員。その多くを抱えるのが、総裁派閥である清和会(細田派)。他派閥にとっては迷惑千万。ということで今後自民党内での抗争が活発化するでしょう。
 と云いたいのだが、今の自民党各派閥に、かつての田中派のような闘争心が残ってるでしょうか?今や自民国会議員の2/3が二世三世の世襲議員。党が作ってくれたレールの上を無事に歩くことだけを心掛け、決して踏み外さないのが今の自民議員のモットー。誰がこんな議員を作ったのでしょうか?それはいうまでもなく、元祖チルドレン産みの親であるコイズミ純一郎である。アベはその真似をしただけ。
(17,/07/10)

 愛知県選出の工藤という自民党議員が、FBの「都知事選でアベ演説を妨害した連中を、テロ計画罪で逮捕せよ」という記事に、「いいね」ボタンを押したのがばれて釈明に追い込まれた。こんなことはどうでも良いが、今九州が大変な被害を受けているときに、国会議員がネットで遊んでいるということが問題なのである。今度の水害をもたらした前線は今後北上し、場合によっては中部東海地方に豪雨をもたらす可能性もある。
 国会議員なら今回の災害を受けて、河川行政に問題がなかったかどうか、研究を行うべきである。それをさぼってネットで遊んでいるのだから話にならない。この議員も例の「魔の二回生」である。
 何故こんなに国会議員の質が劣化したのか?そのきっかけは言うまでもなく「コイズミ改革」それも05年郵政選挙である。この選挙で大量に出現したのがチルドレンと云われる政治未経験議員。これに味を占めて、次から次へとチルドレンが誕生した。しかし質は低下する一方。過去最低が今のアベチルドレンだろう。
 悪貨は良貨を駆逐するというのは、サミュエルソンの法則だが、悪貨とは何かと云うと、それはイミテーションということだ。元々通貨は金100%のはずだったのが、経済の拡大に金の生産が追い付かず、銅や錫を混ぜてイミテーションを作った。これが悪貨である。
 当然ながら貨幣価値は下がりインフレが拡大する。物価はあがり政府への信頼は低下し、最後には革命に突入する。チルドレンと云うのは、云わばイミテーション議員だ。そしてそれは議員価値の低下を産み、政策インフレを産む。現在1200兆円とも言われる国債残高がその証拠だ。そしてその内、誰も政府を信用しなくなる。働き方改革相などを作って、橋下を呼ぼうというのは、当にこの政策の行き詰まりそのものだ。
(17/07/07)

五輪担当相の丸川が、過去1年で党員を二人しか獲得できなかったということがばれて、話題になっています。ことの発端は昨年自民執行部が、各国会議員に1000人獲得、出来なかったものは氏名を公表するというノルマを課したこと。
 現在の自民党アベ執行部に一番似ているのは、むしろレーニン率いるボルシェヴィキ。各自にノルマを課し、それが出来なければ氏名公表というのは、一種の人民裁判。敵対するもの、批判勢力を全て反革命(反改革)と断じ、徹底的に追い詰めるのもそっくりだ。
 普通の人はアベ政権をナチズムに例えるかもしれないが、実はヒトラー(ナチ)の政策はボルシェヴィキのパクリが多い。例えば秘密警察を使った国民監視とか、反対者、共産党員、ユダヤ人に対する強制収容所隔離とかである。違いは、ナチはヒトラーを頂点とするピラミッド型社会を、ボルシェヴィキはその頂点に共産党を置き換えただけである。、今のj自民党を覆っているのは、アベボルシェビズムである。
 では東京都はどうか?これが結構ややこしい。問題は、都議選後、小池が都民フの代表を退いて、知事に専念するといったこと。これは知事と政治団体代表の二重代表を避けるためと云えばそうかと思うが、問題はその後継者。これは元々自民保守派で日本会議幹部、改憲論者。それも今の憲法を廃止して、旧帝国憲法の復活を主張したり、主権在民制を否定するいかがわしい輩。ずばり云えば隠れチョーセんだ。ところが都民フはこの手の主張を隠して表の見てくれだけを煽った。これは殆ど詐欺に近いやり方だ。まさにメギツネのやり方だ。こんな三流手法に騙される、東京都民こそ三流市民なのである。
(17/07/08)

 「高速道路の出口を間違えたので、入り直し逆走した」。これは昨日自民党の細田が、例の豊田真由子を弁護するために語ったいいわけである。こんな言い訳信用できますか?普通の人間なら出口を間違えたなら、入口から入り直す。これなら逆走にはならない。逆走ということは、オフランプから出て、また同じルートを辿ることである。これは現実にはあり得ない。
 よくある逆走というのは、例えばICに入って上り線に行きたいのが、間違って下り線に入ってしまったというケースである。これにしても、よっぽど車が少ない田舎道路でなければ、滅多に起こらない。
 豊田の選挙区は埼玉、実家は千葉だ。どっちにしろ南関東圏である。この地域の高速道路で、出口を間違えたからそこから入り直して逆走なんてことが出来るでしょうか?出たい車とぶつかって大渋滞。たちまちマスコミヘリが飛んできて大騒動だ。そんな話は聞いたことがない。つまりこの話は、豊田か細田がでっち上げた下手な嘘。
 解雇された秘書は刑事告訴する勢いだから、ことの真実は、いずれ法廷で明らかになる。
 それにしても最近自民党から出てくる嘘のレベルが、劣化の一途をたどっている。これは総裁のアベの嘘がお粗末だから、みんなそれに倣うのだろう。
(17/06/27)

 国会が終わったと思ったら、突然面白い新キャラクターが現れました。籠池顔負けの迫力だ。いうまでもなく豊田真由子のこと。12年、14年総選挙で勝ち上がってきた。選挙を取り仕切るのは幹事長。確か12年総選挙の時は細田、14年は谷垣だった。しかし小選挙区制の今、立候補者を最終的に決めるのは党首である総裁だ。豊田はアベ好みだったのだろう。
 翌年谷垣は新人議員を集めた講演会で「君たちはダイヤの原石のようなものだ。・・・但しそうでないのも混じっている」と苦言を述べた。みずから選挙を指導してきた中でそう感じたのだろう。豊田も、・・・そうでないクズ石の一つだったということだ。
(17/06/23)

 急落する内閣支持率。元々アンチアベの毎日調査が36%と最低値を示すのは当然だが、アベ応援団の読売が49%、時事通信が44%と40%台を示すのが面白い。この内訳として、支持理由が他に適当な政党がないという消極的支持が6割り強。そうすると、コアな内閣支持率は25&ぐらいだ、という見方もある。菅は「一喜一憂すべきでない」と強がっているが、本当は一番びくびくドキドキしているのが、本人だろう。
 元々自民党のコア支持率は30%程度。要するに3割り政党なのだが、これが50%強の高支持率を得ていたのは、公明・維新などの保守勢力が不足分を補完していただけである。コア支持率が25%ということは、これら補完勢力だけでなく、自民党コア支持層の一部もアベ政権に慰問を持ち出してきているという証拠である。先日の自民党内アベノミクス批判勢力の集会は、この調査結果を見越してのことだろうか?
 この調査結果が直ちに政局に、という見方は少ないが、党内から執行部への批判が高まるのは当然。何処かでけじめをつけなくてはならない。批判の矢面にたつのは官房長官である秋田の禿げネズミこと菅義偉。この禿げネズミの判断ミスが、ここまでの混乱をひきおこしたのである。かといってこのネズミを簡単に追放することはできない。今の経験のない官邸スタッフや、只の数合わせに過ぎないアベチルドレンに、脅しをかけられるのは彼しかいないからである。菅がいなくなれば官邸も、自民党内もバラバラだ。
 ということで菅をそのまま温存すれば、何かサプライズでもない限り、内閣支持率回復は望めない。一番有り難いのは、お隣の金ジョンウンが又核実験なり、ミサイル実験をやってくれること。なんとなくアベ政権もジョンウン頼みになってきた。これは嘘ではありません。これまでアベ内閣支持率が下がりだしたら、途端にジョンウンが何かをやる。そのたびに支持率が回復するという繰り返し。
(17/06/19)

(高村正彦の妄言)
 高村正彦と云うのは今の自民党副総裁。党内アベ一強を支える重鎮だ。同じ山口県出身だから、後輩の晋三がかわいいのだろう。可愛さ余ってというか、アベを支えるためにしばしば失言・妄言を繰り返す。その中で筆者の記憶を一・二。
1、ホルムズ海峡封鎖と凍死
 これは昨年安保法案改訂に伴う緊急事態法に関連して、某民放テレビ番組で喋ったもの。はっきり言って、こんなたわごとをまともに信じているとすれば、それは只のアホ。
 要するにホルムズ海峡がイランによって封鎖されれば、中東からの石油輸入が途絶え、ひいては北海道で凍死者が出るというもの。誰がこんなたわごとを考えたのでしょうか?それに乗る高村もアホだ。
 ホルムズ海峡軽油の石油が日本輸入量の約7割りを占めることは、誰でも知っている。この輸入量が途絶えたときに備えているのが石油備蓄である。現在の石油備蓄量は大体7カ月分ある。これさえあれば北海道で石油不足になっても十分対応できる。高村はこういう事実を知らないでああいう妄言を出したなら只のアホ。現在の石油備蓄だけでは不十分というなら、そういう政策を出せばよい。それが政治家の務めである。それを怠っているのだから、高村は政治家として無能・無責任の極みである。
2、アベ改憲と読売新聞
 アベ晋三が自身の改憲構想をウェブサイトで公開し、それを野党に追及されると、読売新聞を読んでくれればよい、と開き直る。
 これについて高村は、昨日「日本最大の発行部数の読売新聞に云っているのだから、それでよい」と開き直り。筆者のようなアンチ巨人で読売嫌いの人間は、今の政府から無視されたようなものだ。これでは今の政権は、まるっきり読売の拡販屋である。
 さらに問題は加計学園問題での、前川前文科省次官の出会い系サイトスキャンダルは、官邸筋から読売にりーくがあって、それを記事にしたという見方が強まっている。官邸筋とは誰か?それは秋田の禿げネズミこと官房長官の菅義偉に決まっている。
 それを読売が何故記事にするかというと、アベの後見人を自認するナベツネこと渡邊恒雄の意向だからである。この人物、元は共産党員で戦後転向し、下ネタ政界裏話を梃子に自民党にすり寄り、ジャーナリストとしては何にも実績ないのに、権謀術策を使ってライバルを蹴落として読売新聞を乗っ取ったとんでもない天一坊である。人間としてはクズであり、こんなクズジジイを主筆に戴く読売新聞こそ、クズ新聞である。
 しかし不思議なことは、高村は何故こんな誰でも直ぐに判る嘘を平気でつくのか?彼は東大法学部卒である。東大法学部は国家中枢の官僚を養成する場所。では官僚がまず学ぶのは何か?というと、それは「嘘のつき方」である。何か問題が起こった時、いかにもまともで論理性のオブラートを被せ、しかし中身は真っ赤な嘘を作ることが、官僚の出世技術である。小さいことを大げさに騒ぎ立てたり、逆に大事なことを矮小化して世間の目をそらすのも重要な技術である。それを教えるのが東大法学部と思えば、事の次第はよく分る。よくテレビに出てくる西部遷の様に、複雑怪奇なレトリックを弄するが、何を言っているのかさっぱり分からないのも、東大法学部の特徴である。
 高村の妄言もこの手のものかもしれないが、あまりにもレベルが低すぎる。中学三年並みだ。
 ただこの嘘も効果があるのは、アベ一驚体制が続く限り。最近の自民党内の状況は、必ずしもそうではない。まず石破のアベ三選批判発言、次に先日紹介した中谷元の首相批判発言。同じく岸田や麻生も自派を固めようとしている。更にアベが頼りにしまくっている霞が関官僚からも、前川擁護の動きが出ている。盤石と思えていた、アベ政権の足元が揺らぎだしているのである。
(17/06/06)

 自民党が与謝野馨の復党を承認しましたが、ワタクシが不思議に思うのは、何故こんな化石のような人間の復党を求めるのか?ということです。只の数合わせなら人を馬鹿にした話だし、与謝野にしても今更よりを戻してくれ、というのも情けない話だ。最早齢80数才、政界でうろうろせずにさっさとあの世に行くべきだ。同じことは100才にもなる生きた化石こと中曽根康弘にも言える。こういう年寄りからは、空気税を取るべきだ。
 こういう人間は元官僚政治家に多い。この世に対する執着心が異常に強く、そのため死んでも仏教でいう六道に落ちることも出来ず、天狗道に落ちる。そして永遠にこの世をさまよい、災いを流し続けるのである。その原因は、人並外れた自信とプライドの高さ、それと嫉妬心である。しかし、釈迦はそのどれも悟りの障害と云っている。
(17/05/01)

 東北復興相の今村が失言で辞任に追い込まれました.第二次アベ内閣でのこのポストをよく見てみると、初代の根本は福島だが、次は竹下(島根)、高木(福井)、今村(福岡)と、官軍ばかり。あたかも戊辰戦争での薩長官軍東北進駐のようだ。この辺りに、今のアベ内閣に今も官軍意識があるのではないか、と疑われるのである。なお筆者の本籍は伊勢桑名。れっきとした賊軍。
(17/04/26)

 最近民進党議員、特に東京都議員の離党が続いています。彼らは共産党との共闘が嫌だとか、色々理屈を並べていますが、実態は7月東京都議選での生き残り戦術。小池新党への合流を図る狙いは顕か。民進党特に旧民社党系議員は、地方の商工会とか中小企業組織からトコロテンで上がってきた連中、自民党とは殆ど差はない。
 7月都議選は、間違いなく豊洲問題を軸に展開する。一方都議会民進党は従来、自民と足並みを合わせ豊洲移転に賛成してきた。ところが昨年不意に誕生した小池知事は、なんとなく築地再開発を仄めかす風情。80%近い小池支持率をみれば、これまでのいきさつは抜きにして、小池に合流しようというのだろう。責任は党中央、特に落下傘にも近い蓮舫に押し付けておけばわが身は安泰、というわけだ。
 理念も何もなく、既得権だけを確保し、これまでの仲間・支持者を裏切る。これ、日本人の最も醜い処世術である。これを寝返りという。例えば、関ケ原での小早川隆景、鳥羽伏見の戦いでいきなり幕府軍を裏切った藤堂氏などである。彼らはその後、裏切りもの呼ばわりされて、世間から見捨てられた。
(17/04/17)

 昨日BS8プライムニュース。テーマはトランプ政権下での東アジア安保。ゲストスピーカーは元防衛相の森本ともう一人、対するは民進の辻元(この女蓮舫の後釜を狙っている可能性あり・・・自民もどっちも男はダメだ)。辻元曰く、分からない国(現実には北朝鮮のこと)が、日本に目掛けてミサイルを撃ち込んできたとき、日本海沿岸には、54基の原発がある、大惨事になる、と発言。これに対し森本は、原発に核ミサイルを撃ち込まれても原爆の様にはならない、放射性物質はばら撒かれても核爆発は起こらない、現にアメリカではそういう実験が行われていると反論。
 しかしこれは森本の詭弁である。彼は核分裂と核爆発の違いをわかっていないのか、あるいはごまかしているだけである。核分裂性物質は何処にもある。現に温泉で放射能強度が高いのは、核分裂の所為である。
 確かに日本の原発で使用されている核燃料の濃縮度は数〜10数%だから、これだけでは核爆発は起こらない。しかしそれで大丈夫なわけではない。東電福島第一原発事故のれいでは、まず最初の地震振動では運転停止には成功したが、どうもこの段階で配管系に不具合が生じた。次の津波で送水系が破断し原子炉の冷却に失敗したため、その後の惨事につながったのである。
 そもそも核爆弾は通常爆弾と異なり、目標直撃主義は取らない地域破壊兵器である。原爆の場合、目標点の数100m上空で爆発させる。このとき発生する熱で空気が急膨張し、それが衝撃波を産んで周辺施設を破壊する。又熱線が周辺を焼き尽くす。
 もし原発上空でこのような現象が起これば、原子炉建屋は熱と衝撃波で破壊され、原子炉容器は無事であっても、一次・二次冷却系や発電機を繋ぐ配管系統が破壊されるから、原子炉は冷却できず、暴走をしかねない。これは物理的には原爆と全く同じメカニズムである
 森本はこの辺りのメカニズムが全然分かっておらず、しかも放射性物質の拡散など大したことはないと、たかをくくっておるようだ。こんなボンクラが、今の政権の外交安保政策の顧問をやっているのである。馬鹿馬鹿しくなって直ぐに、チャンネルを切り替えた。
(17/02/08)

 行き当たりばったりと云えば、日本のアベ政権も相当なものだ。年末自民幹事長の二階が、いきなり糸魚川火災復旧に国費投入を言い出した。この火災を災害と認定し、更に激甚指定して、住民負担をなくすというもの。一見善政の様に見えるが、この措置は、国民の中に著しい不公平・不平等感を与えるもので、政治家がとってはならない行為である。これをポピュリズムと云う。果たしてその裏は何か?
 果たしてこの火災、災害と云えるのか?災害とは地震とか洪水とか、原因が個人の仕業と特定できない災厄現象を指す。糸魚川火災原因は、中華料理屋の火の不始末と明らかになっている。又激甚とするには面積も少なく、死者も出ていない。従来の指定基準に照らしても無理がある。前代未聞である.。
 二階発言の狙いは次の総選挙での票確保。一部マスコミでは、次では自民は87議席減という予測まで出ている。これはカジノ法に関連して、公明が自民との連立解消、そこまでいかなくとも選挙協力ナシを仄めかしたからだ。更に小池が何かを狙ってくる可能性も大。
 この際幹事長としては、何でも利用できるものは利用する。票を税金で買っていると批判されても、背に腹はかえられない、てなところだ。かくして、自民アベ政権の行き当たりばったり路線・・・・この行き当たりばったりが、いずれ国民分裂を誘い、混乱を招く・・・は今年も続くのである。
 ところで、かつて東京の金で地方は潤っていると発言し、政府予算の東京集中を誘った人、その人に票を挙げた人たちはどう思っているのでしょうか?
(17/01/01)

 サンケイや東洋経済の必死の妨害工作にも関わらず、民進党代表戦に蓮舫圧勝。政治家に国籍など関係はないのだ。
(16/09/15)

 民進党蓮舫の二重国籍問題について、一部の保守系メデイア(例えばサンケイとか東洋経済新聞)が騒いでいますが、何故騒ぐのか理解できない。仮に蓮舫が二重国籍であったとしてもそれを阻害する法的根拠はない。かつて地方自治法に国籍条項はあったがこれは既に廃止されている。
 そもそも国籍と能力にはなんら関係はない。国政を能力ある外国人に委ねることは、かつてユーラシアでは極く普通のシステムである。三銃士で有名な宰相マザランはイタリア人だった。オスマントルコやモンゴルでは宰相はギリシア人やペルシア人果てはユダヤ人も普通だった。ドイツ第二帝国最後の首相ベートマン・ホルヴェーグはユダヤ人だった。それどころか外国人を国王や皇帝に担ぐことも当たり前。ロシア啓蒙君主で有名なエカテリーナUはドイツ人で、ドイツ人の愛人と共謀して、夫の皇帝を毒殺したという噂がある。とすれば二人の間にできた子が皇帝になれば、その後のロシア皇帝はみんなドイツ人かドイツ系になってしまう。しかし、当のロシア人はその点になんの反感も抱いていない。
 日本でも古代社会で実際に政治をうごかしたのは、蘇我氏・藤原氏・小野氏等みんな渡来系。何故か?3〜5世紀にかけて、北東アジアの政治状況が激変した。これは朝鮮半島の動乱がきっかけである。ところが、それまでの日本政府には、この種の政治変化に対応する経験・能力がなかった。そのため、これら渡来系氏族に政治を頼らざるを得なくなったのである。そしてこれら渡来系氏族も、その後みんなヤマト化してしまった。
 つまりトップが何国人だろうが・・・やるべきことをやってくれれば・・・一般国民は気にしないのである。シャープのホンファイ買収が決定したとき、シャープ経営陣の何人かが他社に移動した。それを日本マスコミは優秀な人材流出と評したが、ホンファイ会長は「ろくでなしが出てiいってやれやれ」とうそぶいた。筆者はそれが本当だと思う。かつてのシャープ経営陣は無能で役立たずだったのだ。
 このように政治や経営トップというものは国籍を超えて移動するのが当たり前。それを国籍問題に持って行ったのはナチだったなのだ。つまりサンケイとか東洋経済新報は現代のナチジャーナリズムである。
(16/09/08)

 【北朝鮮労働党化する日本自民党】。今年の三月ごろか、丁度捕鯨船が出港するときに、アベは選挙区の下関の講演で「4年後の東京オリンピックの時も山口県から首相を」と表明した。似たようなことは、以前からちょくちょく口にしている。自民総裁任期延期論は、そのころから漏れ出ていたのだが、先の参院選の後、総務会長の二階が初めて前向きに 取り上げた。その二階を先の党人事で幹事長に抜擢した。誰が考えても、これは総裁任期延期のための自民党則改正の地ならし。
 現在の自民党勢力地図は、かつての派閥均衡型と違って細田派の一強多弱。又国会議員も2/3は09年政権交代以後、の若手中心。その大部分は二世三世議員だ。だから自前の選挙を戦えない。結局はアベ頼みとなる。一方、二階俊博というのは、あのイタチのような顔つきから見て、党内・世間の空気の匂いをいち早くかぎつけ、それに姿勢を合わせる典型的オポチュニスト。両者が組めば、アベの任期延長は、余ほどのことがない限り、まちがいない。それを読んで、アベは年初来着々と布石をうってきたのである。これが進み、いずれ党内から「アベを終身総裁に推戴」なんて声が出るのを期待しているのだ。これこそ日本自由民主党が北朝鮮労働党化する所以。
 これに一人立ち向かうのが石破。本来谷垣派や岸田派もこれに合流すべきなのだが、何を恐れてか曖昧態度。アベからの禅譲を狙っているのか?それなら只のアホだ。長州人は握った権力は手放さない。
(16/08/28)

 民主岡田が小池と会談したニュースがネットに登場。サブタイトルに新党結成もか?とある。参院選以来、岡田の言動には不可解なことが多すぎた。参院選での民共共闘はうまくいかなかったところもあったが、うまくいったところもあったので、ぎりぎり合格点。
 ところが次の都知事選で躓いた。都議会での舛添の状態を見れば早期辞任は必至。急いで都知事候補の選定に入らなくてはならないのに、都連も党本部も知らん顔で他人事、自公にまかせっきりだ。そこに舛添辞任表明・小池立候補という緊急事態。具体的な選定作業がはじまったのは、やっと公示1週間前だ。そして古賀に固まりかけ、公示前日のテレビ番組では、都連会長の松原が古賀で決まりと断言していたところに、いきなり党本部から鳥越で決定とうテロップ。
 何でもいきなり鳥越から直接岡田に電話があったらしいが、こんなことをいきなり党のトップに電話する鳥越のセンスもセンスだが、それをウンという岡田のセンスも相当のものだ。両者揃って社会人の常識に欠ける。おまけに投票前日に、9月代表選に出馬しない、と戦う前からの敗北宣言。これは都知事敗北の責任を取りたくないという意思表示だろう。
 この結果、民主党の都組織はがたがたになり、潜在民進支持層も鳥後を見捨ててしまった。無論直前で出た、週刊文春の鳥越女性凌辱報道は、明らかに悪意のある選挙妨害である。週刊文春や親会社の文芸春秋などのヤクザ・エタマスコミは廃刊に追い込んだほうが、国家・国民のためになる。それは別として、参院選で稼いだつもりの400万票を、たった100万票に減らしたのも、党首岡田のフラフラ腰が原因である。
 一体全体、岡田はどんなつもりで悪女小池に会うつもりなのか?岡田のフラフラ腰で、この女狐に太刀打ちできると思いますか?
(16/08/11
)

 昨日発表の政府4緊急経済対策。相変わらず何の思想も哲学も無い、現状維持のばらまき政策。次の衆院選まで支持率を繋ぎ止めようという算段だろう。中で一番頭にきたのが「低所得者向け1.5万円給付金」。低所得者とは誰か?要するに住民税を払っていないか、所得をごまかしている連中。しかもそれは創価学会=公明党支持者とか、農民=自民党支持者と被るのである。そしてそれを負担するのは、我々中間所得者層。税金を払っているものから、金をむしり取って税金を払っていないものにばらまく。これが自公野合政権の経済政策なのである。
 こんな中途半端な給付金が景気浮揚につながると思いますか?どっち道、パチンコとか競輪・競馬などのギャンブルに消えるだけ。あぶくのようなものだ。儲けるのは、パチンコ業界(これ結構学会員が多いのだ)、とか裏の闇経済と暴力団だけ。もっとも暴力団は自民右翼と底でつながっているから、これがトップに還流する可能性もある。その他、効果があるのは公明山口の首つなぎ。その証拠に、昨日公明党大会で、山口の代表就任が無投票で決められた。
 そもそも低所得者向け給付金は、消費税増税を前提にした政策。増税を延期した以上、給付金はその政策的根拠を失う。それにも関わらずこんな政策を打ち出すのは、まずは東京都知事選対策、その次が上に述べた次の衆院選対策・・・つまり公明支持層を自民に引き寄せるため・・・にすぎない。政治と宗教の堕落、ここに極まれりだ。
(16/07/28)

 参院選で自公連合は圧勝したが、それほど安心してよいわけではない。沖縄・福島で現職大臣が落選したのもそうだが、まだ自公改憲派と野党統一派との得票数は明らかになっていない。さらに昨日鹿児島知事選で野党統一で脱原発の三反薗が当選した。保守王国鹿児島で、自公候補が敗れるとは以ての外。更にこれが東京に影響すればどうなるか?鳥越は当然脱原発、小池は推進、増田はあいまいといったところだろう。最近首都圏で頻発するM5級の地震・・・3.11東北太平洋地震の余震なのか?それとも新たな活動なのか?・・・がどう投票心理に影響するかも無視できない。
 ここで東京も落とせば、今の自民党執行部の求心力は一気に低下する。幹事長の谷垣は負傷入院中・・・アベはしめしめと思っているだろう。何故なら重傷で入院しているのに見舞いにも行っていない。ここで直ぐに見舞いに駆けつければ、確実に谷垣を自分のものに出来たのに。角栄だったら間違いなくそうしている・・・で、執行部はバラバラ。東京都知事選結果は、単に一地方自治体だけのものではなく、国政にも影響を及ぼすのである。
(16/07/21)

 東京都知事選候補について、昨日夜、民進松原は「党は古賀茂明」擁立で一致したと断言。ところが一夜明けると、野党統一候補として鳥越俊太郎で決定。一体何があったのでしょうか?
 それはともかく、参院選結果などから考えると、今のところの筆者の読みは
  鳥越・・・・・〇
  小池・・・・・Δ
  増田・・・・・×
 というところか?
 増田は都庁官僚や都議会受けはよいが、投票するのは都民。元岩手県知事というキャリアが災いするだろう。東京都民のプライドに関しては、岩手県出身者をトップにかつぐのは抵抗感があるのだ。自分たちも十分田舎者だが、関東や南東北出身者には、「岩手県より東京に近い」、という妙な優越感があるのだ。
 小池は自公の支援を受けられないことと、保守層を増田と分け合うというのがハンデ。その点鳥越は、野党共闘がこのまま持続しておれば、漁夫の利を得られる。
 なお現代の選挙では、知名度もあるが、中年女へのセックスアピール度がポイント。橋したや小泉が何故受けるかというと、あの笑い顔と突然の攻撃的演説、このギャップが、閉経した中年女性の子宮を刺激するのである。
 その点、小池は中年女性の反発を受けやすい。増田はアピール度がない。鳥越は甘いマスクと優しい低音で、橋したや小泉とは違う意味での対中年女性アピール性を持っているのである。
(16/07/12)

 小池百合子出馬で都知事選自民は分裂模様。場合によっては除名処分もあり得る。筆者が不思議に思うのは、何故アベ官邸が小池を見限り対決姿勢を選んだか、である。舛添問題が泥沼化した4月頃には、自民党は次期候補選定作業に着手しておかなければならなかった。舛添辞任が秒読み態勢に入った先月中旬には、候補を決定しておかなければならない。それを衆院絶対多数に胡坐をかいて、サミットや沖縄問題にかまけてホッタラカシにしていた隙に、小池に先手を取られたのである。これは官房長官の責任である。あの秋田のハゲネズミの所為だ。
 他に候補がなければ、先に手を挙げた人間に乗っかるのも一つの手である。ところがそれもせず、出来もしないこと・・・桜井父の担ぎ出しとか・・・にあれこれ時間を費やしてしまった。これ戦前の日本のやり方にそっくりなのである。何故小池に乗っかるのを拒否したのか?一応党内手続きを踏んでいないとか色々理由をつけているが、本質はアベが小池を嫌っているという、極めて自民党的ドロドロ人間関係工学の結果である。
 小池は当初細川新進党以来小沢にくっつき、その後自由党とか色々あるが、一貫して小沢べったりだった。ところがコイズミ政権下でいきなり自民党に入り、コイズミに可愛がられた。当然その後アベ側近となり、12年総裁選では直前までアベシンパだったが、本選となると、いきなり石破に寝返った。その結果、アベ政権下では要職につけず干されっぱなし。
 何故小池がアベを見限ったのか?いや、アベが小池を見捨てたのか?それはアベの関心が小池ではなく、稲田朋美に移ったからである。アベの目では、小池はコイズミの妾。しかもとうのたった60ババアだ。こんな妾にあれこれ言われたくない。おまけにこれまで男を色々変えておる。こんな女は信用できない。そこで目をつけたのが、以前から関係のあった(ズバリ不倫)稲田。それに比べ稲田はまだ40代のピチピチ。小池にしてみれば、「この小娘ふざけんじゃないわよ」というわけで、両方への当てつけで都知事選立候補。要するに、今回の都知事選は中塾年女の不倫の恋のさや当てというわけだ。
 なお今回都知事選の影響はこれだけにとどまりません。元々官房長官の菅と、幹事長の谷垣とはそりが合わない。谷垣はどちらかと云えば、調整型だが、菅はボスの力をかさに着て独断専行が目に余る。そう思っている自民党幹部は少なからずいる。もし、この選挙の結果で、自民党が一敗地に塗れることがあれば、たちまち菅VS谷垣の対立が顕かになる。それに石破が介入してくりと、自民党内はシッチャカメッチャカ。とても東京オリンピックどころではない。
 ああ、呪われた東京五輪
(16/07/06)

 小池百合子が「自民の支持がなくても我が道を行く」と宣言。これに対し自民は中央も都連も有効な手を打てず、一部議員には元岩手県知事の増田寛也を押す動きまででてきた。増田は元々民進が推してきた人物。この期に及んで増田とは、自民得意の抱き着き作戦か。それとも抱き着きだけでは手緩いから横取りに出たか。もしこういう状態で都知事選に突入すれば、自民都議や支持者のかなりの部分が小池に流れる可能性がある。野党とすれば無理に候補者を立てず、高みの見物を決め込む手もある。
 何故こんな混乱を生じたのか?直接の原因は、自民と官邸が舛添問題の解決を、自分ではなく世間・・・というよりテレビはじめメデイア・・・の流れに委ねたことである。実際今のアベ内閣程、メデイアの動きに過敏な内閣は見たことがない。消費税でも沖縄問題でも、解決を先送りするのは、メデイアの反発を恐れているからである。アベはコイズミ内閣で官房長官や幹事長をやって、メデイアの力を目にしたのだろう。メデイアというものは味方につけると利用価値は大きいが、敵に回すと大変だ、ということである。
 それはさておき、今の段階になって、党と都連が一致して推せる候補がいないということは、余程自民に人材がいないということだ。人材不足の原因は、彼の師匠のコイズミ純一郎が、経世会憎しで派閥を潰しまくったこと、その後政権交代で多くのテラン議員が党を去ったこと。その結果、今の自民党はアベ一強他弱体制になった。
 キャリアに乏しい新人議員は、常にボス・・・昔は派閥の親分だったが、今はアベオンリー・・・の顔をうかがうばかりで何もできない。その証拠が、今回参院選対策で、90才というご老体(野中広務)のお出ましを願わなくてはならないという恥さらし。おまけに野中はアベの敵対派閥の総帥だった。そして都知事候補すら立てられないという非常事態となってしまった。
(16/07/02)

 アベは民進岡田の党首討論要求を拒否し、公開質問状にも回答拒否。何故か?今回のイギリスEU離脱が、相当こたえたのではあるまいか?誰がみてもこのままでいけば、アベノミクスは崩壊。こんな非常時に、おまけに参院選も控えているのに、うっかり野党の挑発に乗るわけにはいかない。ボクちゃん強い相手は苦手なんだよ。菅君が云う通り、今は守りの一手、てなところが本心だろう。
 やっぱり選挙が怖いのだ。自民独自の世論調査や他の調査でも、衆院選で出てくる数字は自民マイナスばかり。参院で勝っても衆院で負けては何にもならない。イギリスのボリス・・・ボリスも所詮ボクちゃんだった・・・じゃないが、やばい場面はとにかく逃げる。これを旧陸軍は転進と云った。そのうち与党筋から転進論が出てくるだろう。西にボリスジョンソンという戦場から逃げた司令官がいれば、東にも同じようなのがいる。
(16/07/01)

蓮舫都知事選出馬拒否。まあそういうこともあるかと思っていたら、その通りになった。9月には民進党党首選。これに打って出て、民進党党首となり将来は日本の首相が狙い。都知事などに道草食っている暇はないということか。
 蓮舫首相!これは面白いが、日本人として相当の覚悟を迫られる。蓮舫は台湾出身だが本省人。中国とは相いれない。まずそこから始まるのだ。筆者個人として、今の日中関係をみれば、いい加減な自民党よりは、強固な台湾人を味方にしたほうが良い。
(16/06/18)

 野中広務の自民復党は、私が考えていた沖縄問題解決のような高次元の話ではなく、単に参院選対策という低レベルの話だったらしい。参院比例区に業界団体だけでなく公募制を取り入れたが、これまで応募したのはたったの一人。又業界団体でも勢力低下が著しいのが農業団体。その末端を束ねるのが全国土地改良組合連合会(略して全土連)。そのドンが野中広務ということ。全土連をまとめて集票効果を狙うのが、二階の作戦。
 しかしこういう発想は、かつての守旧自民党そのままのアナクロ作戦。現在、全国の土地改良組合は衰退の一途をたどっている。高槻でもここ数年、幾つかの組合が解散している。その原因は、後継者不足もあるが、都市周辺の急速な市街化で農地がなくなっているのである。それどころかTPPに関連して、政府与党は農業民営化、農協改革を推進しようとしている。これではまともに農業をやろうという人間が減少するのは当然。つまりやっていることが現実と矛盾し、結果として産業のベースが貧困化しているのだ。その上に、90才の老人を呼び出して何をしようとするのでしょうか?
 今の自民党農業部会長は小泉進次郎。典型的都市型議員だ。古い農業団体と感覚が合うわけがない。そこでギクシャクが発生する。それに危機感を抱いた総務会が、老人担ぎ出しに乗り出したのだろう。これは何を意味するかというと、今の自民党の足腰の弱さなのである。12年14年総選挙で、アベ自民党は衆院で圧倒的多数を保持したが、その大部分はアベチルドレンと呼ばれる30〜40代議員。これらの中には、ゲスの宮崎のようなろくでもないのが結構混じっている。更にこれに舛添も加わって今の自民党支持率を「押し下げているのだ。だから、今の自民党は大変な危機状態にあるといってよい。それが長野でのアベとんでも絶叫につながるのである。さて問題は、党執行部の危機感に比べ、一般議員特にアベチルドレンに、まともな危機感はあるのでしょうか?
(16/06/15)

 アベが長野で、今度の参院選は政権選択選になると絶叫。しかし政権の選択はあくまで衆院選で、参院選は無関係。このように、この総理大臣、以前の衆院予算委員会で「首相は立法府の長」だなどと中学社会の試験ですら×になる答弁をやって、後で訂正する始末。
 今回の発言でも国会法の基本すら理解していないことが明らかになった。仮に参院選で敗れても、与党は衆院で圧倒的多数を有しているから政権交代にはなりえない。そもそも政権選択を叫ぶなら、衆参同日選にすべきなのだが、敗北が怖くて衆院選を逃げ出したのである。さすがに偏差値32の成蹊裏口入学だけのことはある。基本的な学力が出来ていない。
 何故この期に及んで政権交代を叫ぶかというと、9年前の第一次安倍内閣での参院選敗北。消えた年金や松岡飲料水問題(これ今度の舛添問題とよく似ている)が引き金となって、参院選で敗北、政権を福田に譲り渡すことになった。その時のトラウマが、未だ残っているのだろう。アベシンパのスキャンダル下に於ける参院選は、彼にとって鬼門なのである。
 ということは、彼の言う政権選択とは、単に自民党内での権力争いだけだ。もし参院選で議席数を減らすようなことがあれば、ポストアベを狙っている石破とか岸田とかノブテルとか、それどころか腹心と思っていた菅までが獅子心中の虫的動きをしかねない。それはヤバイ、何としてでもその動きを阻止せねばならない。長野絶叫はその延長です。
 そして第何次かの自民党三国志の幕開けか?なおこの党、出来た時からこんな揉め事を、飽きもせず繰り返してきたのである。
(16/06/13)

 自民政調の稲田が、2年半後の消費税増税について、党規則を変えることもありうると表明。つまり党規約を変えてでも、アベは自民総裁に居座るということである。アベの公然妾稲田朋美は賛成だろうが、他の議員たちはどうかね?
 これから2年半後、いろいろなことがある。参院選はもうないが、衆院選と統一地方選挙は嫌でもやってくる。党規約改正=現総裁居座りという重要事項を、参院選前という重要局面に、党政調会長という要職にある人物が唐突に出したことに違和感を感じる。それは自民党中央の危機感の欠如、つまり規律の弛緩である。党内アベ独裁体制がこういう空気を生み出したのだる。
 旧大戦でも、前線では連合軍の圧力に大変な危機感があったが、東条独裁体制下・・・アンチ東条派はみんな首になるか、前線にとばされた・・・の陸軍中央では、それは全く無視され、平時と同じ相変わらずの危機感なし官僚統制が行われて、結局は国を破滅させた。
(16/06/06)

 昨日のアベ記者会見。何を言っていたか判りますか?嘘(二枚舌と言い訳と居直りの羅列です。マスコミや政界関係者以外で、あれを最後まで聞いていた人がいたとすると、その忍耐力に関心します。わたくしなど、途中をチョコチョコと聞いただけで、嫌になってチャンネルを変えました。ただ一つ気になったことがある。彼の任期はあと2年だが、消費税再引き上げまで2年半。ということは彼の手消費税再引き上げはできないことになる。この点に関し彼は新しい発想で臨むといっている。つまり現在総裁任期1期3年2期を限度とする自民党規約を改正し、3期目も居座るつもりなのだ。
 その目的は消費税増税の実施などではなく、東京オリンピックに天皇と同じ貴賓席に座るためである。名誉欲の塊、下司長州人の本性が現れた。彼の演説には、必ず後で尻尾をつかまれても逃げ切れるレトリックが仕込まれている。まさに長州のイタチである。誰がコーチをしているのか?おそらく秋田の禿ネズミ官房長官だろう。イタチとネズミがコンビを組んで、日本の財産を食い荒らしているのだ。
 消費増税延期で当然国の税収は減る。ところが本日は高齢低所得者に対し3万円の給付を発表。それも参院選前だ。増税延期の了承を公明党から貰うための闇取りきは明らか。こういうのをヘリコプターマネー(俗にヘリマネ)という。ヘリマネの問題は、強い習慣性をもつことである。権力者にとって覚醒剤のようなもの。ローマ帝国もこのヘリマネ、つまりパンとサーカスで滅んだ。パンがさしずめ今回のような給付金、サーカスが東京オリンピックである。
 諸悪の根源は公明党=創価学会である。最近山口も段々人相が悪くなってきた。この党の経済政策にはろくなものがない。例えばかつて全く効果がなかった地域振興券とか、今回の軽減税率とか。世間受けを狙った田舎芝居のレベルである。こういう公明マネーが何処へいったかというと、パチンコや競輪・競馬。そこで儲けるのがヤクザ暴力団。つまりこういう裏社会と自民・公明が裏でくっついているのである。あの山口という代表が諸悪の根源。あんな屑野郎は叩き潰してごみ溜めに捨てたほうが、世のため、人のためだ。
(16/06/02)

 日本人の感性の中に「潔さ」というものがある。例えばある嫌疑を受けたとき、あっさり罪を認め謝ってしまうと、「あれは潔い」と逆に、罪が軽くなったり評価が上がることがある。罪のロンダリングである。逆にこれは無実であると否認すれば、「あれは強情な奴だ」と罪が重くなってしまうことがある。どちらも講談やテレビ時代劇の影響である。
 前者の典型が甘利前経産相。千葉県のUR道路工事に絡む金銭授与問題で、発覚後1週間で突然辞任。世間はこれを「潔い」ともてはやした。典型的罪のロンダリングだ。甘利の辞任が次の選挙対策であることは顕か。どのみち菅あたりの筋書きだろう。
 一方後者の典型が、STAP細胞問題での小保方晴子である。彼女はES細胞窃盗という嫌疑を掛けられ警察の取調べまで受けている。しかし嫌疑は立証できず無罪放免だ。しかし世間はこの事実に目もくれず、小保方を魔女呼ばわりしている。このように無実を主張することは、逆に世間の反感を買い、更にはいじめや冤罪を産む原因になるのである。
 さて、世間が「潔い」とした甘利事務所と、その関連先に昨日地検の捜査が入りました。全く「潔く」なかったのである。今回の事件の背景にあるのは、以前筆者が指摘したとおり、今後URによる都市再開発事業で発生する解体や産廃処理利権があるのは顕か。さて検察がこの点について何処まで迫れるか、見てのお楽しみ。なお、捜査が甘利の身辺・・・つまり政権中枢・・・に及べば、法務大臣による指揮権発動もあり得る。さて、今のアベ内閣の法務大臣は誰でしたっけ?皆さん知っていますか?
(16/04/09)

 民進の山尾議員の政治活動費から400ン10万のガソリン代が見つかった。地球5周分らしい。この報告書を作成したのは公設秘書。甘利の時も業者と交渉していたのは公設秘書。この秘書は350万ばかりを着服していた。だから今回の山尾の秘書も、同じようにン100万ぐらいネコババしていた可能性もある。議員こそいい面の皮だ。
 甘利の件といい、国会をサボった上西小百合と私的宿泊をしていた秘書といい、最近の議員秘書の質的低下は目に余るものがある。小渕優子の場合は秘書ではないが、地元の後援会長。これはいわば地元での私設秘書で、事実上全秘書を統括する役割だ。
 議員の質が低下したから議員秘書の質が低下したのか、それともその逆か?或いは国民の質が低下したから、みんな一緒に低下したのか?「赤信号みんなで渡れば怖くない」的現象も考えられる。
 特に公設秘書はその経費は税金から支払われるから、ほおって置くわけにはいかない。これは公設秘書採用基準に問題があるのだろう。秘書互助会でもあるのではないか?
 なお、山尾だけでなく、官房長官の菅も地球5周分のガソリン代疑惑があるらしいから、自民党も偉そうなことはいえない。他にも一杯地球を回っている議員がいるはずだ。従って、この件はお互い痛み分けでウヤムヤ。
(16/04/07)

昨日BSフジプライムニュース。メインスピーカーは民進辻元に対し自民片山。女の対決だ。ここで片山が出してきた自民参院選公約10項目を見ると、その半分位が野党の主張とダブっている。つまりパクリ、丸呑みである。これは参院選の争点を誤魔化すためと、公明との連立を維持するための苦肉の策。
 こういう野党要求丸呑み路線は、小渕内閣末期とそっくりだ。小渕はその後死んでしまったが、結局は経世会の分裂を誘い、小泉無責任内閣を作ったのである。ということは、この後アベが心臓発作で急死(ステロイドの過剰投与)し、清和会が分裂し、再びその場しのぎの無責任内閣が出きるということだ。
 さてこの論争で吃驚したのが、キヨミの分配論に対しさつきが、「それは社会主義的ですねえ」という一言。今時左翼でも社会主義なんという言葉は使わない。驚くべきアナクロである。この女、東大紛争のとき、全共闘のアジビラをせっせと書いていたらしい。60年代米ソ対立が染み付いているのである。東大全共闘というのは、思想もなければテーゼもない、.ただマスコミが祭り上げただけ。,基本的に保守で、計算高いだけがとりえ。だからみんな役人になってしまった。さつきもその内の一人。上に挙げた言葉からいえることは、この女全共闘から何にも変っていない、只のアナクロ保守、体制べったり主義だということ、いかにも東大法学部的だ。
(16/04/05)

 古代ローマの大弁舌家キケロは、護民官選挙に立候補するにあたり、弟に相談したところ、弟いわく「とにかく何でも約束しろ、誰とでも握手しろ(その内みんな忘れてしまう)」と云ったそうだ。又エスキリストは右の頬を打たれれば左の頬をむけよ、と云った。我が日本国総理大臣アベ晋三は、今当にその境地に達したようだ。
 昨年はアメリカ大使館に「いい加減にしろ」と尻を叩かれると、いきなりアメリカで安保法案成立を誓う。今年に入ってツイッターで「保育園落ちた」とつぶやかれると、慌てて「保育園を増設します」と口約束。しかし内容は未認可保育園を増やすだけ。その実施は地方自治体に丸投げ。
 国会で民主から「現行奨学金は事実上の教育ローンだ」と追求されると、「給付型奨学金を創設します」。実態は現行の貸付型はそのまま残して、別に給付型をくっつけるだけ。どれだけの学生がこの恩恵に預かれるのか?その最たるものが消費税問題。アメリカからノーベル賞学者・・・態の良いよい家庭教師だ・・・2名を招いてのご高説拝聴セレモニー。この二人が何を云うかは、来る前から判っている。二人は日本政府から大枚の謝礼を貰って大喜びだろうが、その原資は我々の税金だ。二人とも「ジャップは甘い」とほくそ笑んだろう。
 要するに支持母体の経済界から、いま消費税を上げてはヤバイ、或いは自民党筋からこれでは参院選は持たない、と云われたので延期するためのアリバイ作り。根本問題の解決を遅らせ、その場しのぎで済ますのを我国では「泥縄」と言う。原義は中国にある。
 今のアベ政権が陥っているのは、当にその泥縄である。原因は5月サミットと7月参院選。ここで少しでも良い点を貰おうと、のたうち廻っているのだ。所詮成蹊裏口入学だけのことはある。普段から勉強してこなかったから、こういう目にあうのだ。
(16/03/30)

 今度は自民党東京の例の大西議員派閥会合で北海道補選応援に関連して、やれ「たかが巫女さんが」とか「巫女を口説いてやろう思った」などトンデモ発言*。早速女性蔑視だとかそういう声が出てくるが、問題はそれだけでは済まない。今夏の選挙に大きく影響する。そもそもこの大西議員、本当に保守なのか、伝統主義者なのか極めて疑わしい。
 古代、巫女とは神に奉仕するもの、神とこの世を繋ぐ霊媒の役割を果たしていた*1ので、地位・格式は極めて高かった。古事記によれば、神武天皇のヤマトに於ける正后ヒメタタライスケヨリヒメは摂津三島氏の王女で、ヤマトの大神神社の巫女としてオオモノヌシノ神に仕えていた。それを天皇が求めて后としたのである*2。巫女の最頂点である伊勢神宮の斎王は、代々皇室から迎えるのが慣わしだ。つまり巫女=神=天皇という図式が伺える。 つまり巫女は、「たかが」で片付けられる存在ではなかった。
 従って大西議員の「たかが巫女が」とか「巫女を口説く*3」という発言は、巫女だけでなく神・天皇も侮辱し、巫女の伝統を著しく損なうものである。昔なら不敬罪で特高に引っ張られかねない犯罪的発言だ。
 さて日本の神道界は、このような大西議員の巫女=神道侮辱発言をどのように受け止めるのだろうか?普通なら自民党に抗議し、本人に謝罪を求めるか、謝罪しなければ次の選挙で自民党支持を拒否するのが筋だろう。

*この件で、早速谷垣が「不適切発言」と釈明記者会見。しかしそれだけでは済まないだろう。例えば大西発言によって、全国で巫女さんバイトや巫女さんパートが居なくなれば、神社はやっていけなくなる。神道政治連盟だって選挙が出来なくなるのだ
*1衷哀天皇の后オキナガタラシヒメ(神宮皇后)は明らかに霊能力者だった。
*2この結婚は、出雲とヤマト間の政略結婚でもあるが、オオモノヌシが物部氏の氏神だったことを考えると、出雲+三島+物部によるヤマト支配の構図が伺える。実は筆者は高槻に引っ越して、10年程でそう思うようになった。
*3なおAV業界には巫女モノというジャンルがある。大西議員はこの手のアダルトビデオを趣味にしていたのではあるまいか?オッサンはどうもそういう顔をしておる。所詮口先だけ只のスケベ爺だ。
(16/03/25)

 自民党参院選目玉候補の乙武洋匡氏に5人の愛人が居たことが判って大騒動。五体は不満足でも、あと一体はそれを補って余りあった、などと不謹慎なことを云うつもりはありませんが・・・男ならみんなそう思っただろう・・・これで自民党参院選目玉の線は消えた。澤穂稀という線もあったらしいが、「なでしこ」があんな負け方をしたのでは澤も選挙どころではないだろうし、第一イメージが悪い。
 衆院京都3区補選では候補をたてられなかったり、このところ自民は選挙以前の候補者擁立問題で躓いてばかりだ。執行部や地方組織に危機感が薄れてきたのではないか?。その理由は過去の 二度の総選挙で野党が壊滅状態になった。そして増えたのがあまり選挙経験のない若手議員。これが今の政権の足を引っ張っているのだが、執行部はどうもそれがよく判っていないようだ。執行部は候補など政見・見識はどうでも良く、イメージで引っ張れば国民はどうにでもなる、と勘違いしているのか?。
 何時までもコイズミ郵政選挙の陰を追い続けていては、たちまち没落だ。
(16/03/24)

 最近政権筋からよく聞こえてくる言葉に「理論的に見れば・・・許される(或いはあり得る)」というのがある。例えば、高市*総務相(と云っても所詮奈良の同和の親分の家系=)の「理論上は放送法に基づく放送局への電波停止処分が出来る」発言。次は日銀黒田の「理論上はマイナス金利には未だ余裕はある」発言。更に昨日参院予算委員会での、内閣法制局長官「理論上は憲法は日本の核兵器使用を禁じていない」発言。こういうのを聞くと、彼ら法文系人間の使う「理論」と、我々理系人間が使う「理論」との間に、相当の乖離があるように思える。
 一番典型的なのは法制局長官答弁である。彼の認識では現憲法には核兵器保有・使用を禁止する条文がないから、何をやっても構わないのが理論ということだ。高市・黒田の認識も同じようなものである。彼等の云う理論とは、法律に書かれていないことは、何でも出来るということで、これは殆どヤクザの言いがかりのようなものだ。
 しかしこれは明らかに間違いである。我々理系人間の言う理論とは、その前の物理法則に則って、現在の状況を説明したり、将来を予測する手段なのである。当然ながら何でもありではない。一つの理論を「作ろうと思えば、前の理論を否定しなくてはならない。そのためには途方も内時間と労力が必要である。ガリレオに代表される地動論者がアリストテレスの天動論を覆すに要した時間はおおよそ1700年である。
 上に挙げた三名がそれほどの努力を払っているとは、到底おもえない。只の思いつきである。思い付きをを理論というのは、学問に対する大変な侮辱・冒涜である。
*今メデイアで話題になっているのは、二股三股を欠けるゲス男。ところがこの女、かつては政界で二股三股をかけていたのだ。小沢一郎まで色目を使ったゲス女なのだ。
(16/03/19)

 民主党と「維新の会」が一緒になって、新党名が「民進党」。昔に帰って「民権党」の方が良かったような気もするが、公募だから仕方がない。これに自民副総裁の高村が噛み付いて「党名を公募にするとはポピュリズムだ!」と批判。ところが肝心の「自由民主党」自身が公募だったことが判って逆効果。
 なんでこの副総裁は、ここまでアホなんでしょう?昨年の安保法案のときは、ホルムズ海峡が封鎖されると北海道で凍死者が出る、などと子供だましのおとぎ話レベルナンセンスをマジメな顔でテレビで喋るのだから、無知・不勉強極まれり。政治家として30点。落第だ。
 その馬脚が現れたのが、今回公募党名問題。アベもこんな変な爺さんを抱えていては頭が痛いだろう。なお変なのは爺さんだけでなく、若いものにも一杯いる。これは自分の身の不徳。
(16/03/15)

 自民はとうとう京都三区補欠選は不戦敗を選択。要するに候補を立てられないということだ。以前自民京都府連はシンクロの奥野を立てるという噂があったが、奥野に断られたのだろう。奥野にしてもうっかり自民の口車に乗ると、やれゲスの後釜だ、と何を云われるか判らない。こんなことで勝てるわけがない。将来シンクロ協会強化委員から更に協会理事辺りを狙っているのだから、ゲス議員の所為でキャリアに傷をつけるわけに行かない。そういうことも判らないのが田舎者の田舎者たる由縁。もっとも京都三区と言うのが何処を指すのかよく知らないが。
(16/02/29)

 昨日BSフジプライム。テーマは軽減税率。ゲストスピーカーは自民税調vs民主党。面白いのは二人とも大蔵省OBで主税局出身ということ。税金のプロ中のプロというわけだ。自民が先輩だが、後輩の民主も負けていない。この辺りが、さすが東大だ、という気がした。プライドが高いのである。
 さて問題は軽減税率の線引き問題。民主古山の突っ込みに対し、自民税調は防戦一方。結局答えに窮し最期は「国民の皆様から様々なご意見・問題点の指摘を頂き、政策に反映させたい」と答えにならない言い訳で逃げる。要するに、誰も何も判っていないということを暴露しただけだ。この番組を見ていた一般国民は、軽減税率の実態を理解出来たでしょうか?おりしも前日の衆院予算委員会で麻生は「現場では混乱が生じると予想される・・・国民はそのつもりで覚悟していただきたい」とトンデモ答弁。
 そもそも軽減税率は一昨年衆院選で、公明の支援を受けるために自民が受け入れた妥協の結果。理念も何もない、選挙のための野合の産物である。そんなもののために、何で国民が覚悟しなくてはならないのだ?なんとなく本土決戦のための大本営発表のような気がする。
16/02/18)

 民主党が甘利秘書とURとのやり取りを録音したテープを公開すると、途端に甘利は一ヶ月の入院。これ昔よく使われた手なのである。そういう点で今のアベ官邸のやる手は古臭い。官房長官があの秋田のハゲネズミだから仕方はないが。
 このテープの最大の問題は、20数億の補償金請託疑惑である。これが秘書Kの一存か、甘利の意向を受けたものかが問われる。この秘書が一体何者なのかがよく判らない。当初の報道では公設の政策秘書だということだった。この場合彼は国家公務員である。それが議員の口利きに関与したとなれば、現在の公設秘書制度そのものがひっくり返ってしまう。この制度は小沢政治改革の一環だったが、結局は全く自民党の食い物になってしまっただけという皮肉な結果になってしまった。
(16/02/16)

釈明記者会見が始まってから1時間で大臣辞任、新大臣発表。20日に問題が発覚して一週間、色々対策を練っていたのでしょう。しかし秘書の行動の説明が出来なくて・・・他にもややこしい話があって・・・今回の決定。甘利は平成13年〜14年かけての700万円についてのみ説明している。この中でも非常にややこしい処理をしており、俄かに信用できないが、マスコミに出ている数字は1200万。残り500万は何処へ行ったのか?また、何故甘利はあっさり辞任を表明したのか?
 一部の金の動きは既にマスコミで報道されているが、以下筆者独自の視点でこの問題を眺めてみる。
1)千葉県S社とは何者か?
 問題の始まりはこの会社からだ。報道では建設会社と云われているが、前後から見るとこの会社は産廃業者だ。産廃業者は解体業者と背中合わせ。両者を合わせて環境業と呼ぶ・・・所謂人権団体とは紙一重。実はこの業界は、右翼・暴力団と係わりが深いのだ。この分野は同和関連の中核産業。同和団体は、かつては社会党左派の実力行動部隊だったが、同和対策特別措置が廃止されたこと、社会党の分裂で左派からは利権が得られなくなった。そこで方針転換、保守・民族路線への回帰。今の反在日ヘイトスピーチをやっているのは、みんなこの連中だ。そして、同和ー右翼・暴力団ー環境業の密接な関係が生まれたのである。
 本日毎日新聞朝刊では、S社と千葉県・URTの仲介に都内右翼団体が介在したといわれる。S社は右翼と深い繋がりがあったのだろう。
2)行方不明の800万
 現在行方不明になっている金は、秘書Aが使い込んだとされる300万と、S社が提供したとする1200万との差額500万と合わせて800万である。秘書Aが一人で300万を一年で使い込んだというのも信じがたいが、残りの500万は更に理解不能。300万はおそらく仲介の右翼への手数料。残り500万はおそらく甘利本人か系列新人議員の選挙費用。14年暮れには、アベの気まぐれでやらなくてよい衆院選をやってしまった。新人議員は大変な負担だったのだ。
3)S社の狙い
 S社は当初、千葉県・URに対し5億の補償を要求したが、結局2億数千万で折り合いがついた。しかしこの過程で、甘利事務所とURとの間で12回もの会合・話し合いが行われた。これは異常な数字である。甘利側からURへ非常に強いプレッシャーがあったとしか考えられないが、それはさておき、その背景を考えてみよう。
 現在URは古い団地や集合住宅を解体・統合して、新しい住居環境を作ろうとしている。そこで発生するのが莫大な解体・産廃処理利権である。S社はおそらくこの事業に参入したくて甘利事務所を利用しようとしたのが本音だろう。
 産廃事業は国交省所管ではなく、経産省所管。URの所管は国交省だが、甘利は経産省畑。領分が違うと思うだろうが、産廃処理業は経産の領分。甘利の守備範囲と重なるのである。そう考えれば甘利側のURへの執拗な要求はあり得るのである。
4)結論
 1200万円の工作資金で、S社がURの指名業者になれたかどうかは判らない。しかし甘利があっさり大臣辞職を決めたのには、次の二つの理由が考えられる。
(1)秘書が行った資金ロンダリング工作に不備があり、公の場での説明に困難をきたしたこと・・・甘利にしてみればこのバカたれと云いたいだろう。
(2)この過程で現れてきた右翼団体。これは当然暴力団との関係を疑われる。そもそも依頼主のS社だって同類だ。これは今の世界政治家にとって致命傷だ。
(16/01/29)

 本日17時からの甘利記者会見。一週間懸かってあの苦しい弁明では、スタッフの能力が疑われる。要するに2回に渉って100万貰ったのは事実なのだ。問題は後の1000万。それが何処に消えたか、なのだ。中間に誰かが必ずいる。それが行方不明の300万を持ち去った訳だ。右翼かヤクザか、どっちみちその辺だろう。
 甘利の説明が世間に納得されようがされまいが、アベは甘利を続投させる方針。なぜかと言うと、TPPとか中国経済減速というピンチに、甘利に取って替われる人材がいないからである。
 人材不足は経済問題だけではない。例の高木パンテイードロボー大臣もさることながら、沖縄・安保という重要課題に中谷という頭の悪いのを当てなければならないことや、日本の科学技術発展の責任者である文部科学大臣に馳という体育会系を持ってこなくてはならない、などろくなのがいない。
 これは現在の自民党人材不足が原因である。その原因は06年の郵政選挙。これで政策に疎いコイズミチルドレンが大量誕生した。これは09年の政権交替で大部分が居なくなった。しかし政策通のベテランの多くも自民党を離れた。決定的なものは、12年アベ政権の誕生である。ここで又アベチルドレンという有増無増を大量生産。ベテランは命脈を絶たれた。
 06年の第一次アベ内閣は、アベ自身が舞い上がって出来たお友達内閣。閣僚や党幹部を側近で固めた。しかしこのときは自民党内に未だ人材に余裕はあった。だから07年参院選で負けても、とにかく政権は維持できた。しかし現在のアベ政権を見ると、枢要部を側近で固めるという のは変らないが、人材に余裕が感じられない。一種の純血主義で、アベシンパ以外は許さないという風潮が広がり、党や官邸から政策通を排除したためである。
 今の自民党は数だけは圧倒的だが、中身では深刻な人材不足に陥っているのである。
(16/01/28)

 甘利疑惑献金問題について、早速自民高村や稲田が陰謀説を唱えて援護射撃。バックにアベの指示があるのだろう。さて彼ら陰謀説の根拠は、告発者がテープや写真を用意していたことである。善意の陳情なら、そんなことまでしなくて良いだろうという甘えである。確かに昔は何でもナアナアで済んだ。しかし時代は変わっている。ここで注意しなければならないのは、告発者が千葉県の建設業者だということである。
 昭和50年代あたりから公共事業の会計検査が厳しくなって、事業の発注過程は昔のようなナアナアでは済まなくなり、必ず打ち合わせ記録簿が要求されるようになった。更に平成になると、これもテープ・写真記録が当然になった。告発者は建設業者だから、誰かと会合する場合、録音・写真記録は当然と思い込んでいたのだろう。
 そもそも甘利は、資金授受に関して違法性はないと断言している。それなら録音されようが写真に撮られようが構わないから、陰謀説が出てくる余地がない。それにも拘わらず、陰謀説で論点をずらそうというのは、やっぱり後ろめたいことがあるのじゃないかと疑われてしまうのである。
 なお、あの高村という副総裁はもう駄目だ。年で殆ど脳軟化症・認知症状態。さっさとあの世に送ったほうが、本人にも国民のためにもなる。
(16/01/24)

 アベは施政方針演説で20何回も”挑戦”を繰り返したらしい。所詮成蹊裏口入学だから、東大・早稲田で固めている自民党本流には、”挑戦”しかなかったのだ。さて、軽井沢事故を起こしたバス運行会社イーシーピーも、それに発注した企画会社キースツアーも、コイズミ規制緩和で生まれたベンチャー。つまり”挑戦”企業だ。例の福知山線脱線事故を起こしたJR西日本も、規制緩和に乗ってダイヤの限界に”挑戦”してしまった。軽はずみな挑戦が、このような惨事を起こしたのである。
 他にも選挙に”挑戦”して世間の顰蹙をかった、〇〇チルドレンというシロートも大勢いる。いい年した大人が、経験に乏しいシロートを”挑戦だ”と云っておだてるのもいい加減にせよ。
(16/01/23)

 千葉の建設会社はURとのトラブル解決口利きに、甘利側に1200万円を渡したという。URはその事実はないと言う。甘利事務所は曖昧。そもそも問題の発端となったトラブルは解決したのでしょうか?しておれば建設会社がわざわざ週刊文春に告発するわけがない。こういう場合、アベチルドレンのようなチンピラならいざ知らず、甘利ほどのベテラン代議士が直接口利きすることはあり得ない。必ず中間に第三者が居るはずだ。もし本当に1200万払って何も解決出来なかったとすれば、中間がネコババしていたことになる。
 こういう話は、実は昔よくあったのだ。デベロッパーが地元対策費だといって経費を落としたが、実は何にもしていなかった、実は脱税の名目に使われただけという話。山東昭子が建設会社社長を「ゲス」とののしったが、ことと場合によっては、議員本人が名誉毀損で訴えられることがあるから、国会議員は言葉は慎むべきだ。まあ、こんな女、ゲスではなく「ブスの極み」と云ったほうが良いだろう。

 甘利は麻生、菅と並んでアベ内閣を支える三本柱の一本と云われる。その一本にひびが入ったわけだが、筆者はこの中では一番危ないのは官房長官の菅と思っている。彼は高卒で秋田から上京し、明治に夜間で通い、どういうわけか国会議員秘書になった。そして只の秋田のハゲネズミがとうとう国会議員となり、何時の間にか官房長官までなってしまったのである。何故こういうことができたのか?
 彼の特徴は陰のない人間ということだ。陰がないということは、思想・哲学始め自己を明確にする手段を持たない・・・捨てる・・・と言うことである。つまり普段は何処にいるか判らない。しかし肝心なときにはボスの傍にいる。こういう人物は過去にも居た。戦後では、例えば飯島勲、竹下登も角栄健在のときはそうだった。そして瀬島龍三である。彼らの共通点は、人間的には面白くも可笑しくも何にもないことである*。何にも喋らず只そこに居るだけ。しかし情報だけはしっかり握っている。菅はそういうやり方をコイズミ政権時代に飯島から仕込まれたのだろう。こういうタイプの人物の処世は、まずボスに徹底忠誠を尽くすことである。ボスに降りかかる火の粉やゴミを、消してしまう。手段は選ばない。それ以外のことは考えず、自分の影を消してボスの身の回りを守ること。これが出世のポイントだ。
 おそらく今後彼の影の部分に、マスコミの注目が集まるだろう。
*瀬島龍三の著書に「幾山河」というのがある。ある人に読めと云われて読み始めたのだが、2〜3ページで読むのを止めてしまった。何を書いているかと言うと、単に何時何処で何をしたことの羅列である。小学生の夏休みの宿題のようなものだ。これに比べれば、NHKの中学生日記の方がよっぽどマシである。
(16/01/22)

 メキシコで麻薬王グスマンが逮捕されました。この男これまで2度捕まり、その都度脱獄に成功し、シャバでは結構優雅な暮らしをしていた。何故でしょう?彼は麻薬の利益で看守や警官を買収し、貧困者にばら撒きをやっていたからだ。民衆に結構人気があったのだろう。こういうのは古今東西大勢いる。イギリスではロビンフッドや海賊キッド、我国では大盗賊石川五右衛門や日本左衛門或いはネズミ小僧などである。
 バラマキで人気を上げようとするのは何も盗賊だけではない。最も酷いのはギリシアローマ以来政治家である。今国会で審議される28年度予算案の特徴の一つにばら撒きの際立ちがある。例の低所得高齢者向け給付金とか、軽減税率とか法人税減税である。ばら撒きの主な原資は、円安効果にともなう所得税収入だが、このところの中国経済減速・原油価格下落でそれも怪しくなってきた。従ってまたもや金融緩和・・・言い換えれば国債発行を増やし借金を重ねる・・・ことになる。税収が頭打ちになって借金だけが増えれば、日本は当にギリシアとなる。
 なお上に挙げた盗賊の末路はみんな哀れだった。五右衛門は釜揚げ、日本左衛門は打ち首、ネズミ小僧は張り付け獄門。
(16/01/09)

 消費税軽減税率問題が。アベの鶴の一言で決着。それも長い将来を見据えてのことではなく、来年参院選対策のためだ。似たようなことは、今年8月新国立競技場問題であった。これも関係者同士で決着が付かず、結局は総理大臣の裁定を仰ぐというお粗末な話。これもことの本質ではなく、安保法案を巡って低下してきた内閣支持率を上げるための奇策。いかにも長州=チョーセン人らしい、ずる賢さが見える。
 普通の会社なら、新国立問題など課長かせいぜい部長クラスの事案。軽減税率にしても常務レベルで決着をつけるべきものである・・・そもそも外食をどうのこうのという話など、首相がタッチする内容か、と云いたい・・・。それが出来ずにトップが出てくるとは、組織管理職や経営陣の能力が劣化している証拠である。
 何時からこんなことになったのか?一つは橋本行革、更にコイズミ時代の官僚いじめと中間階層を飛び越えたトップダウン政治。しかもそれに対し、マスコミ始め国民みんながやんややんやと声援を送った。政治の水戸黄門化.。つまりポピュリズムである。その結果が大阪の橋した。
 もう一つがインターネットの普及。かつて情報は中間階層が独占していた。しかしネットの普及で情報が大衆化しでもそれに触れることが可能になった。その結果がネット世論の形成である。ネット世論の最大の問題は、その時点での雰囲気に呑まれ、将来に対しては無責任ということである。
 しかし小選挙区制・・・これは三番目の問題・・・では、ネット世論を無視しては選挙に勝てない。かくて政治はひたすら大衆化・・・ポピュリズム化し、かつて国家(企業)のバックボーンを担ってきた中間階層*は社会から排除されることになった。その結果が今の軽減税率のような瑣末な問題まで、総理大臣が出てこなくてはならなくなった理由である。
 しかしこれはほんの一例に過ぎない。今後あらゆる問題に於いて、このようなケースが発生するだろう。トップへの権力の集中は、責任の集中でもある。しかし逆に国民全体では責任の分散でもある。それは政治家・官僚・大衆の無責任化を産み、国家滅亡の原因となる。現在のアベ一極集中政治は当に国家滅亡の兆しである。
*アメリカでもこの問題は深刻で、ヒラリーの主張は、常に中間階層の復権である。それを嫌がるのが共和党保守派、即ちGSのようなマネタリスト。
(15/12/15)

 散々揉めていた軽減税率が、官邸と公明の裏取引で食料品1兆円枠で決着。始めから着地点はある程度決めておくが、いきなりは出さない。観客の反応を見ながら、小出しにしていかにも苦心しているように見せる。フリだけはするが、実質は何もしていない。こういうのをカブキと言うのです。ワタクシに言わせれば、大歌舞伎ではなく只の田舎芝居だが。
 90年代日米構造協議の折にアメリカ側から散々言われた皮肉です。それを今になって再現するのだから、当にアベらしい「日本を取り戻す」だ。またしてもコケにされたのが、内閣と自民党、特に党税調、それから霞ヶ関。本人は一流役者を気取って、最期はオレが決めるんだ、と庶民に善政を施していると思い上がっているのだろうが、足元ではなんとなく、きな臭い臭いがする。
(15/12/11)

 高木パンツドロボー大臣に新たな香典疑惑。あまりにもレベルが低すぎるので、ここで取り上げるのはいささか気が引けましたが、なんとなくこの事件、かつての第一次アベ内閣松岡還元水事件に酷似している感がするのです。
 あの時も松岡は辞任を拒否して、結局自殺に追い込まれた。追い込んだ犯人が、当時の首相アベ晋三であることは明らかです。これが長州のやり方なのです。
 今回も高木は辞任を拒否し続けています。本心かどうか判らない。これが来春通常予算成立のためのスケープゴートだとすれば、彼の運命は決まったようなもの。
(15/12/07)

 福島県議選で自民が過半数に届かず敗北。福島県は元々自民党の金城湯池、しかもアベは総理就任以来、福島詣でを欠かしていない。にもかかわらず今回の結果は何故だ!谷垣は何をやって居るのだ!一つ考えられるのはやっぱりTPP問題。しかし民主党は3議席伸ばしている。元々TPP導入の検討を始めたのは民主党。つまり民主党はTPP派なのである。と言うことでTPPだけでは説明できない。総裁が福島の宿敵長州出身だからか?
(15/11/16)

 来月に迫った大阪府知事・市長ダブル選挙。ギリギリになって自民党本部は、アンチ「おおさか維新」の自民党候補支持を決定したが、なんとなくいやいやしぶしぶ感がある。これはアベが未だに、橋したや松井に未練を持っているからだ。これに引導を渡したのが谷垣というところか。飽くまで橋した・松井に拘れば自民党本部は、大阪の自民党地方組織を敵に廻すことになる。これでは来年の参院選は戦えない。そこでやむなく、てな話だ。
 一方の橋した維新は「いうこと聞かないと、参院選で全国に候補を立てる」と脅すが、こんなもの何の意味もない。「おおさか維新」が物言うのは大阪府下だけ。兵庫県に行けば途端に支持が下がる。まして全国区となれば誰も振り向かない。そもそも「おおさか」というネーミングが悪い。こんなので宮城県で立候補しても嫌われるだけだ。何故アベはこれほど橋したに拘るのでしょうか?お互い朝日嫌いが共通する。
 東北は明治維新時の官軍横暴から、西日本に対してはイメージが悪い。西日本の人間は「維新」という言葉は全国的価値を持っていると思っているが、地域によってはそうでもないのだ。日本は狭いようで広い。
(15/10/31)

 アベが日程緊密を理由に、秋の臨時国会をサボることにしました。日程緊密というのは言い訳で、本音は国会に出たくないから、つまり逃げの一手。臨時国会で懸案問題が一気に噴出す可能性がある。例の安保法案問題はもとより、沖縄辺野古基地問題、TPP問題、マイナンバー疑惑、アベノミクス効果など幾らでもある。なかでも最大はTPP。これに対する農業関係者の反発は激しく、来年の参院選に大きな影響を与えるだろう。
 アベノミクスも化けの皮が剥がれた見方が強くなっている。最近の毎日新聞調査では、一部上場企業の6割強が効果なしと回答。効果あり回答は2割弱だ。経済界からも見放されているのである。政府は3年後GDP600兆円、出生率1.8など景気の良い花火を打ち上げるが、市場は冷淡で全く動かない。既にアベノミクスに見切りをつけているのだろう。
 懸案問題が多ければ、そのための模範解答が多数必要である。これらには一貫した論理が必要である。ところがこれまで店を広げすぎたばかりに、なかなかそれができない。だから臨時国会を開けないのだ。それにも拘わらず本人は暢気にアメリカの空母に乗ってウキウキしている。
 なお、臨時国会を開かないということは、経済界が要望している補正予算を含む実体経済対策はやらない、という意味だ。つまり経済対策は日銀の金融緩和しかない。日本の経済界は、こんな抽象的雲の上の対策を欲しがってはいない。こんなことでは経済界からも見放される。
 ボクチャン逃げたい、と言うのが本音。
(15/10/18)

 政府官邸までユネスコ資金提供停止なんて言い出した(菅のハゲネズミ)。ではアメリカはこの件に対してどう出るか?そもそも南京虐殺事件を最初に世界に報道したのは、アメリカマスコミである。だからアメリカがこの報道を否定するはずがない。一方当時の国民党や共産党は、この事件はなんの言及もしていない。要するにどうでも良かったのである。
 つまりこの問題は元々日本vsアメリカの問題なのだ。だからこの事件を過度に否定すると、アメリカの機嫌を損ねることになる。そもそも南京事件否定論者はアメリカに抗議しなければならない。ところがT政府・自民党始め日本右翼・保守派はこの件になると、みんなだんまりだ。アベ政権はそこまでやれますか?
 戦後このガセネタを誇大化したのは中国共産党。それにみんな踊らされたのである。こういう場合、踊らそうという勢力に反発すれば、相手はそれを利用して、更に煽る。こっちも負けまいと思い更に事態はエスカレートする。つまり、きりが無いのだ。
 ではどうすればよいか?ずばりほおって置けばよい。その内みんな忘れてしまう。忘れさせまいと相手は色々画策するだろうが、いずれ廻りから馬鹿にされるだけだ。南京記念館など中国政府は国民教育のために、学校・職場に見学を強制するだろうが、みずから進んで見に行くものなど誰も居ない。
(15/10/13)

 南京事件の記憶遺産登録で、自民党の二階総務会長が、日本によるユネスコ資金援助を見直すべきだ、と発言。だからワタクシは和歌山県という田舎者が嫌いなのだ。ところが、自民党総務会でもこういう発言が出たらしい。
 二階俊博始め、自民党メンバーは、ユネスコが日本の資金で動いていると勘違いしているらしい。最大の援助国はアメリカ。アメリカとユネスコとの関係も好くはない。だからユネスコ職員には新興国や途上国出身者が増える。そこに目をつけているのが中国なのだ。
 さて二階俊博のような、頭の悪い人間のいうようにしたら日本はどうなるのでしょうか?まずフランスEUスとかユネスコ支援国から反発を受ける。その次にやってくるのは、、日本が資金を引き上げれば中国がその後を埋めにやってくる。それだけではない。ユネスコが登録する世界遺産は記憶遺産だけではない。文化遺産・歴史遺産や自然遺産もそうだ。経済効果から云うと、この三つのほうがはるかに大きい。しかもユネスコは過去の遺産登録取り消し権限ももっている。つまり二階や自民党総務会の云うようにやれば、日本が今後登録申請しようとする各遺産はみんな却下されたり、過去の自然遺産や歴史遺産の登録も取り消されてしまうかもしれない。百害あって一利なしだ。それでよければ、どうぞおやりなさい、ということだ。
 二階や自民党総務会の発言は、国際政治を全く無視し、単に個人感情を発現しただけの低レベルのものなのである。何故こいつ等はここまで頭が悪くなれるのでしょうか?そこで不思議なのは、何故国政政党である自民党がここまで、国際的地域政党に堕落したか、だ。ことの始めはコイズミ純一郎の下らない郵政民営化から始まったのだ。
(15/10/12)

 昨年だか、小渕優子の政治資金問題がばれたとき、BSフジの某番組に例の飯島勲が現れて「・・・こんな透明な政治資金報告書は見たことがない。あらゆる点まで領収書が付いている」とべた誉め。返す刀で「300ページに及ぶ報告書を領収書と照らし合わせて一々チェックできますか?途方もない時間が懸かりますよ」と居直る。それに対しフジ側キャスターは何も言えずフンフンとうなづくばかり。ワタシはそれを見て、この野郎、相手がシロウトと思って嘘ばっかりつきやがって、と思ったのである。
 まず第一は政治資金報告書の項目に全て領収書があるから透明だという嘘である。領収書など後から幾らでもくっ付けられる。問題は資金の流れが、それで全て説明できるかどうかである。出来ないから、優子の資金管理団体責任者の町長はPCのHDを壊したのである。それが逮捕理由となり、今回の有罪判決となった。
 第二は高々300ページの報告書のチェックに、途方もない時間が懸かるという嘘である。この程度の作業なら、慣れた弁護士や税理士なら数時間もあれば出来る。実際、ワタクシはある未払い工事代金請求裁判で、原告側の鑑定人を引き受けたが、原告請求額が妥当かどうかをチェックするために、被告への請求を全部見たことがある。100ページほどの分量だったが、2時間ぐらいで領収書も含め全部チェックが終わった。その間始めからの再チェックもやっている。。中に怪しいのもあって、それを原告の担当者に問い詰めると、「それは黙っといてください」というので、裁判官もアンカー工事にはシロウトだから黙っておいてのである。
 つまり、その道の専門家ならこの程度は大したことはないのである。
 それにしても不思議なのは、自民党の危機になると何故こんな持代遅れの生きた化石、政界ラスプーチンがテレビに登場するのか?フジはサンケイの系列だから、その関係で親会社から押し付けられるというケースは考えられる。しかしフジ・サンケイが保守本流を主張するなら、もう少し人を選ぶべきである。こういうのがウロチョロでかい顔をするから、何時まで経っても日本保守は駄目なのだ。
(15/10/10)

 第三次アベ内閣が発表されましたが、その数何と20人。昔の55年体制時代も段々閣僚の数が増えて26人までなった。これを橋本行革で半分の13人まで減らした。ところが第一次コイズミ内閣以降段々と増えて、第二次アベ内閣ではほぼ今と同じくらいの数になった。これは自民党が掲げる行政合理化とは逆方向である。経済面でのインフレ目標は達成できないが、大臣のインフレだけは確実に進む。
 なぜかと言うとずばり党内事情だ。現在自民党内での大臣待機者はおよそ60人。これを放っておくと党内に人事不満ガスが溜まり、主流派求心力低下のおそれがある。もう一つは党内反主流派の処遇。これを冷遇すれば、同じように反主流運動に繋がる。そうなるよりは内閣に取り込んで、名前だけのポストを与え、懐柔する方がメリットが大きい。虎は野に置くより、檻の中で飼い殺しにしたほうがよい、という長州的陰謀。ドッチミチ秋田のハゲネズミこと菅とか、飯島勲あたりの入れ知恵だろう。
 そう思えば、新閣僚および自民執行部の少なくとも1/3は飼いならされた虎で最早飼い猫だ。代表は岸田・石破・谷垣と云ったところ。
15/10/08)

 「一億総活躍担当相」なるものが創設されるそうだ。担当相が出来るということは、いずれ「一億総活躍法」なる法律ができ、それを実施する担当省庁も出来る。当然そこに莫大な利権が転げ込むことになる。実はこのアイデア、古い「国家総動員令」の焼き直しである。だれがこんな古色蒼然法をもちだしのか?筆者の勘読みでは稲田朋美とか、アベ側近シンパで作る「日本会議」なるカルト団体メンバーではなかろうか。「一億総活躍法」の延長に何があるか?自民党保守派や「日本会議」の狙いは新型徴兵法だ。 
 日本では昭和13年に物価統制令、14年に国家総動員法が施行された。結果はどうか?その後統制経済の日本やドイツのGDPは下がり続けた。一方自由主義のアメリカは大恐慌の後遺を切り抜けて、対日独戦に踏み切れた。この差は何処から産まれたかを、今の政治家・官僚は十分学ぶべきである。

下村がやっと辞意を表明しましたが、今のアベ内閣にはさっさとクビを切らなけりゃならないのがまだいる。それは防衛の中谷と、財務の麻生だ。
 中谷の頭の悪さは今国会で十分証明されたが、アメリカもこれのアホさかげんにうんざりしただろう。麻生も頭の悪さではこれにひけを取らない。還付税で馬鹿なことを言ったばっかりに初めからやり直しだ。
 つまり、今のアベ内閣と言うのはこういうアホ連合で成り立っていたのである。こういうアホを陰でウロチョロ這い回ってあやつってきたのが、秋田のハゲネズミこと官房長官の菅義偉。では何故こんなアホでも政権が維持ぢるのか?国民が彼ら以上にアホだからだ。
(15/09/25)

 やっぱり思ったとおりの強行採決だった。60年安保の時も強行採決だった。前のときも今回も、別に強行採決しなけりゃならない状態ではなかったのにやっちゃった。本音はとにかく強行採決をやりたかったのだろう。これでボクチャンもおじいちゃんと肩を並べられるようになった、ウレチイウレチイてなモンだろう。
 岸家の血は争えんのか?それとも吉田松陰以来の長州テロリズムの血か?
 強行採決と言うのは、この法案が一族(議会)全体から認知を受けていないということである。つまり妾の子と言うわけだ。従って、この法案を根拠にする自衛隊も、やはり妾の子呼ばわりされるわけだ。自衛隊を妾の子にしたのは、野党ではなく、自民党だTったという事実を忘れてはならない。
(15/09/18)

 公明に自民の一部も反対して何処へ行くのか分からなくなった還付税案。本当に新国立みたいになってきた。新国立も競技場だけなら良かったのに、巨大キールアーチが出てきて潰れてしまった。今度の還付税もそれで、軽減税率だけだったら何とかなったのに、マイナンバーなんてキワモノをくっつけたために、前に進めなくなった。財務省と総務省ら霞ヶ関官僚がくっついて、好きなようにやろうとしたのが運のつき。自民は野党に対し対案を出せというが、現実は霞ヶ関vs与党(公明+自民一部)の対立になっているから、自民が対案を出さなくてはならない。それが出来なくなっているのだから、最早政権与党の資格なしだ。
 さて筆者個人としてはどうかと言うと、先日4chワイドショーである国際弁護士が言っていた、還付税先払いが良いとおもう。筆者はあまり他人のアイデアを誉めたり、賛成したりしない方だが、これは上手い方法だと思う。メリットは次のとおり。
1)まず面倒くさくない。とにかく消費税10%を採ればよいのだから、余計な作業がいらない。
2)還付の窓口は各自治体になるが、従来この種の補助金事業はやっているので、自治体側も場慣れしている。これは大事で、新規事業に付き物のトラブル・混乱発生を防げる。無論マイナンバーなど必要ではなく、情報端末も無用。
3)貰った還付税をそのまま貯蓄に廻すのはそういない。大抵何かに使ってしまう。そこから新たな消費が生まれる。
 一挙三得だ。
(15/09/16)

 消費税について麻生が「軽減税率はめんどくさい」とか「マイナンバーカードを持たないのは税の還付を受けられない」とか、消費者の神経を逆撫でするようなな発言を繰り返すので悪評紛々。これで内閣支持率は10%は低下しただろう。
 さてこの発言、内閣の本音かどうか未だ判らない。そもそも軽減税率について、与党内で協議を重ねてもなかなか結論が出ない。そこで麻生が財務当局に立案させたところ、出てきたのが今回のマイナンバーと組み合わせた還付制度。いくら麻生がアホでも、こんな制度を消費者が、はいそうですかと、受け取ってくれるはずがないことグライは判る。
 そこでわざとマイナスになることを強調するために、アドバルーンを揚げる。官僚を悪玉に仕立て世論を煽ったあと、アベがでてきて手仕舞を指示。財務省にはこれは世論の要求だ、といえば彼等に責任は及ばない。霞ヶ関・公明両方の顔がたつ。おまけにこれで世論は静まり、内閣支持率はアップ。新国立と同じ猿芝居だ。
 このようにアドバルーンを揚げて世論の動向を見、その結果でトカゲの尻尾切りをするのは佐藤栄作の得意技。血は争えん。さてその結果出てくる負担軽減案がどのようなものか、未だ判らない。
(15/09/11)

 昨日BS8chプライムニュース。ゲストは安保法案反対13万人デモ主催者側の若者二人。対するのは自民党の武見敬三。武見が二人に反論して何を言い出すかと思うと、「君達若者は安保をよく判っていないんだ」と切り出し、これまで政府自民が繰り返してきた主張を、あたかも教師が小学生に説いて聞かせるような、上から目線での説教。馬鹿じゃなかろうかと思ってチャンネルを切り替えた。
 武見が解説するようなことなど、この二人はとっくに知っている。当に釈迦に説法。それにも拘わらず反対世論がこんなに大きいのは、知識が乏しいのではなく、法案そのものに信頼が置かれていないからだ。その点を武見や自民は、頭が悪いから理解出来ないのだ。
 筆者個人としては日本独自の安保政策は必要と思うが、今回の法案は信用できない、と言うのが率直な印象だ。何故法案に信頼が置かれないのか?その理由は(1)法案の出生過程がノーマルではない、2)中身がお粗末過ぎる、の2点である。これだけで我々の業界ではアウト。
(1)出生がノーマルではないということは、この法案は嫡出子ではなく非嫡出子・・・つまり妾の子・・・だということだ。母親が日本のアベ政権だと云うのは明白だが、父親は誰かと言うと、アメリカである。その証拠が今年5月のアベの米議会演説。日本で国会審議も始まってもいないのに、いきなり夏までには安保法案を成立させるとぶち上げた。これは自分の子だというのを一族ではなく、他人に公表してしまった。本人としては退路を絶ったつもりだろうが、現実には対アメリカ全面降伏の表明に過ぎない(とアメリカは思うだろう)。
 無論非嫡出子にも嫡出子と同じ権利を与えることは出来る。但し法的にそうなっても、継子扱いされるのは当然だ。
(2)中身のお粗末さは云うまでもないが、筆者は次の2点を指摘しておく。まず集団的安保適用に多くのケースを例示しているが、殆どが非現実的ナンセンス例である。中でもサイテーはホルムズ海峡神話。今頃こんなことを云っているようでは自民党の頭は30年以上遅れている。政府は封鎖されると石油が入ってこなくなり、その結果北海道などでは凍死者が出るなどと、三文紙芝居みたいなことを云っている。もし北海道で石油が不足すれば、本州から持っていけばよい。そのために石油備蓄制度があるのだ。高村や自民保守派はこんな初歩的な知識すらもちあわせていないのである。
 もう一つが国会で不安定答弁を繰り返す中谷の存在である。内閣は何故こんな頭の悪い人間を防衛相という要職にすえるのか?国民はみんなあきれ返って居るよ。本当にしっかりした法案なら、中谷のようなアホでもまともbな答弁は出来る。それが出来ないのは、法案自体に欠陥があるからだろう。
 なお、ワタシが見るところ、中谷とか髭の佐藤など防衛大卒業生は、企業なら係長がいいところ。ワタクシも防衛大卒は僅かだが知っているが、なんとなく発想が過去限定的で、将来へのイノベーションが期待できないというところか。高村など課長がせいぜいだろう。
(15/09/10)

 今回の無投票再選で際立ったのが、官邸による政治(政党)介入である。某報道によると、立候補を表明していた野田聖子が連絡を採った議員に対し、官房長官が一々電話して引き剥がしに懸かったという。これなど逆らうものは徹底的に潰すという、大村益次郎、山縣有朋以来の陰湿長州ファシズムの典型。それに媚を売って自分を売り込もうとしているのが、秋田のハゲネズミこと菅義偉。官房長官は内閣の重石として総理の暴走を防ぐのが役割。ところが今の長官は、総理にペコペコアベの代弁者に成り下がっている。まして一政党の総裁候補選びに口出しするなどもってのほか。おそらくボスのアベに云われて媚を売ったのだろう。三権分立原則を自ら侵しているのだ。
 あの上目遣いのへつらい顔が全てを物語っている。おまけに何かと云えば「・・・問題はない」の一点張りだ。こういうのは政権が変われば、一番先に粛清される。
(15/09/09)

 自民党総裁選はアベの無投票再選に決まったが、これは既定路線どおり。ここで感じるのは日本の男が駄目になったということだ。最近の厚生省調査では、今の30〜40代以下の日本人男性にセックス拒否症が広がっており、これが人口減の理由と云われる。丁度アベ支持の自民若手保守層・・・当選1〜2回生がこの年齢層に重なる。
 セックスを求めないということは、オキシトシンの分泌能力が低下していることである。オキシトシンの分泌が低下すればドーパミンやアドレナニンの分泌が活発になる。彼等の発言を見ても、周囲との調和を求めず、威勢の良いのはこの所為と考えられる。では彼等の頭目であるアベ晋三はどうか?彼には子供がいない。元々性的不能だったのか?それは女房のアキエに聞かなければならないが、しばしばネットで話題になるアキエスキャンダル見れば、なんとなくそんな気もする。
 つまり今の自民党は不能党首を頭に頂くインポ政党なった。なお、党首が無投票再選で、政局が安定すれば株価は上がるはずだが、現実は日経平均は433円安の17927円。市場は未だアベノミクスを信用していないと云うことだ。
(15/09/08)

 昨日国会で、自民党の鴻池祥肇が例の礒崎に「あの時あっさり腹を切っておきゃ良かったんだ」と暴言。この男、礒崎に負けない放言居士で、かつてテポドン2号のとき「あんなのファーだ」と云って世間の顰蹙を買ったことがある。
 筆者の知り合いの鴻池組OBによると、この男鴻池一族でももてあまし者で、本家からも相手にされないらしい。だから鴻池組のために働いたりはしない。逆に鴻池組もこの男を頼りにしたりしない。そりゃそうだ。どうしても政治家の力が欲しいときは、もっと口の堅い人間を選ぶ。結構疎遠な仲なのだ。一応鴻池組の名誉のため。
 竹下登のところに業者が群がったのは、竹下の口が堅かったからだ。ところが最近の政治家、特にアベチルドレンと呼ばれる保守系若手は口が軽い。これはボスのアベの口が軽いから、そういうのが集まるのだろう。
(15/08/27)

 二階派のアベ支持に次いで、谷垣がアベ支持を表明。これで9月の自民党総裁選は無投票アベ再選はほぼ決まりだ。これでアベとその側近達は、我々への支持は間違いない磐石だ、これで何でも出来る、と勘違いするだろう。しかし党内派閥がアベ支持に動いたのは、なにもアベ政策支持や、対アベ全面屈服の意志表示ではない。ウッカリアンチアベ運動をやれば、総裁選後の人事で冷や飯を食わされるのが怖いだけだ。つまり各派閥の動きはあくまで、党内・閥内事情によるもの。
 党内支持率が高くなるにつれて、逆比例で低下するのが自民党および内閣支持率、つまり世論調査の行方。これは秋から次第に顕かになる。それが意味するものは、来年衆参選の動向。おそらく今年冬から来春にかけて自民党内混乱が発生するだろう。
15/08/23)

 額賀派に続いて二階派がアベ無投票再選支持を決定。これで党内の反アベ派は身動きできなくなった。アベは我が世の春で、昨日も山口の自民県連集会で「18年も山口県出身の首相で」とぶち上げた。しかしアベの敵対勢力は野党だけでない。最大敵対勢力は世論調査、それと宗教団体。もともと日本の宗教団体は、反共テーゼで保守支持だったが、ソ連崩壊とオウム真理教事件で立場が崩れ、更に安保法案と原発再稼動で風が変わってきている。その筆頭が創価学会。「生長の家」は元々右翼だったが、90年代に環境問題で左派に転向・・・つまり原発再稼動反対。その他真宗系教団やキリスト教系も左派転向。
 つまり、来年夏の衆参院選で現勢力を維持できれば天下は続くが、勢力を減らせば第三次長州征伐だ。そのためには会津(東北)、関東、朝廷(関西)、薩摩・土佐(九州、四国)の同盟が必要。アベはそれまで支持率が維持出来るかどうかがポイント。
(15/08/13)

 9月に迫った自民党総裁選。先月から既にアベの無投票再選論が主流だった。一方それに対し、古賀誠や山崎拓のようなOBから、これでは本来の自民党の特質が失われるというクレームが付いた。それに応じる議員も出てきている。果たして自民党に波乱があるか!
 ここに額賀がいきなりアベの無投票再選支持を打ち出した。その真意はなにか?額賀派といえば旧経世会の直系。アベが属する細田派(清和会)とは犬猿の中。それがアベ続投を打ち出すとは、何か含むものがあると考えるのが当たり前。
 ポイントは下落し続ける内閣支持率である。おまけにTPP始め難問山積。このままで行けば、アベ政権はいずれ自滅する。仮に総裁選を争って勝っても、アベのマイナスイメージを引きずるだけで意味はない。敢えて火中の栗は拾わず、リスクはアベ(清和会)に背負わせ自派勢力を温存し、ここと言うときに政権奪取に向かう。つまり未だそのときではない、ということだ。ただそのタイミングを早めるための揺さぶりは必要。それが古賀(元は経世会)、山崎(アンチ清和会)の発言に繋がる。
 ではそのときとは何時か?来年の参院選は可能性として十分あるが、世の中そんなにのんびりしてくれはしない。ひょっとすれば年内、12月予算編成明けか?或いは10月消費税率上げか?逆にこのときアベ、は、またまた総選挙に打って出る可能性もある。
 或いは支持率アップのためのヤラセ総裁選もあり得る。
(15/0/01)

 例の自民保守派文化芸術懇話会報道規制発言。谷垣は即座に反応し遺憾の意を表明し、責任者の処分に踏み切った。一方アベは発言を遺憾としながらも「言論の自由はある」と、半ば庇う姿勢。これが百田や懇話会シンパを増長させて、更なる報道・沖縄批判発言が続いた。
 ところが本日衆院安保特別委員会で、「懇話会の発言は非常識で看過できない」と急にトーンアップ。これは公明との関係もさることながら、自民支持率が相当急テンポで低下していると見られる。まもなく岩手県や埼玉県知事選をはじめ、衆院補欠選という国政選挙もある。この問題を今のままで放置しておくのは不味いと、谷垣に突っ込まれたのだろう。選挙を取り仕切るのは幹事長だから。なお自民党はマスコミとは別の独自世論調査ルートをもっている。これのほうがマスコミ調査より現実を表しているという説もある。そこからの情報で、今のままではヤバイと執行部が判断したのではなかろうか?
(15/07/03)

 自民若手保守系サークルでの放言がネットに流れ、それをマスコミが取り上げたものだから国会は大騒ぎ。ワタクシがこの放言を知ったのは昨日だったが、ここまでの騒ぎになるとは思わなかった。何故このサークルがあんな放言を許したかと言うと、国会一強他弱状態と、自民党内でも清和会圧倒多数という状態での気の緩みと同時に、一種の焦りもあったと思われる。
 一つは一向に進展が見られない安保法制の行方。アベがアメリカでアホな発言をしたばかりに、かつての泥沼中国戦線のようになってしまった。
 もう一つが下がり続ける内閣支持率。昨日の朝日データでは39%。朝日だから仕方がないが、あの保守系の時事通信調査でも50%を切ってしまった。これはイカン何とかせねばの焦りが、件の放言を呼んでしまったのだろう。
 ところで肝心の集団的自衛権論争。5月の米議会アベ演説では、日本はアメリカを助けて地球の裏側までも行く勢いだった.が、このところ急速に収縮。とうとう昨日の国会答弁では、海外派兵はホルムズ海峡、後は近海防衛に限定するとトーンダウン。これではアメリカの信頼をなくし、下手すると今年秋には政権野垂れ死にの可能性もでてきた。引導を渡すのはキャロラインか?ジジイの恨みは孫まで祟る。
 なおアベ米国議会演説でWILLなどの保守系論壇では、これで日本もアメリカと対等の関係になったと手放しの大喜び。しかしアメリカは日本をイコールパートナーなんぞとは見なしていない。使い勝手の良い下請けが見つかった程度だ。使えるだけ使って、用事がなくなればあとはポイ捨て。これがアングロサクソンのやり方だ。
(15/06/27)

 与党が今国会の二ヶ月延長を提案。こんな長期の会期延長は過去余り例がなかったと思う。敢えて言えばコイズミ時代の郵政国会か?ここまで永い会期延長は与党国対の責任だが、その前に与党執行部の国会運営方針に間違いがあったのだ。
 何故国会延長に踏み切ったのか?当たり前だが安保法案の採決。しかし現在の衆院与野党分布を見れば・・・いや野党のはずの維新も擦り寄ってきている・・・強行採決はいとも簡単。にも拘わらず強行採決に二の足を踏んでしまった。その原因の一つに副総裁の高村のトンデモ発言がある。一例ではホルムズ海峡に機雷が浮かべば、日本国民は凍死するという馬鹿発言がある。こんなことまともな人間なら信じられますか?彼は他にもありもしない妄説を喋っている。殆どオウム真理教状態である。
 自民党はさっさと高村のクビを斬るべきである。そうしないと、自民党自身がオウム化してしまう。
(15/06/21)

 風雲急を告げる永田町。憲法審査会で憲法学者3人がいずれも集団的自衛権権という意見を出したので政府与党は大慌て。おまけに年金情報流出事件も重なって、安保法案の今国会会期内成立は不可能という話(毎日新聞)。無論与党は数を頼りに衆院強行採決もあるが、55年前の60年安保改定で、ジジイの岸信介が強行採決をしたもんで、とうとう退陣に追い込まれた前例がある。これはアベ/岸家のトラウマだ。
 そこで俄かに高まったのが反集団的自衛権運動。これはイカンと谷垣が街頭演説に乗り出したが、猛烈「帰れコール」。谷垣は「帰れで国は守れない」と切り替えしたものの、予定を切り上げて帰ってしまうのだから何にもならない。これでは敵前逃亡呼ばわりされてもいたし方ない。
 もう一つは防衛相の中谷。野党の挑発に「法案に沿って憲法解釈を検討している」なんてやったものだから余計混乱。はっきり云って中谷は頭が悪いから防衛大臣の器ではない。さっさとクビにしたほうが良い。
 もしこれでアベがアメリカ議会で約束した、夏までの安保法制が成立出来なかったらどうなるか?アメリカはアベ政権に大きな不信感を抱くだろう。ジジイの岸はアイク訪日を実現出来なかったために、アメリカ大使館から引導を渡された。ジジイの罪は孫にも祟るのか?
 岸が退陣した後、自民党が立てたのが池田勇人。池田は岸の強硬路線を止めて対話路線に転じ、国民の自民党への信頼感を回復した。そのとき池田がやったのは会議はライスカレー路線。ところが今のアベ晋三は・・・総理ウェブサイトを見れば判るが・・・連日高級レストランや高級料亭の飲み歩き。これでは一般ピープルの支持は取り付けられない。そんなことも忠告できないのが、今の自民党の体たらくだ。自民党堕落の原因を作った一半の責任は幹事長である谷垣禎一にもある。
 アベの米議会演説は日本神道の流れでは「言上げ」にあたる。「言上げ」とは一旦発言したことを実現できなければ、言葉の霊に祟られるという信仰である。
 なんとなく、自ら墓穴を掘っている感がある。
(15/06/09)

 来週5,17大阪都住民投票について、自民幹事長の谷垣は都構想反対の自民大阪府連支持発言。これに対し、官房長官の菅が批判した。これに本日石破が谷垣支持発言で菅を牽制。これは単なる大阪都構想や維新vs自民対決構図ではなく、今秋予定の自民総裁選の予備戦のようなものだ。
 今の国会は自民一強他弱、自民党内でもアベ清和会一強他弱、おまけにアベー菅独裁による政高党低状態。官邸の意向が全てに優先する。党はその下請けのようなものだ。おまけに官邸が何かやると、アベ系議員がヨイショするから他の派閥はやる気なしだ。
 政党が政治の下請けになってはならないのは、議会制民主主義政治の鉄則。今のアベ政権はそれをあまりにも逸脱している。これではイカンと若手議員がアベの強硬政策批判勉強会を始めた。これに谷垣が激励文を送っている。やっと本人もやる気が出て来たか?ただ問題は東大秀才特有の目先見えすぎ症候群。つまり戦う前から勝敗が見えてしまうのである。これを殺して、如何に反アベ勢力結集に向かうことが出来るか?まずは石破とか或いは古賀2世など旧宏池会系を取り込めるかがポイント。
(15/05/12)

 アベが上機嫌で帰ってきましたが、今回の訪米が外務省北米課が書いた筋書きを、日米両国で示し合わせて歩いたのは歴然です。上下両院合同でのアベ演説実現には、莫大な内閣官房機密費、外務省機密費が使われたはずです。。おそらくン100億円は行くだろう。
 まずここ20〜30年間の日米両国外交関係をざっと振り返ってみましょう。80年代竹下内閣以降の経世会(或いは経世会支配)政権下では外交の中心は中国で、ODAを含む外務省予算の大部分は中国課(所謂チャイナスクール)が握り、欧米系は冷や飯を食わされてきた。
 風が変わったのはコイズミ政権下。ヤツはこれまで冷え切ってきた日米関係を立て直すべく、北米課に予算を廻す。この結果、ブッシュとの個人関係など日米関係は目に見えて改善された。しかし面白くないのは中国課と、中国政府。外務省職員にハニートラップを仕掛けたり色々嫌がらせをやった。この頃から日本国内に反中感情が芽生えてきたのである。
 しかし04年北京オリンピックがあるので目だったことは出来ない。ポストコイズミの自民政権は内部の混乱もあって外交どころではなくなった。政権交替後の鳩山ー小沢政権は明らかに親中反米政権である。しかしこれは1年も持たず崩壊(CIAが裏でマスコミ操作をした可能性もある)。次の管は親中ではないが反米。東北太平洋沖地震などの大災害が連続して外交どころではなKなった。それを見越して中国は尖閣沖で挑発行為を繰り返す。これが日本に反中感情を作り、日中関係はますます悪くなった。この点は中国政府の読み違い。次の野田は元々財政再建派だから、特定の政策に予算を集中なんてことはしない。その結果外務省はやる気をなくし、米中とも外交関係が疎遠になった。この間中韓は中国経済拡大を背景に、アメリカに対しモーレツ外交を展開。議会ホワイトハウスに中韓ロビーを形成するだけでなく、大学やメデイアまで買収し、一定の中韓世論を形成するまでになった。当たり前だが相当のマネーを使っている。
 ところがアベ政権になると、日本の外交姿勢は一転、対米一遍道になった。しかも14年衆院選の勝利で実弾を使うまでになった。原資は円安でだぶついたマネーと消費税増税分です。これをアメリカ議会対策費にぶち込んで上下両院の買収に成功した。つまり、アメリカ議会でのアベ演説は我々日本国民の消費税のお陰なのである。なお、日本では内閣官房機密費や外交機密費は領収書も必要なく、議会に報告する義務もない。無論中国や韓国も日本以上の実弾を使っているから、他人のことはとやかく云えない。
 この頃ネットを見ていると中央日報や朝鮮日報まで日本の外交攻勢に警告を出している。しかし朴クネ大統領は何も出来ずうろうろ。理由は中国経済減速で、中国に足を踏み込みすぎた韓国経済に余裕がなくなったからである。
 政権奪取以来アベ政権は「日本を取り戻す」と云っていたが、彼が取り戻したかった日本とは、税金の公私混同、自民党・官僚利権の回復、政官財癒着の復活である。彼の頭の中にあるのは、全てマネーだ。実はこれ戦前では2.6事件以前の状況。と言うことはいずれアベ晋三とその周辺は右翼テロに倒れることになる。問題は今の右翼は自民のイヌに成り下がり、国家革新とは縁遠いものになってしまったということだ。アベはじめ政官財の腐敗階層は今後もぬくぬくと生きていくだろう。
(15/05/04)

 自民党がNHKとテレ朝を呼んで事情聴取したことについて、マスコミだけでなく党内でも波紋を呼んでいます。誰がこんなことを思いついたのか?直ぐ挙げられるのがアベ側近ゴマスリNO1の萩生田内閣参与。しかしこんなことをやればマスコミからの反撃をくうのは判りきった話。それを止められなかった幹事長や総裁の責任も大きい。
 さてここでワタクシが云いたいのは、事情聴取は自民党だけの特権ではないということです。、野党だって国政調査権はあるのだから野党も負けずにやれば良い。例えば自民党に何を聞かれたか?誰が来たか?どう答えたか?だ。NHKやテレ朝経営者には守秘義務はないのだから、そのまま喋ったところで誰からも文句は付けられない。むしろ企業コンプライアンスの立場から積極的に公開すべきだ。そうでないと、NHKでは料金不払い運動、テレ朝では株主代表訴訟に経営陣はさらされることになる。
(15/04/18)

 4月統一地方選は24年振りにトータルで自民が過半数を得て、それで自民は一人勝ちと大はしゃぎ。しかし世の中そう甘いものではない。ワタクシの見るところ、天変地異で新しい地層が崩壊し、古代の化石層が姿を現しただけだ。この中には絶滅種も相当含まれている。
 まずここ10数年の国勢調査人口統計を見れば明らかだが、地方の人口は減少しているにも拘わらず、地方議会定員は殆ど変わっていない。そうなれば既得権益を代表する保守系候補が有利になるのは当たり前。この既得権益を拡大擁護するのが、石破地方創生。そのコストを負担するのは都市生活者だ。
 次に低い投票率がある。一般に投票率は地方で高く、都市部で低くなる。そうなれば人口が減少する地方で保守系候補が有利になるのは当たり前。別に自民党の政策が、国民に支持された訳でもなんでもない。地方既得権に触らないことが支持されただけなのだ。
 今回の選挙で野党特に民主党の敗北が指摘されるが、民主党は元々労働組合依存都市型政党。人口減でなおかつ円高で地方産業が壊滅する中では地方にはなかなか候補を立てられない。政策の未熟さ上滑りも指摘される。それもそうだが、背景に人口移動という社会変動を無視した、保守層に有利に働く殆ど化石化した現行選挙制度がある。つまりこのような化石制度でしか勝てない今の与党こそ化石政党なのである。
(15/04/15)

 連日続く「政治と金」問題。とうとうアベまで不正献金が明らかになった。これに対し自民党幹事長の谷垣は「政治家には説明責任が必要」と発言。これに対し総裁のアベは、「知らなかったのは違法ではないと法律に書いてある。だから問題はない」と強弁。
 谷垣は元は宮沢派で宮沢派分裂後加藤グループに属する、今では自民党内では希少生物のようなリベラル派。彼がこのような発言をしたのには理由がある。自民党は先般四月の統一地方選挙を控えて全国幹事長会議を開いた。このとき地方から、今のような状態では選挙は戦えない、という意見が出てきたのではあるまいか。選挙を取り仕切る立場の幹事長としては、無視できない状況だ。
 一方のアベはそんなこと気にもせず、地方選挙とは全く関係のない改憲やアベノミクスを前面に出す方針。アベノミクスで一番迷惑をこうむっているのは地方だ。また、「政治と金」に関するアベ発言は、政治家の発言とは思えない。役所ではせいぜいノンキャリ課長補佐か係長のレベル、小学生並みである。政治家なら単に意地を張るのではなく、「現在の法制度には種々欠陥があるようなので、野党の皆様のご意見を伺った上で改善に努めたく思っております」と答弁すべきなのだ。これは官房長官の責任だ。
 アベのジジイの岸信介は戦前満州にいた。同僚に東条英機や鮎川義介などがいた。彼等は法律の条文を盾に取って、満州国を自由自在に操り、結果として満州人民に反日感情を作ってしまった。石原莞爾は満州着任後、彼等を法匪と断じ、東条英機を東条曹長、次いで東条上等兵とさげすんだ。筆者がアベに感じるのは上に挙げたノンキャリ係長と東条上等兵的発想である。両者に共通するのは、まず”守り”。何を守るかと言うと自らの権威である。役所でも末端の係長クラスの方が、市民やに対し横柄なのは日常実感するところである。業者の場合はそれが判っているから、取り入ろうとあれこれ手を尽くすのである。
 東条とアベの共通点として感じるのは、身内や支持者への過度とも云える甘い優しさと、反対者・批判者への強い攻撃性である。石原莞爾もこれの犠牲になって、陸軍から追放された。
 この元は何か?一つにはコンプレックスがあると思う。東条もアベも若い頃に注目されなかった。同時代に注目された人物が一杯いた。東条の場合、それは石原莞爾であり、アベの場合麻生や谷垣だった。何とかこいつ等を見返してやらねば、これはヤンキーやヤクザに共通する現象である。もう一つはその裏返しになる過度の根拠のないエリート意識である。これが反対者に対する攻撃性になり、身内との庇いあいを作る。
(15/03/09)

 昨日某民放BS討論番組。筆者は途中からと、途中までしか見ていないので、全体を紹介できませんが、見ていた時間帯ではゲストスピーカーは亀井静香と古賀誠。テーマは現在のアベ政権の評価。当たり前だが、両者とも否定的。共通しているのは、今の政治、なかでも自民党の劣化。理由は全ては官邸が決め、党内議論が行われていない、だから議員が政治家として成長しないこと。
 この中で亀井が面白いことを言っていた。政治家の云うことには必ず裏がある。
1、今の最大の懸案は日中関係。今度出されるアベの総理談話が重要であることぐらい、誰でも判る。亀井曰く「村山談話は既に閣議決定されたことであって、これを取り消すことは出来ない。アベソーリは自分の意見をズバーっと出せばよい」。亀井はアベにはそんな度胸も信念もないと見切っているのだろう。
2、「アベソーリは優しい人だから、周りの人間の言うことを何でもハイハイと聞いてしまう。だから官房長官の役割が重要である」。亀井はわざわざ後藤田正晴を例に出して、官房長官の役割を説いている。と言うことは、亀井は今の菅を官房長官として無能と云いたいのだろう。
3、政治劣化の原因はコイズミ郵政選挙だ。反対派には刺客候補を立てるというやり方のため、議員が怯えて党内議論が出来なくなってしまった。
 これらは筆者の見解と一致している。特に2についてはアベを操る5人がいる。つまり、自民党保守改憲派、経団連、霞ヶ関官僚団。アメリカ大使館、その他アベの個人的取り巻き(例えば籾井とか百田とか櫻井とかである。つまり彼は自分のテーゼ・信念というものがそもそも無い。だから自分の好みだけを受け入れ、それに合うテーマをつまみ食いするのである。まあ、偏差値35の成蹊裏口入学だから仕方がないだろう。
(15/03/06)

 どうにもならない[アベ政権の幼稚度];一つは先週衆院予算委員会。民主後藤議員の蒲髣^による西川・上川・望月違法献金がらみの「金と政治の問題」追求に、アベが切れて「それじゃ民主党も献金が禁止されている外国人から献金をうけているではないか!」とやった。管直人や前原らの在日朝鮮人からの献金を言っているのだろう。しかしこの例では管は総理をも前原も党役職を辞任している。又献金者も補助金を貰う立場ではない。それに比べ鈴与は補助金交付企業である。企業コンプライアンスの立場からは寄付行為に当たり、商法違反に問われる可能性もあり、悪質性のレベルは遥かに高い。ところが菅のはげネズミは、法律の末端だけを取り上げて「法的には全く問題ない」と逃げまくり。盗人猛々しいとはこのこと。もっとも菅など盗人どころか、盗人の使い走りのレベル。同じ逃げるならもっと上手く逃げろ。
 次に外交防衛委員会だが、この程防衛省は武官(制服組)を文官(背広組)と同等の立場におくという自衛隊法改正案を提出した。これに対し野党は「これはシビリアンコントロールの否定である。大臣は自衛隊法が出来た経緯を知っているのか!」と糾したところ、中谷は「私が生まれたのは自衛隊法が出来た後で、経緯は知りません」と子供だましの言い訳で逃げようとした。
 なお、武官を文官と対等に置くことによって、直ちに強硬主義に行くかどうかは難しい問題。歴史上しばしば文官が武官以上に強硬で国を滅ぼした例は多い。例えば建武中興の時、南朝武官の代表である楠正成は北朝足利との融和を主張したが、文官貴族の猛反対で湊川の敗戦。その子の正儀も北朝との和解を何度も画策したが、その都度文官貴族に妨害され、結局は南朝敗北に繋がって行く。筆者個人としては、この経緯をNHK大河ドラマで」やって欲しいものだ。
 元々、武官は現実主義で武力発動には慎重である。危ない橋は渡りたくない。その現実主義を生かせば、ノータリンの文官や背後の自民党強硬派を押さえることが出来るかもしれない。そのためには、武官が現実主義と慎重さを維持することが重要だ。昭和陸軍は武官の本分を忘れ、自ら文官化してしまったのである。
 さて、ワタクシは上に挙げたアベの責任逃れや、中谷の三文逃げ口上をとやかく言うつもりはありません。馬鹿馬鹿しいだけだからです。所詮偏差値35の成蹊裏口入学(アベ)と、防衛大クズレ(中谷・・・この中には本当に人間のクズとしか言いようが無いのがいる)のその場しのぎ。ここに見られるのは、恐るべき日本保守層の知的劣化・クズ化ヤンキーです。人間がクズになるのに大した時間やエネルギーは必要ではない。金と権力を与えればあっという間だ。
 なお、韓国の朴も中国の習も、ヤンキー度では日本のアベに勝るとも劣らない。
(15/03/02)

 今国会に政府が提出決定しようとしているのが自衛隊の運用に関する政策変更である。大きくは三つある。
1)人質救出に自衛隊派遣
2)海上臨検
3)武器輸出の解禁
 さて筆者は前から云っていますが、今のアベ政権には独自のテーゼは無く、支持団体或いは組織からの要望を唯々諾々と呑むだけだということです。外部組織にとってこんな扱いやすい政権はない、というのが実感でしょう。だから政治・経済に緊張感が無くなり、次から次へと政治家不正献金騒ぎが起こるのです。筆者の所見では、上記3項目は、支持者に対するただの言上げで、現実性に乏しいということです。
1)は本年起きたIS人質事件を「契機に立ち上がった政策である。支持者は自民党保守を中心とし、ネトウヨや自衛隊退職者などを意識したものと言うのは明らかです。しかし現実に可能でしょうか?まず現代のような非対象型戦争の時代では、人質奪回をやろうと思えば必要なことは@情報の確保・充実、A経験、B打撃力である。残念ながら、今の自衛隊にはそのどれもない。情報は米軍依存、経験は全く無く、打撃力はテクノロジーだけでなく経験への依存度が高い分野である。対ISに対してはあのアメリカでさえ失敗している。そんな分野に全くのシロートである日本自衛隊を投入しても、効果はないどころか、問題を混乱させるおそれがある。
 次に2)だがこれも怪しいものだ。この発想にはアメリカ大使館=ホワイトハウスの強い意志が伺われる。アメリカがやりたくないことを日本に肩代わりさせようということだろう。臨検対象が非武装民間船であることが前提にあると思われる。しかしソマリア始め地域によってはそうはいかない。数年前アメリカの駆逐艦がホルムズ海峡でイラン革命防衛隊の急襲によって大破した事件があった。このときイラン側が使った武器は旧ソ連製のRPGという対戦車ミサイル。現代の軍艦と言うのは、この程度の武器で簡単に壊れてしまうのである。また、関門海峡で日本の護衛艦くらまが韓国の貨物船と衝突したとき、くらまの船首は壊れてしまった。もし相手の船が武装して強い意思を持っていたとすれば、うっかり近づくととんでもないことになりかねない。18世紀の海賊船はみな武装しており、両舷に大砲を積んでいた。そんなのに近づいて臨検だといっても、相手がそれに応じず、大砲をぶっ放されれば、こちらが沈没だ。政府は自衛隊員にそのリスクをキチンと説明すべきである。
3)も怪しいものだ。現代の武器輸出国で主な国は、アメリカ、ロシア、中国、そしてドイツである。日本はその一角に食い込もうというのだろうか?国際武器輸出シンジケートは強固なもので、日本のような新人を容易には受け入れない。例えば昨年オーストラリア政府は日本製潜水艦の導入を発表した。ところが巻き起こったのが、国内産業重視とか、ドイツ・フランスなど海外メーカーの参入圧力。要するに日本受注へのいじめだ。ここで起こるのが価格競争。日本商社の受注本能から見れば、日本側が低価格競争に巻き込まれるのは必定。その結果、日本メーカーが培っていた技術が競争相手に移転されたり、日本メーカーが大赤字を出す可能性は大。それでもやりますか?
 それどころかアメリカの圧力もある。アメリカは自分の役に立つ技術なら大いに移転を進めるだろう。例えばミサイル探知技術などだ。しかし、それが第三国なら話はべつだ。様々な形で圧力を加えてくる。
 
 さて、今回のアベ政権政策転換を裏で操っているのはだれでしょうか?1)は既に述べたとおりです。2)はアメリカ大使館=ホワイトハウス、3)は日本経団連です。何事も自分で決定することは出来ず、ひたすらバックの言うとおりに動くのがボクチャンの仕事。成蹊裏口入学、神戸製鋼コネ入社なら、止むを得ない人生です。
(15/02/27)

 これまでバーレル50ドル台をキープしていたNYWTIは昨日50ドル割れ。なかなか元気が出ません。元気が出ないといえば今のアベ内閣。いきなりの西川辞任も、かつて松岡のときに引っ張り過ぎて、傷口を広げたのが懲りたのだろう。なお高市早苗のように未だ懲りない面々も結構います。
 今回の西川、昨年の小渕明治座事件、宮沢SMクラブ事件などで、議員側や与党が繰り返すのは「知らなかった」という言い訳である。「知らなかった」と言うのは本当かもしれないが、日本では昭和50年代から建設事故でも雇用者元請責任が問われるようになった。つまりそれまでのように「下請けが、下請けが」では済まなくなっている。またバブル崩壊後の企業犯罪でも、企業責任が問われる。そういう意味では政治の世界は世間から30〜40年ぐらいは遅れているのである。
 何故こうなったか?その原因として資金管理団体出納責任者の能力劣化が挙げられる。政治資金規正法が複雑になってしまって・・・あんな細かい規定は部外者だったら直ぐには判らない・・・、責任者が高齢化すると,その変化についていけなくなる。特に世襲議員が多い地方で著しい。小渕優子はこの典型。逆に若年化すると法律規則の解釈が未熟で、イケイケになってしまう。松嶋みどりのようなものだ。つまりヤンキー化である。昔なら派閥がキチンと教育したものだが、小泉時代に派閥が崩壊したので、ついでに党内教育システムも崩壊した。また、小選挙区制で資金管理団体=政党支部が倍以上になってしまった。その結果人材不足に陥り、ろくでもないのがこの世界に入り込むようになった。これも又自民党のヤンキー化の現れ。維新も同じでヤンキーが政党を作っただけ。
(15/02/24)

 農水大臣の西川が不法献金問題で辞任。なんだか8年前の政局に似て来ました。あの時の切っ掛けを作ったのは農水大臣の松岡。実はアベ政権には他にアキレス腱が幾らでもいる。第一は小渕優子。後援会長の町長がパソコンのHDをボルトであなを空けてしまった。これを検察がどう見るかで話は大違い。飯島勲は盛んに小渕擁護をメデイアで発信しているが、あれの言うことはでたらめも良いところだ。
 次は誰でしょう?宮沢あたりか。
(15/02/23)

 今もっぱらの話題はIS人質事件だが、もう一つ重要な話題があります。それは昨日投開票が行われた山梨県知事選です。これで新人で元民主党衆院議員だった後藤候補が、民主推薦で当選した。この選挙に自民・公明は独自候補を立てられず、結局は後藤候補へ相乗り。昨年福島県知事選と全く同じパターンである。独自候補を立てられなかったのは事実上不戦敗。
 これで自民党は、滋賀福島・沖縄・佐賀に次いで大型地方選5連敗。特に保守王国佐賀・山梨で敗れたのは大きい。アベの思い上がりと谷垣執行部の無能と云ってよい。これにより地方には中央に対する不満が蓄積される。その原因は云うまでも無く、TPPと農協改革。ところがアベはそんなこと全く意に介さず、NHK大河「花燃ゆ」の低視聴率も無視して「この道しかない」とあいも変わらずアメリカ目線と外遊三昧。これで自民党も中央(国会議員)と地方の分裂がますます深まる。その結果は4月の統一地方選が済めば判るだろう。東京や都市の外側の自治体は、みんなアンチ自民党中央勢力で占められているかもしれない。原因は自民党国会議員の地方に対する”鈍感”である。
(15/01/26)

 今のアベ政権最大の課題は地方活性化。もっともそれを云っているのはライバルの石破ぐらいで、アベ自身は地方などどうでも良いと思っているフシが多い。当たり前だがアベもそうだが、自民党アベ支持層はみんな2世3世世襲議員、東京産まれの東京育ちだ。
 まず地方崩壊のきっかけを作ったのは、中曽根康弘による国鉄民営化。これにより、地方交通ネットはズタズタにされた。これに追い討ちをかけたのが90年代の橋本行革と、それに続くコイズミ改革。諸悪の根源は宮内民営化委員会。トドメを刺したのがコイズミと竹中平蔵による郵政民営化。これによって地方金融機関が壊滅し、増えたのが地方資産家を狙った詐欺事件のみ。ヤクザが儲かり堅気が損する社会を作ったのである。亀井静香はそれを強調しなくてはならない
 更にこれに決定的ダメージを与えるのが、今回文部科学省が発表した学校統廃合指針。これによれば、1学年1学級以下とか通学時間1時間以上なら学校統廃合となる。こうなると通学時間が1時間をオーバーすれば学校が無くなるのだ。
 さて地方活性化の重要ポイントは地方人口を増やすことであり、そのためには地方居住の利便性を拡大しなくてはならない。しかし、政府のやっていることはその全く逆なのである。その典型が今回の文部省マニュアルなのである。
 例えば若い夫婦が地方で居住しようと考える。無論働き先の確保は必要で、それは政府や行政がナントカしてくれるのだろう。次に重要なのは社会保障だが、これは未だ先の話。直近に迫るのが子供の教育だ。ところが移住先の地方は鉄道も無ければ、銀行は勿論郵便局もない。それに加えて学校まで1時間もかかるとなれば、誰でも移住には腰が引ける。それどころか、元々地方に住んでいても、結婚して子供ができれば、やはり教育に便利な都会に移ることになる。
 と言うわけで、今回の文科省マニュアルは地方解体を促進しても、創生に寄与することはないだろう。それを進めているのが、実はアベノミクスなのである。官邸がこうやるといっても、その陰で霞ヶ関が反対のことをやって足を引っ張る。アベ官邸は実は官僚に舐められているのではないか!自民党も気が気じゃないだろう。
(15/1/20)

佐賀県知事選敗北で、自民党は大型地方選4連敗。選挙を指揮した党執行部は当然責任を問われるべきだが、その動きはなさそうだ。ここで自民党地方組織から挙がっているのが、地方と中央との意識の乖離、つまり中央は地方の実情を理解していない、これでは4月の統一地方選は戦えないという声。
 これは当たり前で、現在自民党国会議員の3/4は2世3世といった世襲議員。彼らは選挙区こそ地方だが、実態は東京生まれの東京育ち。最終学歴も殆どが東京圏の有名大学。選挙区のことは国家老に任せ、自分は東京で有名タレントと合コンやったりして遊んでおる。
 又国家老もベテランは高齢化し世代交代が進み40台50台ぐらいの私設秘書が選挙区を取り仕切るが、この世代が又頼りない。そもそも甘やかされて育っているから、公私の区別ができていない。だから広島の宮沢のように、秘書がSMクラブのツケを政活費で落とすような間抜けなことをやるのである。
 世襲議員は地方のことなど関心も無ければ知識もない。典型は小渕優子である。彼らは地方の人間など選挙の票に過ぎず、金をばら撒けばこっちについてくるぐらいとしか思っていないのだ。
 だから中央と地方の意識に差が出来るのは当たり前。この差は今後ますます広がるだろう。それは幾ら石破が地方創生だ何だといって予算をばら撒いたところで、東京一極集中がなくならないのと同じである。
 この結果何が起こるるかと言うと、国家国民の分裂である。一つは東京を中心とした関東圏とその他との地域的分裂。もう一つは保有資産による階層化である。実際にはこれらの組み合わせが発生するから簡単ではないが、ずばり言えば新自由主義に基づく新封建主義の発生だろう。
 筆者がこういうのは単に山勘ではない。それは熱力学第2法則エントロピー増大の法則に基づくものである。全ての反応は非可逆的に起こり、もとに戻すことは出来ないというものだ。
(15/01/14)

 佐賀県知事選で非自公の山口候補が自公が推す樋渡候補を破って勝利。この原因として候補選定にあたり、アベ官邸が主導権を握って地元の意向を無視したということが挙げられている。又樋渡候補の武雄市長時代のトップダウン手法が嫌われたのも影響したと言われている*。それもあると思うが、官邸がTPPを焦る余り農協改革を性急に進めたり、佐賀空港のオスプレイ配置を発表したりした戦術ミスも影響しているだろう。
 ここで際立って見えるのが、アベ官邸のトップダウン手法である。殆ど信仰と云ってよいだろう。日本でトップダウン信仰・・・というか迷信・・・が始まったのは、1960年代後半。山本七平がきっかけを作り、司馬遼太郎が広めた。その点で司馬遼太郎の罪は大きい。アベ晋三が青春時代を過ごしたのは当にこの迷信時代。それが裏目に出たのが今回の佐賀知事選だ。何故アベがトップダウンにこだわるのか?そもそもトップダウンが正しいか?これからの検討課題。
*ある自民党国会議員は、政策は支持されたが候補者が支持されなかった、と負け惜しみを云っている。と言うことは間接的官邸批判だ。樋渡を推したのは官邸だからだ。
(15/01/12)

 現在のアベ政権を支えている三本の柱は、経団連・霞ヶ関官僚それとアメリカ大使館である。アベ晋三はこの三つの言うことならなんでもぺこぺこだ。なかでもダントツはアメリカ大使館ではないか?例の集団的自衛権もここの差し金。しかしアベにとってこれは天敵でもある。
 
今回アベ談話の発表に当たって、官邸は河野・村山談話の経承を表明した。この背景にはアメリカ側の強い圧力があったことは間違いない。何故なら同日ホワイトハウスは終戦70周年に当たって、日本に謝罪の念が無ければ無意味と、ダメダシしているのである。アベ官邸はこのアメリカの要求に屈したと云っていだろう。アベはその後、積極的平和主義とかなんとか訳の分からないことを喋っていたが、こんな口先だけのものなど、アメリカもどの国も問題にしてはいない。
 
アベ政権の悲願は憲法改正であるアメリカは表面上は知らん顔をしているが、改正内容がアメリカの利益・価値観反するとなると様々な圧力を掛け今回同様骨抜きを図るだろう特にアメリカポチ主義のアベ政権下ではなおさらだ。つまり日本は自民党政権が続いている限り、何時まで経っても自主憲法は持てないというパラドックスに陥っているのである。逆に言うと現憲法が唯一の自主憲法かもしれないのだ。
 
民主党政権が崩壊した原因の一つに、鳩山・小沢・管という三大反米勢力がアメリカ大使館を味方につけなかったことが挙げられる今回の官邸決定に対し、当然自民党内保守派からの反発が予想されるさてそれにアベはどう対処するのか、それも大きな課題だ。統一地方選も控えているからねええ。
(15/01/06)

 蓮ホウが民主党党首選立候補の意志を固めたそうだ。ワタクシは前にも言ったとおり、今の民主党は女性党首ぐらい作らなくてはどうにもならない。女性の良いところは、過去のしがらみに縛られないことである。そういう点で蓮ホウ立候補は歓迎すべきであるが、不安もある。彼女は頭が良くて弁が立つ。おまけに気が強いだけに、支持者も多ければ敵も多い。キヨミも気が強い点では負けないが愛嬌がある。蓮ホウには愛嬌の点が欠ける点がある。周りから足を引っ張られる危険があるということだ。何事も女は愛嬌だ。
(14/12/24)

民主党は海江田が辞任したものの、後継の行方は定まらず漂流状態。岡田復活説もあるが、この際思い切って辻元キヨミを党首にしたらどうか。前身の社会党も党勢が低迷したとき、土井たか子を党首に据えたら、一気に党勢を挽回したことがある。
 今の民主党には・・・かつての社会党もそうだが・・問題が二つある。一つは内輪もめが激しく、党内意見がなかなかまとまらない。とりあえずまとまったとしても、必ず誰かが足を引っ張る。もう一つは革新勢力を標榜する割には男性中心で、女性へのアピールが乏しいことである。これでは女性票の取り込みが出来ない。09年総選挙で政権交替を実現した影には・・・好き嫌いはあるが・・・小沢一郎の徹底した女性活用があった。
 残念ながら、女性活用については、アベ自民にそのノウハウをパクラれた。おそらく自民は09年敗因を徹底的に検討し、民主潰しの作戦を練ってきたのだろう。民主い欠けているのはその徹底さである。
 ここで原点に戻り、キヨミあたりを党首にすれば女性票を獲得できる。それぐらいやらなくては党の再生はおぼつかない。
 なお、アベ晋三は後数年で健康を害し、再起不能になるだろう。それまでになんとか出来れば、再び政権交替も夢ではない。
(14/12/16)

 我が家の近所では朝から「オオクマ!オオクマ!自民のオオクマ」の連呼でうるさくて仕方がない。確か候補者連呼は公選法で禁止されているはずだ。連呼は騒音だけでなく、サブリミナル効果もあるからだ。そのためテレビやラジオでも商品名の繰り返しは、放送法で禁止されている。しかしいざとなれば背に腹替えられないのだろう。何故か?やっぱり大阪10区はキヨミとケンタの一騎打ちで、オオクマが付け入る隙がないのだろう。実際宣伝カーもそう云っている「あと一歩、あと一息です」と。
 筆者は今回のようなインチキドーピング解散を防ぐには、総理大臣から解散権を取り上げるべきだ、と考えている。ここ20年近くにわたる政治的混乱の原因は、一つは小選挙区制であり、もう一つは首相の衆院解散権である。つまり議員や野党は常に首相から匕首を突きつかれているようなものだ。このため議員は常に解散の恐怖に怯えてびくびくし、じっくり政策を研究する余裕が無くなり、政府もまた短期的成果のみを狙うようになった。小渕問題に代表される議員と金の問題も、そこに原因がある。
 このため中選挙区制に戻せという意見もあるが、これだと票割が始めから決まってしまうから、国民の政治意識が低下してしまう。それを避けるなら、現在の小選挙区制を維持するか、ドイツのように完全比例代表制しかない。但し後者だと少数政党乱立になり、政局は常に連立探しになる。日本も多数乱立のように見えるが、ドイツなど20幾つも政党があるんだよ。グリーンピースなど大人しい方で、海賊党なんてものもある。
 首相から解散権を取り上げれば、少なくとも議員は任期内は政策研究に集中できる。しかしこれだと議会に緊張感がなくなるという懸念も残る。それに対しては議員任期を3年に縮めるとか、アメリカのように2年毎の中間選挙で半数を入れ替えるというような手段も取れるのである。
 何故こんなことを云うかと言うと、政局の安定は経済の安定に繋がる。つまり急激な国債の下落・為替相場の変動を防げるのである。
(14/12/13)

 JTBが関連会社に今度の衆院選で公明党支持を要請した疑惑が発覚。この背景には国交相の太田(公明党)の意図があったといわれる。もしこれが本当なら、太田=公明のアナクロ振りに驚かされる。大臣がこうだから、関連企業もこうせよというのは、せいぜい1980年代まで。今時大臣にぺこぺこする会社などない。それでも以前はOBの受け入れ先機能もあったが、今やそれもない。何故か!日本企業発行株式の約6割は外人投資家が所有しているからである。太田=公明はその変化を全く理解していないのだ。
(14/12/10)

しかし何故麻生太郎はこんなに頭が悪いのでしょうか?まあ学習院も成蹊・・・ついでに大隈が出た聖マリアンナ医大・・・も、頭が悪くなくては入れない大学だから仕方が無いでしょう。つまり、本日麻生が何処かの応援演説でやった「社会保障費負担が増大するのは、女性が子供を産まなくなった所為だ」という発言。別にこの発言をあれこれ言う。つもりはないしかし一国の副総理ともあろう人物がこの程度の知的レベルと知られれば、世界中から日本が馬鹿にされる。又こういうアホを選出したのは北九州筑豊住民、仙台・東北と並んでアホの固まりだ。北九州にはアホDNAが充満しているのでしょうか?
(14/12/08) 

 衆院選公示前のマスコミ共同世論調査の結果が本日発表されましたが、それによると自民が300議席超で圧勝という結果でした。これは自民にとって、結構悩ましい数字なのである。
 まず回答者の約半数が投票先未定としている。これはこれまでの世論調査での数値とほぼ一致している。つまり、投票者の役半数が浮動票なのだ。これの動向如何で結果は大幅に変わる。第二に自民優位という情報が広まると、運動員の気が緩み、ドッチ道勝んだからと、運動に身が入らなくなる。第三に自民支持層もドッチ道勝んだからと投票に行かなくなったり、他党に浮気するのも出てくる。昔これで自民党が大敗した選挙があった。と言うことで、まだまだこの選挙も行方はわかりません。
 なおこの調査にはアベ支持の読売・産経も加わっている。それでもマスコミは公平な報道を、と要求するのでしょうか?。
(14/12/04)

 本日朝近所を散歩していたときに目に付いたのは自民党ポスター。ここでは相変わらず自民公認の「おおくま」と麻生のツーショット。アベのアの字もない。さてはアベの支持率低下を見込んでアベ隠しか。午後チョット図書館に行ってみてみると、自民ポスターは「おおくま」だけ。大丈夫でしょうか。
 大阪10区はこれまで辻元清美(社民→民主)と松浪ケンタ(自民→維新)が票を争ってきた。どちらも固定票を持っている。そこに自民分裂で担がれてきたのが大隈なのである。それを最大支援しなくてはならないのが党首であるアベ晋三。ところがこの男他の選挙区ではどうか判りませんが、どうも大阪10区じゃ雲隠れ。これじゃ末端の信任は得られない。
 「この道しかない」と叫ぶボクチャンは、苦手なところは行きたくないのですよ.。
(14/12/03)

 又アベの悪い癖が出ました。相手の挑発に乗ってつい激高し、云わなくてもよいことを口走る癖である。本日日本記者クラブ党首討論でアベは民主党の挑発に乗って、大事なことを口走ってしまった。
 まず第一は低年金受給者の月額5000円支給の1年半先延ばしである。これは消費増税対策として打ち出されたものだが、消費増税先送りは年金生活者から要求されたものでもなんでもない。実際世論は半々であって、決めたのはアベ本人である。それをあたかも年金生活者の所為にするような発言は筋が通らない。この結果、投票率の高い年金生活者の票が自民党から逃げていく結果になる。得票率は20%程度下落するだろう。裏で筋書きを書いているのは財務省。
 次は、賃上げがこのまま続けば、実質賃金は17年度後半には増税分を追い越すという見通し。こんなオトギ話みたいなもの、誰が信用しますか?これもまた、裏で筋書きを書いているのは財務省。アベはその筋書きに載って踊っているだけなのである。
 日本企業の中でこのまま賃上げが持続できるのは自動車他の一部の輸出型産業だけ。その他の輸入型産業のうち規制で護られていない分野の中小企業は、次の1年半の内にバタバタ倒産していくでしょう。賃上げどころの話ではないのだ。夢物語だよ。これでも得票率は10%程度は下落する。
 どうもアベ晋三は自分が少年時代を過ごした昭和30〜40年代の夢を追いかけているようだ。あのアメリカ追随主義もその当時の名残だろう。しかし今や21世紀。パラダイムは全く変わっている。こんな時代遅れのアナクロ人間をトップに据えておいてよいのでしょうか?無論、財務省にとって、こういうアホほど扱いやすいのはいないと思っているでしょう。
(14/12/01)

共同通信調査では、アベ内閣支持率(43%)と不支持率(47%)が逆転してしまった。又比例区での自民党投票率は28%。元々自民党は3割り政党なので、政党支持率は30%前後が普通。しかしこの数字は09年の政権交替選挙以来の低レベルだ。
 共同通信はマスコミ各社の出資による会社だから、アベの云うように「選んでいるんでしょ!」というわけには行かない。何故なら最大出資会社はアベ支持の読売新聞だからだ。今各紙で最大の購読数を誇るのはアベ支持の読売。アンチアベの朝日は例の従軍慰安婦やその他の誤報問題でむしろ購読者を減らしている。その他アンチアベは毎日・東京、アベ支持は産経だが、これらは世論形成にはたいした力はない。もう一つ侮ってはならないのが聖教新聞。これの購読者は創価学会会員にして公明党支持者。去る沖縄県知事選では、結局公明は自主投票になってしまった。学会員を纏め切れなかったのである。その理由は円安に代表されるアベノミクスです。創価学会会員の多くは、中小零細の自営業者かその従業員。それと年金生活者。円安と増税の被害をまともに蒙る階層である。彼らが山口の言うように、アベノミクスの好循環を実感しているでしょうか?その結果が共同通信調査に現れている。
 さてその対策はどうするか?既に現れているのが地方へのばら撒き予算。石破地方創生予算という2兆円のばら撒きが選挙対策でなくてなんでしょう。2兆円と言うのは骨格予算で、その周辺を含めると、大体その数倍概ね10兆円規模の借金が増えることになります。この支払い担保が消費税増税なのです。多分国民は既にその点を見通しているのでしょう。それに気がつかないのが永田町という訳。
(14/11/30)

自民党が民放各局に、選挙報道の公平さを要求。これは、これまでも選挙の度、特に自民不利と見られた時にやられてきた。その証拠に12年暮れの衆院選とか、昨年の参院選にはこんなことはやっていない。と言うことは、今回の選挙に自民党は相当危機感を抱いているということだ。むしろ逆効果4だけ。それに気づかないのは自分がアホだという証拠。
 以前のTBS放送にアベが頭にきて、それで慌てて各局へ脅しを掛けた(つもり)のだろう。しかしそれが効果を発揮したケースは一度もない。先月の内閣支持率はアベ贔屓の読売でさえ48%、アンチアベの朝日・毎日では42%台だ。こんな状態で解散などとキチガイ沙汰だと選挙のプロなら思うだろう。
 この自分に対する批判にキレル、思いたったら居ても立ってもいられない、周辺を仲間で固めるという性癖に一番似ているのが、お隣の韓国大統領朴クネ。今日も大統領府が野党系民間紙を大統領の名誉毀損で告発した。理由は産経ソウル支局長事件と同じ、取るに足らない噂を掲載したからだ。クネは韓国でも新羅人に属する。新羅と山口つまり長門は海一つ隔てて隣同士。古代から交流があり、いわば親戚同士。そう思えば、今の日本保守・右翼がいかに韓国化しているかがよく判る。以前橋したとやりあった在特会の桜井も、太っているが顔つきからはツングース朝鮮系。対する橋したは縄文系。かみ合うわけはない。
(14/11/28)

 それはさておき、いよいよ衆院解散。世間では「大儀なき解散」だとか、「止むにやまれぬ解散」だとか「長期政権狙いの政局解散」だとか色々言われていますが、本日毎日新聞解説記事が真相ではなかったかと思います。
 つまり消費税増税のためには人心一新が必要だ。そのために9月内閣改造、これにより解散総選挙を行って長期政権を目指す。しかし突如降って沸いたのが、小渕・松嶋問題。ここでもたもたしていたのでは予定が狂う。そこで飛びついたのが消費増税先送り案。これを「国民に信を問う」という名文にしたのである。
 そもそも解散に大儀が必要だという法律はない。明治憲法でも衆院解散規定はあった。ただし解散権を持つのは天皇であって、内閣の助言によってこれを行うものとされていた。だから歴代天皇は滅多に解散権行使はしなかった。それが戦後新憲法で内閣総理大臣に移管されただけのことである。従って以前は誰も簡単には解散はしなかった。それが解散の大儀である。ところが最近、いとも簡単に政局に利用されるようになった。きっかけはコイズミの06年郵政解散である。
 しかしそれは手段に過ぎない。本質は、「止むにやまれぬ解散」だ。「止むにやまれぬ」とは、感情に奔って思いを行動に移す様である。そこには情はあっても理はなく、感はあっても論がない、自己中心世界しかない。昨年暮れ、アベは突然靖国神社に参詣した。これがその後の日中韓関係を悪化させた。このときも彼は「今行かなくては・・・」などと意味不明発言をしている。更に国会答弁などを見ていると、野党質問に対し、しばしば激高し感情的になり、質問趣旨と異なる自説を延々と主張するケースがある。つまり彼は多数の理解を得られる客観的論理より、自分又はその支持者だけに通用する主観的論理を優先する傾向が強い。これらの点から考えると、今回は「アベのヒステリー解散」と呼んだほうが良い。
 この傾向は何に由来するものだろうか?遺伝的形質によるものか?しかし彼のジジイの岸信介とか、大叔父の栄作なんかは、陰謀家であったが感情に奔ることはなかった。と言うことは、これは父筋のアベ家の特質かもしれない。
 あるいはカルシウムとか亜鉛とか鉱物成分の不足又は過剰摂取、脳内ホルモンの代謝異常のような要因もあるかもしれない。特に筆者が注目するのが、新政権で頭髪が増えたことだ。これは女性ホルモンの過剰分泌を疑わせる。男性の女性化は、先に述べた過剰な感情行動の原因にもなる。アベが服用しているといわれる胃腸薬の副作用か?
 これは別にしてアベ晋三はジジイの信介より、東条英機に似ている。東条陸軍大臣の下で兵務局長を務めた田中隆吉は、東条大臣は気に入らぬと直ぐにかんしゃくを起こし、部下を怒鳴りつける性癖があり、それを恐れて部下がまともな報告を大臣に上げなくなった、と述べている。また反東条派の軍人には憲兵を差し向けて徹底弾圧。周りに批判派はいなくなった。しかし一方自分の仲間には暖かく、開戦時には、参謀総長には杉山、南方軍には寺内、シナ派遣軍には畑、関東軍には梅津と、自派で固めている。昭和18年のインパール作戦など、参謀本部も陸軍省もみんな反対しているのに、子分の牟田口に泣きつかれると、あっさり認可してしまった。その結果があの悲惨な白骨街道なのである。これなどアベ政治の特徴であるお友達人事とそっくりなのである。アベも官邸内では気に入らぬことがあると、怒鳴り散らすらしいからよく似ている。
 今回の総選挙はアベノミクス他色々争点もあるようだが、アベ恐怖政治も争点の一つに取り上げても良いかもしれない。
(14/11/19)

 沖縄県知事選は予定通り、翁長候補が中井真を14ポイントの差をつけて圧勝。自民党筋は、事前には負けるの判っているが、どの程度の票差で負けるかが問題だ、といっていた。得票率差が一桁ならまずまず、二桁なら問題ということだ。そして今回、10ポイント以上の差をつけられての敗北。党内では谷垣執行部の責任を問う声が出てくるだろう。
 今回の選挙は中井真と自民の自滅だ。昨日8時からのTBS/BS放送(開票直後に当確が出るのだ)。ゲストは元防衛相の森本敏。彼曰く中井真敗北の原因は民主党政権時のミスマネージメントにあるという。つまり鳩山の混乱で沖縄県民に辺野古移転はしなくて良いというメッセージを与えてしまった、それが無ければ辺野古移転は粛々と進んだはずだ、といかにも過去の経緯を無視する元外務官僚らしい解説。
 しかし、辺野古移転は既に橋本内閣時に決定されていた。それを地元の反対に脅えて10年以上もほったらかしてきたのは自民政権なのである。これこそが沖縄ミスマネージメントの原点である。他にも久間*とか尾身他の自民党議員の沖縄ゼネコンとの癒着というスキャンダルもある。
 このままでは普天間固定が既定事実化してしまう。これでは連立政権がもたないと判断した鳩山が、社民要求を呑んで「最低でも県外移設」方針を打ち出した。やり方としては稚拙で、結局アメリカの圧力で鳩山退陣になってしまったが、中井真は10年沖縄知事選では民主党の支持を得て再選を果たした。その後民主党は辺野古回帰に移り、埋め立て申請をおこなった。この間中井真は終始冷淡で埋め立て申請書も事実上たな晒し。この時点では、県民は中井真は辺野古移転に反対と思ったに違いない。
 ところが12年の政権交替で、アベばら撒き沖縄振興策と引き換えに辺野古移転支持を打ち出した。一般的に見れば金で魂を売った、大いなる変節と見られても仕方がない。
 では何故普天間問題はこんなに揉めるのか?これにはアメリカの都合を考えに入れなくてはならない。クリントン時代に沖縄海兵隊のグアム移転が議論された。問題はその移転費用である。アメリカ議会はその大部分を日本負担とするよう要求した。その額にびっくりしたのが日本の財務省。グアムにこんな金をつぎ込むくらいなら、沖縄で済ます方が安上がりだ。何故ならグアムでも沖縄でも、結果は同じだからである。もし政権が沖縄をあきらめるなら、そのときは霞ヶ関による倒閣運動(クーデター)だ。
 この財務省の反対により、歴代政権は辺野古と向かい合わなくてはならなくなったのである。当に敵は本能寺にありだ。
*元々辺野古展開では桟橋案が有力だった。ところが久間が防衛庁長官のとき、何故か埋め立て案に変更されたのである。その理由の説明を久間は拒否している。それどころか、後継の石破や中谷など外国防衛族議員も知らぬ顔だ。彼らは表では日本の国益とか綺麗ごとを言っているが、裏では自民党沖縄利権拡大の片棒を担いでいるのである。
(14/11/17)

 いよいよ沖縄知事選が始まりました。事前の調査では翁長候補が中井真を25ポイントリード。自民党が懸命に底上げを図るもこのリードを逆転するのは難しい。おまけに投票率も上がっているようだ。
 ここでもし負けると、次の衆院選や来年統一地方選に影響が及ぶ。とたんに政局でしょう。しかし中井真の選挙公約とか衆院解散・選挙日程まで全部決めたのはアベ自身なのだから誰にも責任の持って行きようがない。ボクチャンさてどうするんでしょう?
(14/11/16)

 自民党の高村が今回の解散を「念押し解散」と表現。意味はよく判らないが、要するにアベノミクスの効果を国民に判断してもらうための解散だ、と言うことらしい。しかしそんなことに衆院解散まで引き出す必要があるでしょうか?要するに、アベはアベノミクスに自信をなくしているということだ。誰でもそう思う。これはアベノミクスを推進してきた日銀・財務省の官僚群、与党内でも谷垣派など改革派に対する大変な侮辱である。こんなことで自民党は選挙を戦えるのでしょうか?
 高村発言は自民党史でも滅多に見られない大失言だ。
(14/11/14
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 2週間ほど前、誰かが家をピンポンするのでだれかと見てみれば、自民党の市会議員。色々地域のお役に立ちたいのでぜひどうぞ、と言うわけ。自民党がこんなことをするのは高槻に引っ越してきてから初めてだ。多分来年の統一地方選に向けてだろうが、保守天国の高槻市南部でこういうことが起きるということは、自民党も相当危機感を深めているのだろう。
 さていよいよ衆院解散が確実視されています。報道よれば、総理が解散時期について与党と本格協議に入ったとか。しかし、こんなことは前代未聞です。そもそも衆院解散は首相にだけ許された特権である。だから政党と時期その他について協議することなどあり得ない。仮にあっても、それが外に漏れないようにするのが、官邸・与党の役割だ。それをこんなに早く出してくるのは、野党や与党内批判派を牽制する戦略か。だとしてもあまりたいしたことはない。与野党ともそれを見越した対策をとっくに採っている。その表れが冒頭に挙げた高槻市議のどぶ板廻りなのである。
(14/11/13)

 アベがAPEC・・・そもそもTPPの時代にこんなもの必要なんでしょうか?・・・出張中に、俄かに自民党内で高まってきた早期解散論。今や衆参両院で多数を取る自民党で、何故解散風が出てきたのでしょうか?
 衆院解散の争点は云うまでも無く消費税再増税です。思うに、小渕・松島問題で最近とみに低下してきた内閣支持率、沖縄県知事選での中井真不利情報。これで負ければ来年の統一地方選はガタガタだ。その後には参院選が控えている。おまけにアベブレーンの内閣参与の浜田は早期消費税再増税には否定的。日銀黒田だって本心はどうか判らない。と言うわけで今のところ、アベ内閣には障害が山積している。この際座して死を待つより、局面打開・体勢挽回を諮るべきだ、ということか。これ、まるっきり太平洋戦争開戦前の陸軍強硬派(参謀本部)の主張にそっくりなのだ。
 さて肝心のアベはどうか。あれはB型だ。B型は結構天邪鬼で、みんながいうことの反対方向に行きたがる。ここでみんなとはどういう範囲かと言うと、一つは自民党内の雰囲気、一つはアベ側近特に財務省の意向、もう一つが国民世論つまりマスコミ世論調査の結果である。この中で再増税に最も積極的なのが財務省と、それに踊らされている自民党の一部だけ。評論家の多くも慎重論だ。従って天邪鬼アベが早期解散に打って出る可能性大と見る。株で言うところの逆張りだ。ただしあくまで可能性だから、アベ本人がどう考えているかまでは判りません。お坊ちゃんだから、途中でへなへなになってしまうこともある。そうなればアベはレームダックだ。
(!4/11/11)

石破地方創生でもう一言。中央官僚を地方に派遣して地方の希望を吸い上げるという構想だが、こんなもの効果があると思いますか?それ以上にこれが実現するかどうか、実現したところでその結果がどういうものか、はっきり云って惨憺たる失敗策に終わるでしょう。
1、派遣するといっても、本人が自前の役所(官僚組織)を持っているわけではない。派遣するなら他省庁にお願いするしかない。他省庁がいい顔するわけがない。それどころか恩着せがましくなるだろう。
2、他の大臣がいいと言っても、肝心の官僚が、はいOKですというとは限らない。そもそも地方への出向は、各省庁で決まっている。これはキャリアになる。しかし石破人事による出向がキャリアになるかどうか、彼らはまずそれを気にするだろう。
3、仮に地方に出向したとして、どのセクションに配属されるのか?これは地方でも同じで、石破人事官僚をどう処遇してよいのかわからないから混乱が発生するだけである。
4、無事あるポジションが与えられても、官僚の出向は大体2年が限度。.やっと地元に慣れてきたかと思うと交替だ。それどころかその前の地元役人に篭絡されて、果ては地元の言い分を中央に伝えるだけの伝書鳩に成り下がる。何故そうなるかと言うと、自前の組織予算を持たないからだ。
5、この逆が地方役人を中央に派遣する、所謂「天上がり」である。この方が中央官僚の天下りに比べましのように思えるが、それも一時的なもので、結局は中央官僚に篭絡され、中央の意向を地方に伝えるだけの伝書鳩に過ぎない。
 何故こうなるかと言うと、今のアベ政権の地方創生策が、来年の地方選挙対策を意識しただけの、俄か作り生煮え産物だからである。つまりそこには哲学も理念も思想もなにも感じられない。
 地方創生問題とは、言い換えれば東京一極集中問題なのである。地方創生をやろうと思えば、東京への資本集中をやめなくてはならない。しかしアベノミクス下では東京集中はますます加速する。今回の日銀金融緩和など、当にそれを地でいっているようなものだ。つまりアクセルとブレーキを同時に踏もうとしているのに過ぎない。こんなことが成功すると思いますか?アベも石破も世襲議員。つまり東京生まれの東京育ち。心の底では東京は離れたくない。地方なんてどうだっていいと思っているのに違いない。
こんな馬鹿な地方創生などさっさと止めて、地方切捨てに走った方が未だましかもしれない。
 (14/11/04)

 地方創生で石破が政府機能の地方移転を言い出したが、本気かねえ?首都機能分散は殆ど半世紀ぐらい前から言われ、20年ぐらい前には「首都機能移転法案」と言うのまで出来ている。しかしその後、これが国会で真剣に議論された形跡はない。特にコイズミ内閣以後は完全に封印されてしまった。盟友の石原シンタローが反対したのだろう。しかもその後の政策・・・特に自民政権下・・・では人口・資本の首都一極集中政策が採用されている。
1、自民党最大の支持団体である日本経団連加盟企業はバブル崩壊以後、急速に資本・経営中枢の東京集中を進めている。これには理由があって、好き好んでやっている訳ではない。経団連が今更各社に本社移転を進めるわけがない。
2、アベ政権が成長戦略の矢とするリニアや東京オリンピックは、いたずらに人口・産業・資本の東京集中を進めるだけである。既に東京オリンピックは国家プロジェクトに指定され、施設整備計画は当初の倍以上に膨れ上がっている。この差額はどこから持ってきて、誰が払うのか?下手するとこれが消費税増税のネタに使われたり、将来東京オリンピック税が付加されるかもしれない。その大部分は地方が負担することになるだろう。リニアなど名古屋から人口を東京に吸い上げる吸引ポンプのようなものだ。
3、官僚の抵抗。これが最大の抵抗勢力だろう。何故抵抗するか?彼らは官僚互助組織というものを作っている。この中にいれば一生安泰だ。しかし、地方に行けばこの組織から外れる。それどころか互助組織そのものが崩壊してしまう。と言うわけで、政府機関移転案は官僚によって潰されてしまうのである。
4、現在の与党自民党議員3/4は2世3世議員である。彼らは東京生まれの東京育ち、事実上東京出身者である。選挙の時しか選挙区には帰らない。小渕優子もアベ晋三もそして石破茂もそうなのだ。そういう東京住民が今更地方創生など言い出すことに嗤ってしまうし、根っからの地方在住者には不信感しか残らないのである。
(14/11/03)

 小渕優子後援会の元会長が、観劇費用収入を収支報告書に記載しなかった、と発言。その理由として会計に色々辻褄が合わないところが出てきた、それを埋め合わせるために記載しなかったとも発言。これで飯島勲の言う、うっかりミスは根拠を失った。
 これまで(ワタクシも含め)世間が注目してきたのは明治座観劇会ツアー収支の不一致だった。ここにきて、どうも収支不一致の本質は会計の辻褄合わせで、観劇ツアーはそれを隠蔽するために使われただけとなってきた。他に色々あったのだろう。
 しかし原因はどうであれ、小渕優子後援会を通じて優子政治資金に疑惑のある動きがあったことに変わりはない。要するに、団体の経理に何らかの不足分があり、後援会長はそれを補填するために何処かから金をかき集めた。ところがその使途を明らかにすると議員に迷惑が懸かる。まさか私的流用ではあるまい。その場合は直ぐに判る。
 そこで使途を有耶無耶にすることにした。しかしこのままで行くと、元後援会長はかき集めた金を自分でネコババしたことになる。つまり背任横領である。それが何処からきたのか?かき集めた金が何処にいったのかが問題なのである。
 町長という職務を利用すれば、町発注の公共事業や物品購入で、業者から年1000万単位のバックを要求することは不可能ではない。これは収賄に当たる。又集めた金が選挙資金に使われたすると公職選挙法違反。議員にも連座制が適用される。議員辞職は免れない。事件が発覚して一ヶ月近くにもなるのに、なんら明確な説明がないということは、背景に相当複雑なシガラミがあるのだろう。
(14/10/31)

  東京地検が小渕後援会事務所や後援会長宅強制捜査に着手しました。さて何事があったのでしょうか?この前TVで飯島勲は小渕会計報告書を「こんなガラス張り報告書は見たことはない、金額が合わないのは修正すれば済む」とべた誉め。ではそんなきれいな報告書に出た軽微な間違いに、東京地検特捜部が関心を示すでしょうか?韓国ソウル地検とは違うのだ
 
皆さんは観劇会収支報告の差を議員側の補填という点で捉えている。しかしワタクシは補填はあったにしろ、その原資が何処から来ているかに関心がある。小渕家が幾ら財産を残したからといって、ン千万円は大金だ。優子にそんな金を集められる能力があるとは思われない。何処かから見えない金が小渕後援会に集まってきたのだ。
 このわけの判らない金の出入りを巡って、優子後援会長が町長を辞職。これこそとんでもない話だと、世間では非難轟々。しかし、これは上州(群馬県)では当たり前。なにしろ、国定忠治や大前田英五郎などヤクザの本場。法律よりはヤクザの仁義が優先する土地柄なのだ。

 
それと不思議なのは、何故あの時点で、飯島がマスコミを使って、血相変えて優子擁護発言をしたのだろうか?多分この問題を放置しておくと、政権近傍に火の粉が飛んでくるのは明らか。それを誤魔化そうとしたのだろう。飯島はいろんなことを知っているはずだ。それを喋ればとんでもないことになる。だから政治家に恩を売るために黙っているのだ。これもまたヤクザの仁義。一度指の数を数えてみたいものだ。しかしたかが元内閣秘書官。議員どころか表の役職にすらついたことがない。こんなイタチ野郎に何故日本のマスコミや政治家はぺこぺこするのでしょうか?そんなにヤクザが怖いのでしょうか?
(14/10/30)

それにしても腹の虫が収まらないのは、一昨日の飯島勲の言い分である。当人はスタジオに小渕事務所の政治資金報告書コピーを持ち出し、これを領収書も合わせて全部チェックするのは不可能だ、と主張する。しかし報告書はせいぜい300ページ。ワタクシの経験で言えば、こんなもののチェックなど、半日もあれば十分。それも領収書等根拠資料参照も含めてだ。1000ページでも1〜2日もあれば十分。それを出来ないというのは、飯島の頭がよっぽど悪いのだ。こんな頭の悪い人間の言い分が通るのが今の日本の問題点。そこに見られるのが、事実の露呈が怖い役人と永田町住人の自己保身。そんなものに騙されるマスコミの無知・無能の堕落。

 
世の中には女に嫌われる女というものがある。プライドが高く、周囲を見下すタイプの女である。筆者の小学校同窓会でも、小学校時代の派閥が今だに残っている。優子、みどりに続いて片山さつきにも、参院外交防衛委員会の運営を巡って野党からの追求の目が迫ってきた。運命は風前の灯。何故女性閣僚や幹部ばかり狙われるのか?優子はともかく、みどりとさつきは東大。これ女が駄目なのか東大が駄目なのか?

 
優子とみどりの首切りは始めから決まっていたことで、その筋書きを書いたのは菅義偉という説がある。それはあり得ることだと思う。まず反面教師にしなければならなかったのは5年前の第一次アベ内閣。このとき松岡や赤城のスキャンダルに対し決断を遅らせたため、内閣支持率が低下し、その年の参院選大敗北につながった。このとき菅はアベ側近として事態収拾に当たり、失敗した。そのトラウマが、今回の早期首切りに繋がったのだろう。これがアベ恐怖政治の本質である。菅の役割はむしろ豊臣政権における石田三成だ。
 
今回人事の目的はあくまで政権維持である。これはアベとその側近及びコアの支持者にとっては安心できるが、首を切られた本人やその周辺にはしこりを残す。更に中間派にとって党中央に対する不信感や不安感を与える。これが集約すると三成憎し、ということになる。
 
果たしてこれで自民党は党としての団結を維持出来るか。維持するためには、今後も同じ人事という党内テロル(恐怖政治)を繰り返さなくてはならない。その挙句が憎しで始まる自民党版関が原合戦だ。
(14/10/22)
 

 それにしても優子とみどりの書き眉毛はなんとかならないものか。下手過ぎる

昨日BS8プライムニュース。テーマは小渕辞任。コメンテーターは自民中谷と民主、対するゲストは飯島勲ともう一人評論家。評論家が今の問題は野党が「これを盾にして国会審議を妨害していることだ」、というと民主に「そんなことはないキチンと審議に応じている」と反論されると、この腰抜け評論家はだんまり。
 一方飯島は黙っていない。小渕の政治資金報告書はガラス張りだ、こんなガラス張り報告書はみたことがない」「そもそもアカハタが取り上げたのが8月半ば、一ヵ月半後に週刊新潮が取り上げるという情報がでたから問題になった。その間に修正して置けばよかったのだ」とはげ頭を震わせ血相変えて大怒り。さて飯島は誰に対して怒っていたのでしょうか?野党か、マスコミか国民か、それとも自民党か小渕事務所か?それがさっぱり判らない。彼が言うガラス張りとはどう云うことか?数字が一桁単位まで書いてあれば、領収書の裏づけが無くても、それが真実とでも思っているのか?こんなアホ見たことがない。だからあの怒りも空虚になってしまう。
 手続き上、報告書にミスがあれば修正すればよい。しかしそれは数字を書き換えればよいというものではない。修正の根拠が必要である。明治座観劇ツアーの収支差額は2年間で2600万円以上に上る。書き忘れでは済まされない。小渕と後援者は、その根拠を見つけられなかった。この差額の金が何処から来たのか、が注目のまとなのだ。それが小渕辞任に繋がっているのである。飯島はその点を見逃し、形式上のことだけを採り上げている。下仁田ねぎのくだりに至っては笑ってしまった。飯島はあんなものもらっても美味くないから嬉しくもないと喋ってしまったが、これは群馬県農家に対する大変な侮辱である。そしてそんなに喜んでもらえないものを送るのが、後援者に対する謝礼となるのか?
 何故フジTVは飯島などというアナクロボケ老人をゲストに呼んだのでしょうか?プロデユーサーの能力を疑う。
(14/10/21) 

優子辞任に続いてみどりも辞意。意外に早く片付いたかとも思うが、それだけアベが焦っている証拠。オレが留守中に何をやっとるんだ、という思いだろう。元々国会会期中は閣僚は日本を離れることが出来なかった。それを副大臣制を敷いて、閣僚も海外に行けるようにしたのは民主党内閣閣。アベはちゃっかり利用したわけだ。自業自得といえばそれまでだ。
 昔の自民党内閣閣僚は政権奪取の貢献度とか、派閥バランスを考えて、必ずしも総理一人の思い入れだけでは決まらなかった。ところがアベ内閣になってから、総理の思い入れが際立つようになった。それがお友達内閣である。まず平成5年の第一次アベ内閣である。そして今回の第三次アベ内閣。まず・・・海外基準に照らして・・・女性閣僚の数を決めた。そして自分に近い女性議員をピックアップし、その経験・能力・識見に無関係にポストを割り当てた。これが全ての失敗の素だ。

 さて優子の後任となった高市早苗。これだってどうだか判らない。これの地盤は奈良県中部。宇陀郡、高市郡、葛城町あたり。高市という苗字はものすごく旧く、少なくとも飛鳥天平期、ひょっとすると古事記に、神武天皇を案内した言われる大和葛族まで遡れるかもしれない。この地域は古代では興福寺や法隆寺、吉野神宮等大寺院・神社の領地だった。聖徳太子の貧民救済政策により各地に悲田院が作られた。悲田院はこれた大寺社領地に割り当てられたと考えると、現在の奈良県内同和地区の分布が説明できる。その後、悲田院住民や先住民はこれら寺社の神人となった。神人とは、地域や寺社の忌みごと、穢れごとその他雑事を引き受ける被差別民である。高市氏は彼ら神人を統制する役割を持ってたのだろう。高市氏も神人かどうかについては、議論が分かれるだろう。
 そして明治の解放令で、神人は公務員(役場員や警察官)、食肉業者、土建業、産廃業者となった。高市は彼らを組織集票基盤としている。これ以上云うと差別発言になるから、この辺で止めておきます。
 こんなのが日本の経済産業政策を決めるとすれば、すわ同和利権の復活か、と直ぐに思ってしまう。ワタクシがアベ政権を批判する理由の一つに、この政権は根底のところで同和利権をくっついているのではないか、という疑いがあるからです。アベの選挙フレーズ「日本を取り戻す」の中に、「同和利権も取り戻す」も含まれていると考えれば納得できます。
(14/10/20)

  共同通信の世論調査で、アベ内閣支持率が50%を切って48%台。共同通信は保守派メデイア。これでそうだから朝日・毎日ならもっと支持率は低下する。元々アベ政権は保守主義という名の、ポピュリズム路線でやってきた。その看板が女性閣僚だ。そこにトンデも事件。ポピュリズムというのは人材を無視するか、浪費する。かつて民主党が政権をとったとき、痛感したのが専門家不足。いきなり勢力を伸ばしたものだから、人材がいない。所詮小沢ガールズだ。何か問題が起こったとき、後をフォローできる人材がいない。
 今回の小渕事件でも似たようなものだ。仮に小渕が辞任したところで、あとを埋める人材・・・女性でなくてはならない・・・がいない。それだけではなく、12年総選挙の結果、シロウト議員が増えてしまった。これはかつての民主党政権とそっくりである。この結果、アベのお友達人事、言い換えれば人材浪費作戦がここにきて破綻しかねない。
 人材不足は与党も野党も同じだ。
(14/10/19)

 今話題の小渕優子資金疑惑事件。従来のこの種事件に比べ金額が桁違いに大きいので、まだ全貌が明らかになっているとは云えない。明治座観劇問題はその一部にしか過ぎないが、内容が単純でお粗末だから判りやすい。
 この件、会員1000人で会費12000円だから収入は1200万円。それに要する費用はバス代・劇場代・昼食代を入れてもせいぜい700〜800万円。ざっと4〜500万は儲けておる。役者のご祝儀がン百万円要るというのもいるが、ご祝儀は必要経費としては認められない。
 何故これだけの収益を上げなくてはならなかったのか?明治座観劇がおこなわれたのは12年。年末には総選挙だ。金の要る年だ。しかし小渕は既に地盤を持っているから、本人の選挙にはそれほど金はかからない。一方全体収支を見ると、資金疑惑は多年度に渉っており、一回の選挙毎に金を集めていたわけでは無いことも判る。
 これから先は筆者の当て推量だが、09年の下野で自民党は懐が寂しくなった。これではとても次の選挙は戦えない。そこで党中央から、一部の有力議員になんとしてでも資金を集めろ、という指示がでた。小渕派は十分有力議員のひとつである。無論その見返りは、政権奪取後の人事だ。大臣だって夢ではない。悪くは無い話である。誰がこんな指示をだしたか、と言うと当たり前だが党幹事長を置いて他にはいない。
(14/10/17)

 松島団扇事件に続き、今度は小渕優子の政治資金疑惑。アベは女性登用優先を掲げて第二次内閣を組織したが、掛け声が優先して、中身のチェックがおろそかだったようだ。優子も当選当時はスッチーで政治のことなど判らず、政治資金の運用は後援会の番頭連中に任せていたかもしれないが、これも今や過去の話。本人も既に50才。そんな言い訳は通用しない年齢だ。資金の使用先を見ても、本人の意思が強く働いていたと見られる項目が多い。
 アベ内閣の登用女性を見て直ぐに判るのが、みんなアベ好みと言うことだ。別に顔がどうと言うのではなく、基本的には保守で、政治的には派閥や何かでもアベに近く、頭と性格が悪いのが共通点。これはいわゆる「お友達内閣」路線だ。それも海外での標準がこうだから単にそれに合わせようという小学生的発想。これがアベの女性起用路線の実態なのである。それにしても、数さえ合わせればそれで合格という発想はどこから来ているのでしょうか?小学校教育に問題があったか、それとも子供のときから選挙の度に、そういうことを聞いて育ったからか?
(14/10/16)


 シリアへ行こうと考えた若者。ワタクシは3年前の統一地方選挙のとき、電車の中で維新の内容空疎な選挙ビラを真剣にみていた若者の顔を思い出します。今イスラムに関心を持つ若者は、かつてオウム真理教に取り込まれた若者と大きな差はないでしょう。
 さて日本の防衛大綱から周辺事態という言葉が消されようとしています。この言葉は確か昔、中曽根康弘が国会答弁で使った言葉。それが弟子筋のアベシンゾウによって消されようとしている。ヤスの心境や如何に。
 この展開、背後にアメリカ特にオバマ政権の強力な要求があったのは見え見え。オバマはこれを中間選挙の材料にしたいだろうし、アベはこれをTPPの取引材料にして、来年統一地方選材料にしたいとうところだろう。
 それにしても長州という尊王攘夷の本場から、何故こんな媚米・反中・天皇嫌いの右翼が出るのか不思議だ。ジジイの岸が巣鴨に入っていた5年間で、よっぽどアメリカに4脅されたのだろう。このように時期を見てコロコロ変わるのが長州人の特徴だ。だからワタクシは山口県人を信用しない。この時期親米に転向した右翼に児玉誉士夫がいる。一方、赤尾敏のように、あくまでも反米自主独立を主張した右翼もいた。今この路線を継ぐのは鈴木邦男の一水会ぐらいなものか。
 アメリカはこれで自分のポチとして日本を手なずけたと思ってるだろうが、事としだいよっては将来アジア最大の同盟国を失うリスクも手に入れたのである。何故なら日本には選挙による政権交替というアクシデントもあるからである。
(14/10/09)

  アベが国会で御岳災害に触れ、「ハザードマップ作成を急ぐ。そのための予算を増やす」と答弁。誰がハザードマップなんて言葉をアベに教えたのだ?幼稚園児に玩具を教えるようなものだ。それも頭がよけりゃよいが悪いんだから。
 ハザードマップを作る前にやるべきことは一杯ある。必要なことはそれが行われてきていたかどうかの検証、次の噴火に備えて何をすべきかの計画・立案・実施である。
 現在のハザードマップは固体のマグマ噴火だけを想定して作成されている。マグマ噴火に至る過程でも様々な現象が起こる。火山防災対策はそれぞれの局面に応じて作られねばならない。今回の御岳噴火は、前兆である水蒸気噴火に過ぎない。今後本格的な活動に移行する可能性は高い。それを予測するためには、今の気象庁がやっている測地学的方法は無力である。山体内部での地熱・圧力分布とその変化を捉えなくてはならない。
 なお、今日気象庁が御岳の山体が僅か膨張したと発表したが、これが噴火の後に発生したのか、発生前に発生したのを今確認したのかが判らない。これがどちらかなのかで、今後の対応は大違いになる。こういう基本データさえ採られていないのだ。こんなことで噴火予知など噴飯だ。
 昨夜のNHKニュース7に気象庁の火山・地震予報課長と火山予知連絡会長が出ていたので少し聞いてみたが、途中で嫌になったのでチャンネルを変えてしまった。要するに二人とも、云っていることは中途半端で言い訳ばかり。火山に対してはシロウトなのだ。それどころか、現在の気象庁にいるのは物理・天文専攻ばかりで、火山や地質を学んだものは殆どいないということだ。こんなシロウト集団に火山予知を任せてよいのか?アベはその点を答弁すべきだった。
 それと、火山や地震などという固体地殻に関する現象の予測を、何故気象庁という空気屋に任せるのだ。空気屋は空気だけ触っておればよいのである。アメリカでは気圏は全米気象協会、水圏はNOAH、岩石圏は地質調査所(USGS)と言うように厳密に分けている。これはヨーロッパでも同じある。異なるカテゴリーをゴッチャにし、更にその中で学界・官界・業界で蛸壺に入ってお互い知らん顔をするのは、日本だけじゃないか?
(14/10/05)

 片山さつき問題、もうちょっともめるかと期待していたのに、自民が陳謝してあっさり幕引き。いくら女性重視の世の中といっても、こんな女が管理職で上司にこられたら、たまったもんじゃない。私ならあっさり会社を辞めちゃうよ。
 それはそうと片山が入手したという投書。果たして誰が出したものか?それを明らかにしないと怪文書騒ぎになる。永田町には昔から自作自演の怪文書が出回る。以前、第一次アベ内閣の時だったか、民主党の若手議員が怪文書を出して政府を追及したところ、それが偽者だということがばれて、議員辞職。本人はその後自殺した。この議員も東大(全共闘)→経産省で片山の後輩。東大全共闘というのは怪文書が好きなのか?東大闘争のアジビラなど、怪文書みたいなものだから仕方が無いといえば仕方がない。

 片山さつきが某匿名自治体首長からの投書として、「御岳の観測がおろそかになったのは民主党政権の仕分けの所為だ、政権交替でいくらか復活した」とツイッターに書き込んだものだから、それに民主党が噛み付く騒ぎ。このバトル、何か朝日慰安婦誤報事件によく似ています。
 両方ともニュースソースが怪しい。朝日の場合は吉田清次といういかがわしい人物ということは判っているが、今回は匿名と言うことで人物も特定されていない。また、両方とも裏付けも採らず、上司の了解も得ないで勝手にパブリッシュしてしまった。公人としてお粗末極まりない。
 元朝日記者は本年66才。団塊全共闘世代のど真ん中だ。朝日→帝塚山学院大教授(このほど右翼から脅迫が入ったので辞職)という経歴から察すると、元東大全共闘の匂いがする。一方片山はれっきとした東大全共闘書記で、東大闘争のときはせっせとアジびらの原稿を書いていた。
 そして一方は転向して官僚→保守系政治家、一方はラジカル左翼ジャーナリスト。どちらも東大左翼に多いパターンである。そして両方に共通するのは、自分に都合の良い情報ならなんでも飛びつく貪欲さと、途方も無いエリート意識だ。元朝日記者に、オレが書いた原稿にけちを付けられる奴なんかいない、という思い上がり、一方片山にもこれを利用して点数を稼ごうという功利主義が見られる。
 要するに両方とも、同じ穴の狢なのだ。
(14/010/01)

福島県知事選は自民党県連が鉢村支持をあきらめ、党本部の言うとおり、民主相乗り内堀支持で決着。昔ならこれでメデタシメデタシなのだが、今の世の中そうは行かない。自民県連内ではこれまで鉢村支持で動いてたのに、なんで今更民主候補支持にならなきゃいけないのだ。民主陣営でも同じで、自民は勝手に割り込んできただけだ、協力の必要はない、という声が上がりかねない。
 ここに地域しがらみのない第三者候補が、いきなり立候補すれば、自・民共闘など吹っ飛んでしまう。まだ判らないのが福島県知事選。
(14/09/09)

 さて第二次アベ内閣が発足しましたが、最大のサプライズは谷垣幹事長ではないでしょうか?この案、元々アベの頭にあったのか、それとも他に人がいなくてこうなったのか?定かではありませんが、誰が見ても判るのが、来年秋の総裁選での露骨な谷垣外し。
 石破の例で見るとおり、政敵と見ると一旦は取り込むが、時期がくればポストを取り上げて追い詰める。その後は梯子を外して孤立させる。谷垣だって何時そうなるか判ったものじゃない。今のアベは将来政敵になりそうなのを次々と潰しにかかっているように見える。果たしてこれが吉と出るか、凶と出るか?
 なお、地方における石破人気は衰えていない。今回の人事が地方票の同情を買うことになれば、逆効果。策士策に溺れる例となる。
 なお、女性僚5人だが、これは只の数字合わせ。出てきた面子を見れば、只ひたすら小泉やアベに擦り寄ってきただけの政界売春婦、いや慰安婦というべきか。高市早苗など、大和のあっち系。あの口の大きさから見ると、先祖は郡山辺りの淫売か!。
 マスコミや世間では重厚内閣というが、らの私世代では軽量チンピラ世間迎合内閣にしか見えない。
(14/09/03) 

 第二次アベ内閣・執行部人事も大詰めに差し掛かってきました。残りポストはあまりない。消えたのは小渕幹事長だが、候補者には数人おり、石破或いは石破派が入る可能性はない。そもそも小渕幹事長など、誰が言い出したのでしょうか?存外アベ自身かもしれない。選挙は俺がやるぞ、と云いたかったのか?
 大臣待機者も大勢おり、アベがそれらに目配りすれば総務相ポストも危ない。そうすると石破に与えられるのは、地方創成相という名前だけの盲腸ポスト。これでは仲直りは無理だ。
(14/09/01)

 第二次アベ内閣人事の概要が段々と明らかになってきましたが、この中で誰でも興味・関心を持つのが幹事長と安保担当相、それとアベが石破に示した農水相と総務相ポスト。ところがこれまでの情報では、農水相は西川、安保担当兼防衛相は江籐で決まり・・・・兼務なら安保担当相など不用ではないか?。おまけに幹事長は小渕優子という説まで出ている。残っているのは総務相だが、これは内政ポスト。石破がやりたがっている外交・安保とは全く無関係。要するに石破飼い殺しポスト。
 さて石破は総務相を除く3ポストを皆経験している(農水相はどうだったか憶えていないが、石破は本来農水族でシロウトではない)。ところがこれまで出てきている人事案は全て石破より格下。つまりアベが「石破さん、アンタはこの程度ですよ、もう用事はありません」と云っているようなものだ。石破も随分甘くみられてしまった。
 最も問題は小渕幹事長。アベは何故こんな情報をリークしたのか?幹事長は選挙の要。確かに前の滋賀県知事選で負けたから、アベが石破に不満を持ったかも知れないが、他の誰かなら勝てたか、というとそんな保障はない。
 一番重要なポストは幹事長だ。9月の福島県知事選、11月の沖縄県知事選。どちらも保守分裂選挙だ。こういう分裂状態を作ったのは、これまでの総裁・幹事長の責任にあるのは当然だが、当面次期幹事長の役割は、この分裂状態を如何に修復し、党に有利な状況を作っていくかである。果たしてこの難問を、党勢選挙どころか自分の選挙も自前でやったことのないお嬢様が解決出来るか?むしろ自民党地方組織の方が「これで大丈夫か!」と不安がってしまうだろう。成り行きによっては、地方組織の反発が強まる可能性あり。当然これは来年の統一地方選挙に影響する。
 石破vsアベのバトルは当分収まらないだろう。長州vs因幡・伯耆の争いか?そしてこれまでの自民党史を見れば、この怨念は残る。
(14/08/31)

 結局アベが石破に示した案が地方創成担当相。こんんなの独自予算も無ければ直属のスタッフもいない。要するに二階に上げて梯子を外す作戦だ。如何にも謀略好きの長州人が考えそうなことだ。これを受けた石破の言い訳がだらしない。「組織人としてトップの指示に従わなくてはならない」。中学生の言い訳並のレベルだ。ワタクシは、そもそも政治家は組織を超越した自由人でなければならない、と思っていた。ただの組織人なら政治家とは云えない。
 まあこれは本心ではなく、ここは一番アベの顔を立て、体制を立て直して卷土重来を期すと言うことだろうが、アベ派だってそれは折り込み済み。そこで投げたのが「次は君だ」という殺し文句というか空手形。つまりアベとしては、次を狙っている谷垣や岸田など中二階を切り捨て、側近政治を確立して、一気にアベ独裁体制を敷こうと言うことなのだろう。
 これまでの経過を見ると、最近とみに先鋭化しているのがアベ側近制の強化である。明治維新直後の政治形態に藩閥政治がある。これの実態は、大久保利通側近政治で、これを支えたのが長州と薩摩の一部である。これに不満を抱く士族・平民による反乱・一揆が頻発した。大久保側近政治は明治10年の大久保利通、その腰巾着の岩倉具視暗殺によって終焉しyた。大久保がいなくなって藩閥政治や側近政治が無くなり、逆に旧幕藩からの人材登用が行われた。本当の日本の近代化は、彼等の手によるものである。石破はそのどれでもない。あまり寿命は永くないだろう。
 今アベを大久保に例えれば、麻生は岩倉に例えられるだろう。この二人の最期はあっけないものだった。川島正次郎曰く「政治家は一寸先は闇」。
(14/08/30)

 さて鳴り物入りで始まったアベ/石破会談、終わってみれば何のことはない石破入閣という曖昧決着で終わった出来レース。泰山鳴動ネズミ一匹。しかし問題はここで終わったわけではない。ここまで揉めた問題が、たった1時間やそこらの会談で元の鞘に収まるわけがない。いずれ又再燃します。石破の処遇は入閣さえさせてしまえばどうでもよい。総務相のような盲腸ポストで飼い殺しにしておけばよい。
 当面の問題は次期幹事長人事。9月福島県知事選、1月沖縄県知事選。どれも難関だ。次期幹事長がこれに失敗すれば、再び党内波瀾に火を付ける。アベがこれを自分の側近(つまりお友達人事)に拘ると、そうなってしまうだろう。所詮はネズミ集団のざわざわ騒ぎ。
(14.08/29)

 アベが今日予定していた広島被災地視察を急遽中止。理由は「救助活動に混乱を来すおそれがある」ということだが、本当でしょうか?本音は政局にあり、とみます。
 突如沸き起こってきたのが、石破の安保担当相拒否の情報。更に石破は非派閥系議員を集めて勉強会を開き、自前の派閥造りに乗り出す動き。これが拡大すると、これまでのアベ一強独裁体制が崩れる。これはイカン、広島の災害どころではない。ナントカせねばと菅や高村・麻生らと、慌てて協議しているのではないか。
 しかしこれらだって腹の中はどうかか判らない。菅の様なコウモリ人間は当然で、麻生だって「アベが出来たのだから俺だって」と柳の下の二匹目の泥鰌を狙っているかも知れない。他にも岸田や谷垣・小野寺ら旧宏池会系もいる。考えてみればかつての麻垣庚三の内、総理に慣れなかったのは谷垣だけ。つまり今の閣内で、本当に命を張ってアベを助けようなんてお人好しは何人いるのでしょうか?考えてみれば、アベ独裁など旧派閥のバランスの上に乗っかっただけの不安定なものなのだ。
 折しも内閣支持率はジリジリと低下。今は40%台半ばを維持しているが、これが40%ギリギリになったり、9月福島県知事選、11月沖縄県知事選で自民系候補が敗れるようなことがあれば、一挙に政局。党内波乱、自民戦国の再来となる。面白いですねえ。

 さて、アベvs石破の対立の発端は、集団的自衛権解釈の問題と云われている。石破はこの対象を大きく広げよ、つまりアメリカが要求する事は何でも聞けと言うことだが、アベはこれを限定的に捉えた。これは何もアベがハト派と言うことではなく、単に公明の要求を丸呑みした結果に過ぎない。これが石破始め党内保守強硬派にとって不満なのである。と言うことは、石破には自分が政権を獲ったときには、自公連立解消が念頭にあるということだ。来年には衆参院選・・・おそらく同日選になるだろう・・・更に自民党総裁選もある。こういう時期に連立解消もあり得る人物が与党党首になれば、選挙に勝てるのか?当に政局だ。
(14/08/24)

  アベが山梨の別荘でゴルフをしていたときに広島豪雨の連絡が入り、慌てて東京に戻ったと言うが、戻ったのは昼前。少し遅すぎはしないか?車で戻ったと云うが、一国の総理なら、仮にプライベート休暇であってもヘリは待機させておくべきだ。そしてあれこれ指示を出したと云うが、これ又月並みのコピペ指示。官邸の官僚が事前に作った作文を読んだだけだろう。
 そして殆どヤラセ同然のパフォーマンスが終わると早速別荘に戻ってしまった。その点をマスコミや野党に追及されると、「あれは書類をとりに帰っただけ」と、小学生並の言い訳。資料を取りに帰るなら秘書か役人にやらせばよい。こんな子供だましの言い訳を作るというのは、官房長官の菅が無能だからである。
 自民党の閣僚の学力レベルは、コイズミ時代から段々と低下してきた。それが顕著になったのは、第一次アベ内閣以降である。これは小選挙区制の所為で党より官邸の力が強くなったためである。つまり、なんでも官邸で決められる様になったから、閣僚など首相の小間使いで済むようになった。その結果、閣僚の学力低下である。
(14/08/22)

 ブラジル訪問中のアベの車列が玉突き事故。これでアベもあの世に行ってくれれば有り難いのだが、悪運の強い奴は何時までも生き残る。さて今回のアベ中南米訪問の目的は、日本の国連安保常任理事会入りを目指した多数派工作。その担保として差し出したのが、メキシコやブラジルでの資源開発援助。しかし日本が幾ら多数派工作したところで、現常任理事国の一致が無ければ無駄な努力。まず中国は拒否、ロシアも危ない。それ以上に信用出来ないのがアメリカだ。アメリカは未だ日本を信用しているとは云えないのだ。最期にアメリカが拒否する可能性が大。
 そもそもアベが指向している新常任理事国は、インド・ブラジル・日本・ドイツ。こんな国が常任理事国になったところで、今のウクライナ問題や中東問題を解決出来るでしょうか?無駄の拡大再生産である。
 と言うことは、メキシコやブラジルに幾ら金をばらまいても無駄で、金が相手国の利権に消えて行くだけなのである。
(14/08/02)

 本人は気楽に中南米旅行だが、旅行先からでてくるのは、9月内閣大幅改造案。当然党人事も大幅変更。これで各派閥は大慌て。人事を使って、ライバルを分断し互いに牽制させ、党内を遠隔操作するのは、大叔父の佐藤栄作の得意技。これに学んだのが中曽根康宏。ヤスは引退してからもこの手で院政を敷いた。シンゾーはこれの真似をしているのか。しかし副作用も大きく、栄作の後は福田vs角栄、ヤスの後は金丸・イチローvs竹下の確執対立を産んだ。此の後見えるのは、シンゾーvs石破の対立。
(14/07/31)

 次の内閣改造で石破を安保相にという構想が出てきた。これは躰のよい石破棚上げ策だろう。そもそも安保相とは何をするのか?安保問題は従来防衛省と外務省が扱ってきた。これに安保担当大臣が出てくれば、日本の安全保障政策は混乱するばかり。外国特にアメリカは、安保問題について誰と協議すればよいのか判らなくなる。安保相など名前だけで、下に何の組織も無いのだからただのお飾りに過ぎない。
 思えば、一昨年自民党総裁選で、地方議員を含めれば石破が勝利、アベは国会議員票を集めただけだ。その時のしこりが未だ残っているのだろう。この際、石破を名前だけの安保相に祀り挙げ、非アベ系を一掃し、独裁体制を敷きたい、と言うのが本音。この線で行くとノブテルとか岸田・小野田・谷垣などみんなクビ。下手すると、自民大乱の前兆になりかねない。
(14/07/29)

 ハワイ沖リムパック周辺に中国情報収集船が遊弋して、通信情報の傍受をやっていたらしい。アメリカ海軍当局はこれに不快感を示しているらしいが、こんなもの始めから判っていたのではないか?
 そもそも中国海軍のリムパック参加を認めたのは何処のどいつなのか?海軍だったら文句を言う資格はない。ホワイトハウスからの要求とすれば、誰がオバマに圧力をかけたのか?色々あります。中国市場を睨む自動車業界やIT業界。或いは中国資本に乗っ取られた東部メデイアか。
 アメリカの意図は中国をリムパックに参加させることによって、中国と認識を共有し、危機発生を未然に防ぐというものだ。しかし、現実は中国に上手く利用されただけである。
 アベ集団自衛権は日本の平和ボケ批判から始まったはずだ。しかし実際は肝心のアメリカが平和ボケになっている。平和ボケとは現状維持への期待である。今当にアメリカがそこに逃げ込んでいるのである。こんなのまともに相手に出来るでしょうか?
(14/07/22)

滋賀県知事選で、自公推薦候補が敗北し、民主支援候補が勝利した。その原因として挙げられているのが集団的自衛権と国会ヤジ発言、原発再稼働問題。滋賀県は近畿圏で唯一、若年令人口が増えている県である。そういう世代の子供は未だ小さい。だから若い県民は原発再稼働に敏感になる。
 ところが自公推薦の小鑓という候補は、そういう事情に全く見向きもせず、アベノミックスに参加したとか中央との直結とか大型公共事業とか、老人向け半世紀前の高度成長期政策の復活を訴えるのみ。おまけに経産省上がりのエリートだから、地方の県議・市議や県職員に対しても上から目線で威張るだけ。これが地方の反感を買って、自公とも地方組織が動かなくなってしまった。こういう話しが選挙当日マスコミに暴露されてしまったのである。やっぱり怖いのはマスコミである。
 何故自民党はこの落選候補を押したのか?その経歴から見て、これがアベの側近・・・お友達・・・と言うことは顕か。アベが地元事情を無視して論功行賞的に押し込んだのだろう。
 こんな落選候補を押した自民党はもとより、それに追随した公明党の馬鹿さ加減にあきれる。山口はもはやアベの男妾状態だ。当然今後、公明・創価学会には山口・北側執行部への批判が高まるでしょう。
 しかし何故北側はあれほど集団的自衛権に協力的になったのでしょうか?おそらくアベから目の前に勲章という餌をぶら下げられたのでしょう。確か以前、コイズミ郵政選挙の時に、公明の誰かが勲章を貰ったことがあった気がする。勲章で相手を釣るのは昔からアベの得意技、いや山県有朋以来長州の隠し技だ。
(14/07/14)

 日中韓三国の今後の労働力人口の推計曲線があります。これによると日本は1995年にピークを過ぎ、中韓両国は2015年にピークを迎え、その後減少する。労働力不足を穴埋めするのが移民です。日本でもこの論議が盛んになっています。韓国は既に労働力移民奨励政策を採っている。最も深刻な影響を受けるのは中国でしょう。
 さてこの三国が相変わらず、従来通りの経済成長路線政策を採ればどうなるでしょうか?当然発生するのが労働力の奪い合いです。19世紀のヨーロッパでは、第二次産業革命により、国内に余剰労働力が生じた。これを放っておけば社会不安になるので、先進国は皆国外に植民地を求め、そこに余剰労働力を移転する事によって本国の経済バランスを採ろうとした。ところが今回は経済成長率を維持するために海外から労働力を移入しようとしている。19世紀とは逆に見えるが、自国の経済システムを維持するために、他国の土地・資源・人口を利用する点では同じである。おそらく将来、新たな国際紛争を作る火種を作ることになるでしょう。
 日中韓三国は今後労働力人口が減少するから供給源にはなれない。だから別地域(東南アジアやアフリカ・中南米)から輸入する事になる。当然これら地域の人件費高騰が発生する。それはこれら三国の経済コストを押し上げ、競争力を低下させることになる。国際競争力を維持するための移民政策が、返って逆方向に働く。これは大矛盾です。
 ローマ帝国の滅亡原因は、よく「パンとサーカス」に例えられる過度の福祉政策やポピュリズムとされます。これも一因ですが、別の要因もある。末期では政治家や軍人までもゴート人やフランク族の様な移民で占められていた。フン族の傭兵までいたらしい。それと判断能力を無くした独裁者(皇帝)の側近・・・お友達)政治。これがローマ滅亡の直接原因です。過度の移民と首都への一極集中、それこそが文明崩壊の第一歩。
(14/07/13)

 兵庫県の野々村県議がとうとう辞表を提出しました。彼がやったことと云えば、カラ出張と切手や金券の大量購入。政治活動費で金券を大量購入し、それを金券ショップに持ち込んで現金化し私的資金にロンダリングする。これは小沢一郎が音頭を採ってできた政治資金規制法以来、国会や都道府県議員ならみんなやっている。野々村本人にしてみれば、何で俺だけがという気持ちだろう。マスコミに掴まったのが運の尽きなのである。思い切って週刊文春辺りに、「あいつもやっている、こいつもやっている、みんな同じ穴の狢だ」という手記を売り込んではどうか?兵庫県議会は真っ青だ。北野のプライドを護るためにもそれぐらいの事をやった方が良い。マスコミにペコペコするだけが能じゃない。
(14/07/11)

 東京都議会に次いで、国会でも自民党議員によるセクハラ発言が明らかになった。一般にはこれは男女差別ジェンダー問題の様に受け取られてるが、筆者はその背景に来春地方選を睨んだ政局が関係しているように感じられる。
 まず被害に遭った女性議員は、東京都では「みんな」、国会では維新という、どちらかというと自民に近い保守系党会派所属である。つまりこれらの不規則発言は政党理念に基づくものではない、ということだ。特に面妖なのは、都議会鈴木議員処分に対する「みんな」の対応が2分されたことだ。ズバリ云えば都議会「みんな」主流派は自民寄りに、反主流派は野党寄りにということである。これは国会「みんな」が自民寄り渡邊グループとアンチ渡邊派が維新との合流を目指していることと符合している。「みんな」の分裂振りを如実に現してしまった。維新も二つに分裂した。実はこの三党、選挙特に地方選では保守層の取り込みに熾烈な戦いを繰り返している。その延長を議会でやってしまったのだ。
(14/07/05)

 先月、大阪のある建て売り業者から、裁判沙汰になりそうだから相談に乗ってくれ、という電話があった。聞くと10年程前に販売した宅地擁壁の一部に昨年大雨で亀裂が発生した。住民から違法建築だと訴えられている。その業者は家を販売しただけで、土地造成や擁壁構築は40年ぐらい前に元の所有者が行ったものである。色々話しを聞いて、では一度現場を見てみようと、担当の建て売り屋営業と一緒に現地に向かった。その車中で、その営業に「お前んとこ東京に行く気は無いか?」と聞いてみた。すると彼曰く「考えてます!東京と大阪都では器が違いすぎる。値段も倍ぐらい違う」。
 さて何故、こんなことを建て売り屋の営業に聞いたかと言うと、例の日本創世会議による20〜30年後の自治体崩壊予測である。その原因は現在の東京一極集中主義にあるのは間違いない。これに驚いて政府もやれ特区だの地方の自立支援など言い出しているが、こんなものほんの付け焼き刃。実態は、上に挙げた末端業者の判断が物語っている。
 つまり東京一極集中主義は終わらない。その象徴がリニアである。これによって更にこれが加速されるだろう。この結果、東京首都圏が関東圏全体に拡大する。それはチャンスと云えばチャンスなのだ。誰がチャンスと捉えるか?これが勝負の分かれ道。

(カジノについて)
 カジノはアベ成長戦略の目玉の一つであるとともに、地方分権のシンボルにもなっている。先月、アメリカのカジノ王が、カジノを創るのなら大阪に最も魅力を感じる、なんて云ったものだから、橋したは鬼のクビを獲った様に大喜び。しかし大方の見るところ、本命は東京。人口・交通の便が段違い。アメリカ人の言い分は、招致条件を競わせる作戦。白人が先住民を騙す時に何時も使う手だ。
(14/07/04)

 都議会ヤジ演説事件の後を、ネット(2ch)などを見ていると、出てくるのが塩村議員の不倫疑惑。竹田恒泰が田嶋陽子から「アンタ結婚しなさいと云われた」なんてのもあった。しかし都議会という国際的にも公的な場所で行われた下品なヤジと、テレビバラエテイなどのアホな場でのお笑い発言とゴッチャにするのが今のネトウヨとか自民党のレベル。これらは、自ずから全く異なること位誰でも判る。判らないのがネトウヨとか、それにワルノリする週刊新潮とかサンケイWILLの様なロクデナシメデイア。
(14/06/26)

 都議会セクハラ発言の鈴木というチンピラは、どうやら色々前科があったみたいで、しかも尖閣無断上陸事件など起こしているから、シンタローシンパか子分。と言うことは、あのセクハラ発言はシンタローの本音。まあそれなら判る。そういうアナクロ振りから、橋したにクビを切られたのだろう。こんなジジイと一緒にいると、次の選挙は戦えないと言うのが本音。
 しかし何故こんなのが都議に選ばれたのでしょうか?鈴木の選挙区は大田区だ。大田区と言えば蒲田。まあ下町で保守的な土地柄。昔からの義理と人情が優先する世界。少々のヤンチャは許してやろうと言うわけで、頭を下げて廻ればこんなアホでも議員になってしまう。お陰で大田区民みんなが同じ様な出来損ないに見られてしまう。ついでに、一緒になって笑っていた都知事を選んだ都民もみんなアホに思われてしまうのである。
 今日アベが「みんな」に陳謝したが、何やら白々しい。ズバリ云えばシンタローという、頭が悪く脳軟化症、知的障害政界徘徊認知症老人、ヤクザ渡世が残した負の遺産だ。
(14/06/24)

 さて急転直下、件の都議会セクハラ発言の犯人が、漸く名乗り出ました。鈴木という51才のチンピラ。ここまで党内では色々あったのでしょう。事件が起こったのが06/18と云われるから、ここまで4日以上懸かっている。多分周辺自民党は擁護に動いたのだろうが、06/20頃に石破が釈明記者会見。この時点で党中央は犯人を把握していたはず。それをここまで長引かせたのには、アベが狐疑逡巡したのだろう。それを石破辺りがナントカ説得して、本日ゲロ吐きに繋がった。それでも記者会見内容を見ても本人は反省していない。シンタローがバックにおれば、未だしらばっくれていたかもしれない。
 何故説得に応じたのか?それは東京オリンピックという殺し文句だろう。このセクハラ発言が原因で女子有力選手が出場を拒否すれば、それに倣う選手も大勢出てくる。現在のオリンピック経費の大部分はテレビ放映料収入と、特定スポンサー収入で支えられている。有力選手が出場しなければ、当然視聴率は低下する。そんな競技会に金を出すスポンサーはいない。そうなると、IOCは東京オリンピック計画を見直す可能性が出てくる。この男、51にもなって、そんなことも判らなかったのだろうか?今の40代50代のレベルがよく判る。
 つまりたった一人のアホ議員のアホ発言によって、東京オリンピックがパーになりかねないのだ。ということは、この鈴木という都議や一緒に笑っていた自民党や桝添が、グローバル経済というものを理解していないということだ。グローバリズムの本質は、80年代に現れた非線形力学にある。つまり北京の雀の羽ばたきがニューヨークで嵐になるという例えである。そのトップにいるアベや黒田日銀だって、判っているのかどうか?

 いまだに名乗り出ない自民セクハラ発言都議。何故出てこないのか?一つは来年の都議選で落選キャンペーンを張られるのが怖い。もう一つは自民中央保守派同志がアベにお願いして、ナントカしてくれるのではないかという浅はかな思い。
 アベの周辺には、このセクハラ都議と同じ様な考えを持つのが結構多い。例えばNHK経営委員の長谷川三千子は以前、そのような事を雑誌に書いている。党は違うが、シンタローや中山成彬の様な死に損ないも似たようなものだ。長谷川の様に公職に就いていないが、普段の言動からアベに近い曾野綾子も、「結婚した女性がそのまま職場に留まるのは甘えている」と発言している。要するに黴の生えたカトリック原理主義の亡霊だ。今のバチカンでさえ、そんなことは云わない。云うとすればロシア正教会とか、ヒンズー教原理主義者、ポコハラムやアルカイダのようなイスラム原理主義者、イスラエルのユダヤ原理主義者ぐらいだ。
 みんな世界の除け者である。この除け者を擁護するようでは、自民党もいずれ世界の除け者になる。既になっているかも知れないが。
(14/06/23)

 東京都議会自民議員によるセクハラ発言は、野党にとっては絶好の攻撃チャンス。ところが民主も含め野党側はイマイチ攻撃姿勢が足りない。足りないどころかやる気すら感じられない。
 元々、東京(江戸)は男社会だった。江戸時代での江戸男女比は6:4位だったと云われる。だから男優先社会が産まれ、特にそれは神田・上野・浅草・葛飾のような下町で顕著。だから今回のようなセクハラ発言議員は、この様な下町出身だったのだろう。
(14/06/21)

 ノブテルが言わなくてもよいのに、中間貯蔵施設について福島で「最期は金目でしょ」なんて云ったものだから、てんやわんやの大騒ぎ。これで来年の統一地方選挙の行方が分からなくなってきた。ノブテルの一言は、本人だけでなく、アベや自民党、自民福島県連なんかの本音。お陰で中間貯蔵施設のハードルが高くなってしまった。と言うことは福島に落ちる金が2割は増えると云うことで、実は地元はしめしめ。この騒ぎ、ホントはヤラセ出来レースではないのか?
 これ、アベの大叔父佐藤栄作の得意技。閣僚の誰かにトンデモ発言をさせ、世論特にマスコミの反応を伺って次の戦術を練る、アドバルーン作戦である。血は争えぬ。議員だけでなく世間みんなが、古い岸兄弟の手玉にとられているのである。
(14/06/18)

 アベと自民保守派のアホ連中が、女性宮家創設を否定した。これはかつての藤原氏や平清盛に並ぶ皇室侮辱廃棄事件である。女性宮家創設が無くなれば、早晩皇室は滅亡する。これこそ、日本天皇家撲滅を狙う朝鮮と、その第5列である長州族の狙いである。その先鋒が、顔から持てもチョーセンのアベ晋三。自民党もチョーセンの手先だ自民党の顔を見ればチョーセンだらけ。日本から長州チョーセン族を追放し、皇室伝統を護ろう。
(14/06/16)

 公明が限定集団的自衛権の容認に動きましたが、その背景は何でしょうか?マスコミでは72年見解とかなんとかそれらしい理屈を並べていますが、それは表向き。本当は創価学会経営の大規模霊園や文化会館の許認可に関する、池田大作=創価学会スキャンダルです。これらの事業には、中間に創造社という設計事務所が入り、ゼネコンには水増し請求をさせ、実際には支払いを叩く。その差額が何処かに消えていくのです(これは本当にあった話しです)。真面目な学会員こそ良い面の皮だ。このからくりを自民党に掴まれてしまった。こういうのは、自民党がしょっちゅうやっているからお手の物。うっかり自民に楯突くと、オマエラの旧悪をみんなばらしてやるぞ、と脅されたのだろう。いつぞやの石破政教分離発言などその一環だ。
 集団的自衛権という重要案件が、この様なタヌキとイタチの取引で決まっていくのである。タヌキに騙されて、いずれ戦地に赴かなくてはならない自衛隊員こそ哀れでる。そういえば靖国特攻隊員も、東条とか杉山・梅津のようなボンクライタチに騙されたのだ。その恨みが、靖国神社に籠もっている。日本の神は祟るのである。
(14/06/13)

25年後には地方自治体の半分が消えてなくなるという民間シンクタンクの報告に脅えて、政府自民党がいきなり地方分散型社会だの、対策会議を立ち上げるなど大騒ぎ。
 それは当たり前で、地方こそは自民党保守派の票田。これが無くなれば自民党も無くなる。ところがその対策たるや、やれ特区を作るとか、公共事業で地方への予算バラマキしか能がない。こんなもの何時か来た道で、失敗することは間違いない。特区もカジノのように都市集中型が大部分で、今の自民アベ政権下では今後も人口都市集中は終わらない。
 誰がこの様な都市(東京)集中政策を奨めたのか?と言うと、それはコイズミ政権当時の東京都知事石原シンタローであり、それに追随した竹中平蔵やオリックス宮内らである。アベシンゾーもその一味として、経世会潰しに協力してきたわけだ。そのシガラミが簡単に切れる訳がない。
 本当に東京一極集中を阻止しようとすれば、シンタロー、竹中平蔵、宮内、シンゾーらの生首を獲って、東京駅八重洲口にぶら下げるぐらいの事をしなければダメだ。
(14/06/03)

 維新がとうとう分裂。前の合同騒ぎも目の前の人参目当てだったが、今度の分裂にも似たところがある。そもそも旧太陽と維新の合併こそが、キツネとイタチの野合で、お互いに相手の恥部を舐めあっていただけ。シンタローというババアと橋したというオバンの、レズプレーAVのようなもの。こんな物気持ち悪くて見たくもない。だから売れ行きが悪くなって、回収商品となったのである。第一、平均年齢80代と40代とじゃ、言葉が違うから話しが合う筈がない。
 橋したとしては野党第一党の地位が欲しいから、江田に秋波を送ったが、江田と石原とでは政治スタンスが全く違う。石原は自己の理念(と云っても、もはやアナクロで、ゴミ箱に捨てた方が良い)を優先し、橋したは目先の票を優先したのでこの始末。
 仮に江田「ゆい」と一緒になったところで、上手くいくとは限らない。江田「ゆい」はパブリックな改革政党を目指し、民主や果ては公明との連携も否定しないだろう(あくまでアベが集団的自衛権に固執して、公明と分裂した場合)。それに対し、橋した維新は当面、大阪ローカルに徹しなければ党勢を維持できない。いずれにせよ、太陽との合併と同様、木に竹接いだ印象は免れない。
(14/05/28)

 PCなりすまし事件で保釈中の片山被告が、やらなくても良い追加メールで馬脚を表した。これは本人が保釈中も尾行がつく*という、極めて初歩的な注意点を知らなかったかというアホな話し。鬼平には、取り逃がした盗賊の関係者に尾行を付けるという話しが出てくる。何事も、これで一件落着などと安心しないことが大事。
*保釈中でもまんまと逃げおおせた大物もいる。それは例の安宅産業事件に絡んだ許永中である。これは中堅商社安宅産業を舞台にした巨額不正融資事件である。この背後にいたのが住友銀行。1977安宅産業の破綻に際し、住友は強引な資金回収に乗り出したが、その過程で住友BK名古屋支店長が暴力団員に射殺された。犯人は未だ不明の筈。
 これら一連の事件のフィクサーと目されたのが許永中。彼は事件の数年後、重要参考人として逮捕されたが、保釈中にホテルを脱走してそのまま行方しれず。事件は今も謎のままである。
 筆者はこれら一連の事件の背後に政治家が絡んでいると見ている。警察は保釈中の犯人の監視も満足にせず、その後の捜査もウヤムヤにしてしまった。つまり途中から捜査の手抜きをしているのである。何処かから警察に圧力が加わったのだろう。
 誰が圧力を加えたのか?筆者は中曽根康弘が一番怪しいと思っている。安宅産業事件があった1975年当時、彼は派閥として一本立ちし、金が必要。おまけに彼は上州出身、ヤクザとの付き合いには事欠かない。許永中脱走当時は総理大臣にまでなっている。
 さて、今日本闇社会に一番顔が利くのは誰でしょうか?これ、と言うのがいないのだ。これも小選挙区制の所為で、政治家の粒が小さくなった効果だろう。アベなんかせいぜい下関ヤクザ。

(14/05/21)

 集団的自衛権に関する公明党の反応はイマイチ。要するに積極的賛成はしない、今国会では握りつぶすということだ。石破の牽制は無駄だったみたいだ。そもそもコイズミ・アベと言うか自民福田派は、公明・創価学会とそりが合わない。コイズミの前妻が学会員だったと云うこともある。まあ、それが出てきたのだろう。当分国政選挙はないと、アベ・自民は高をくくっているだろうが、来年春には統一地方選がある。そこにアベ増税政策がどう評価されるか、が問われるだろう。
(14/05/19)

 2040年896地方自治体消滅との民間団体報告を受けて、甘利が50年後でも人口1億維持の政策を発表。さて、50年後どうなっているか、誰も判らない。判っているつもりの人間が幾らかいるだけだ。さてその政策とは、やれ児童手当とか、やれ子育て支援とか、月並みなものばかり。そもそもこれらの政策は従来公明が主張してきたもの。それを自民党保守派とか、竹中平蔵ら経済顧問達、増税しか頭にない霞ヶ関官僚が、よってたかって潰してきた。それを今更復活など、恥知らずもいい加減にせよと嗤ってしまうのである。
 地方自治体の消滅とは、即ち自民党地方支部の消滅である。公明や民主他の野党勢力の多くは都市型だから、地方が消滅しても影響は大きくない。一方自民は地方頼みだったから大変だ。選挙が出来なくなる。それも後26年後だ。50年先まで待ってくれない。
 これまで票を頼んで国家を食いつぶしてきた、地主神(国津神)が遂に滅ぶときがきた。そういえば、ヤマトタケル、平清盛、聖徳太子、織田信長ら地主神に滅ぼされた英雄は数多い。アマテラスだって非道い眼にあっているのだ。地主神の元締めは大和のオオモノヌシ。蛇体とも云われる。「蛇の道はへび」という言葉はここから出てきたのか?
 地方自治体=自民党地方支部=地主神の消滅こそ、日本再生のきっかけ。メデタシメデタシ。
(14/05/14)

 鹿児島2区衆院補欠選。自民候補がナントカ死守。しかしなんともレベルの低い選挙だ。そもそもこの地域は金で票が動く地域。民度の低さでは日本の韓国と言ってよいような地域だ。
 金で議席を買い取った徳田の後継選びだから、これまで金で動いてきた選挙民も金権批判候補に投票するわけには行かなかったのだろう。通常は7〜8割と云われる投票率が今回は半分以下。選挙に白けたというより、金が動かなかったのだろう。徳田(金)が動かなけりゃ、選挙民も動かない。そんなところだろう。
(14/04/28)

 結局のところ、オバマが来てもTPPは何も解決せず、尖閣発言も従来の見解をオウム返しにしただけ。尖閣諸島が日米安保の範囲内と明言したのは、民主党野田内閣時代。自民党やアベの手柄ではない。
 オバマは何しに来たのでしょうか?銀座で寿司を食っただけだ。アベは彼に何を期待したのでしょうか?ボクにはアメリカ大統領を呼ぶ力があるんだぞ、と見せびらかし、6月内閣改造・自民党人事をマイペースでやる地均しをしただけでしょう。オバマはアベのコケにされただけだ。しかし、24日の首相主催晩餐会がパーになったのは、オバマ(ホワイトハウス)が、未だ昨年末アベ靖国参拝にわだかまりを持っているということだ。
(14/04/25)

 アベがオバマと寿司食っている間に、膝元で妙な展開。一つは腹心の籾井が役員の造反にあっていること。籾井は会長就任後理事全員から辞表を取り付けていたが、それをいつの間にか全部返してしまっていた。又4人の専務理事を全員自派に入れ替える予定だったが、その内二人に退任を拒否され、結局入れ替えは二人に終わった。おまけに経営委員会で専務の一人から罷免要求される始末。辞表を返すくらいなら、始めから取らなけりゃ良いのだ。始めは虎の威を来てコワモテで迫るが、相手に強く出られると途端にヘナヘナになるのは北九州の男に多い。二流のヤクザと同じで根性がないのである。所詮筑豊炭坑屋の小せがれの馬脚が現れたようなもの。
 もう一つは、古賀誠が音頭を採っ宏池会が政権奪取に向けて勉強会を開始。これには現職として岸田・小野寺という外交・防衛の要を握る閣僚がいる。又、谷垣は旧宮沢派だが、これも宏池会から枝分かれしたもの。いわば親戚だ。現在の自民党議員勢力は旧福田派(清和会)が圧倒的だが、宏池会が独自構想を立て、そこに旧経世会の残党などが加われば侮れない勢力になる。
 ポイントは何度も云いますが、6月通常国会明け人事。
(14/04/24)

 今自民党内で静かに力を増しているのが、反アベ発言。昨日は元幹事長だった古賀誠が「アベは愚かなオボッチャン」発言。古賀は元々リベラル派だから、保守系福田派直系のアベを批判的に見るのは当然だが、「愚かな」とはちょっと言い過ぎと思われる。しかし古賀だって政界の古狸、自分の発言が世間にどう受け止められるかは、とっくに計算済み。ポイントは6月通常国会明け内閣改造人事。経世会ー宏池会枢軸を企図しているのか?
 そのアベだがこのところ、党内の形勢は危うい。法制局長官小松の「集団的自衛権法案」先送り発言に続いて、アベが朝鮮従軍慰安婦問題の河野談話踏襲発言、菅の河野発言検証否定発言と、昨今の日米状勢は、何となくアメリカ(というよりキャロラインか?)の完全勝利という感がある。背景に朴クネの猛烈プッシュも考えられるが、ウクライナ問題で対ロシア関係が緊張する処に、アジアに於けるアメリカ外交の要である日本が、この様な枝葉末節問題で同盟国韓国といざこざを起こすのは、ボスとして黙っておられない、ということだろう。ホワイトハウスから相当きついクレームがアベ官邸に来たのではないか?そこですぐヘナヘナになるところが、所詮成蹊裏口入学のオボッチャンのオボッチャンらしいところ。さてこの急展開に見られるのが、冒頭に挙げた党内不協和音。
 何故アベ」が「愚かなオボッチャン」と云えるか、と言うと、一連のお友達人事である。閣僚や党内人事は、各派閥のチェックが入るから勝手には出来ないが、政務官とか他の外郭人事は党の了承が要らないからやりたい放題。そこに自分のお友達を放り込んだ。本人としては、これまでの協力に対するお礼の気持ちだろうが、ろくな人間がいない。共通しているのは、籾井にしろ百田にしろ、長谷川にしろ、その業界では異端とされてきた人間である。アベは彼等異端人に対する思い入れが強いのか?これは本人自身が異端であるという意識が強い・・・コンプレックスの現れ・・・ためだろう。ウーンそれは判る。小学校から一流学生の家庭教師をつけて貰っていたにも拘わらず、成蹊裏口入学そして国会答弁での強気発言。典型は、「最高責任者はワタシだ”」発言。これは全てコンプレックスの現れである。
 昔から愚かな独裁者ほど、異端人物を採用したがるのである。
(14/03/18)

 今度はWSJが「内閣官房参与の本田某がアベノミクスは日本の軍事力増強のため」などという記事を載せたので、またまた菅が大慌て。実はこの記事、筆者も昨日WSJサイトでタイトル「ナショナリスト本田悦郎氏のアベノミクスの目標は・・」だけ見て、アクセスしようとしたのだが、繋がらなくてほったらかしてしていた件。本日、もう一度チャレンジしてみると繋がりました。読んでみると、いささか出来すぎで本当か?という感じ。問題は、WSJの誰がこの記事を書いたのか?です。現在アメリカメデイアには中韓の影響が伸びています。その中で特に強いのがワシントンポスト(中国系)、NYタイムス(中国・韓国系)、WSJはそれほどでもなかった。しかしWSJにもこういう記事が出ることは、中国情報戦略は相当レベルに達していると言うこと。
 それとアベのここ1年、前のめり発言や側近軽はずみ発言が、この記事を満更嘘ではないかもしれない、という印象を強化している可能性は大。意外にこれは本田やアベの、本音かもしれないのだ。
(14/02/20)

 今朝のニュースで、衛藤内閣補佐官がアベ靖国パフォーマンスに関するホワイトハウスの失望表明を、「こっちが失望した」なんてことをユーチューブで云ったことが判った。ナンとこのアホ、たかが首相補佐官如き下郎の分際で自分を何者と心得ておるのか、と想っていたら、案の定午後には菅が「あれは個人的見解」と釈明記者会見。その後本人が発言取り消し釈明。この背景にはアメリカ大使館・・・バックにはホワイトハウス・・・の強いクレームがあったには間違いない。こんなことでは4月オバマ訪日もどうなるか判らない、という官邸の焦りがマザマザ。アホとしか云いようがない。
 しかし、首相補佐官の発言は国際的には、個人的発言とは認められない。我が国でも、ライス大統領特別補佐官の発言には一喜一憂するのである。中国スポークスマンの発言に対しても同様である。日本という重要国・・・アベが自惚れている程度に・・・であれば、首相補佐官の発言は個人的見解では済まされない。こういう事を繰り返していると、日本という国への信頼度が下がっていくのだ。
 政権奪取後1年はナントカ無難に切り抜けてきたが、1年経って、特に靖国パフォーマンス以後、本人も側近も気が抜けたのか、失言の連続。前のアベ内閣でもそうだったが、側近の失言で支持率を減らし、結局は政権投げだし。今回も同じパターンなのだが、以前に比べ野党が弱すぎるから、政権が続いてるだけ。現在かつての野党の役割を果たしているのが、アメリカだと言うことは、まことに皮肉である。
 最大の問題はアベ晋三の側近偏重人事である。NHK問題にしろ何にしろ、これが全ての問題を引き起こしている。その原因は、アベ晋三自身が、子供の時からのオボッチャン育ちで、周辺に追従者しか見てこなかっただろう。だから逆に、能力主義客観的人事には不安を感じる。そこを付け目に茶坊主追従者がはびこるのである。徳川幕府の末期症状だ。
(14/02/19)

 アメリカ議会下院外交委員会ロイス委員長が来日し、中曽根弘文と会談。ここで「アベの靖国参拝は中国を利する結果となっている」と日本側に苦言。アメリカ流の持って回った言い方だが、要するに今の日中韓三国対立で、アメリカは日本だけを特別扱いする事はない、自分で作ったリスクは自分で解決せよ、ということだ。
 これは当たり前と言えば当たり前である。今の三国対立はアメリカが望んだものでもなく、アベの靖国参拝も侵略否定発言も、アメリカが指示したわけではない。日本特にアベ内閣が勝手にやったことだ。そんな面倒に巻き込まれたくない、と言うのがアメリカの回答なのである。
 ロイスは確か共和党。同日キャロラインが、アメリカ大使館のNHK取材拒否は籾井や百田らNHK経営陣の一連の発言によるものだ、これはホワイトハウスの了解済みとも表明。つまりアメリカは民主・共和両党とも、今のアベ政権の行動・言動に懸念を抱いている、ということだ。こんなことで、何故日米関係は今が最良と言えるのか?これは小学校以来、東大生の家庭教師をつけて貰っていたにも拘わらず、成蹊裏口入学・神戸製鋼コネ入社しか出来なかった頭でなくては、理解できないのである。
 アベ・・・だけでなく日本人全般・・・のメンタリテイーについて云える事は、自分が相手に与えたパッションは、そのまま自分に返ってくるという錯覚である。これを「シコメの深情け」という。こっちが想って居るほど相手は想ってくれていない。アベは自分が美しくありたいと想っているようだが、冷静な他人にとっては、只のブスなのである。これが現実だ。この現実を正確に認識出来ないから、日本人は何度も同じ失敗を繰り返すのである。
(14/02/18)

 昨日アメリカ大使館がNHKの取材を拒否した。政権奪取後のアベ政権による一連の発言・行動、例えばアベによる侵略否定発言や靖国パフォーマンス、特にNHK会長や経営委員の発言に対する、アメリカの回答がこれである。
 オバマが4月に・・・日米関係修復のために・・・”国賓待遇”で来日するのはほぼきまったようだ。これでアベ・菅・岸田らは皮一枚でクビが繋がったようなもの。元々”国賓”にしたかったのが”国賓待遇”にしたのは、アメリカ側が断ったからだ。だから仕方なく、国内向けに”国賓待遇”にしただけ。いかにも小物茶坊主菅の小賢しい誤魔化しである。
 さてこの様な状態でオバマが来日して、どういうことが話されるのか?”国賓待遇”だから皇室行事が優先される。更にキャロラインの要望により、オバマの広島訪問があるかも知れない。そうすると日米首脳会談に裂ける時間は殆どない。実はこれがアメリカ側の作戦かも知れないが、首脳会談と言っても、実はアメリカ側からの・・・日中韓関係改善に関する・・・一方的要求で終わるかもしれない。会談時間は最悪15分だ。更に日米共同記者会見にNHKが外される可能性もある。会長始め執行部の責任問題に発展するだろう。
 筆者は前にも云っているが、日米関係は今が最悪である。誰がこんな状態を作ったのか?それは政権奪還で舞い上がった、アベ・石破ら党内単細胞保守派の所為である。
 では日米関係が修復する可能性はあるか?筆者は当面殆どないと考えている。問題はアメリカ政権が日本を、真の同盟国と見なしているかどうかに拘わる。これはイデオロギーの問題であって、経済システムとかそうう枝葉末節の問題ではない。今年アメリカは中間選挙だが、おそらく民主党の勝利に終わるだろう。2年後大統領選、本命は民主党のヒラリー。リベラル派の筆頭である。対する共和党は、今のところ立候補者すら建てられないでいる。
 日本人の中には、保守派の共和党が勝利すれば、日米関係はもっと良くなると錯覚しているアホがいるかもしれない。処が民主党も共和党も、アメリカの理念追求と云う点では同じなのだ。その方法が民主党では外国との協調を重視するが、共和党はアメリカ人の主張に重点を置くという違いに過ぎないのである。ここで例えば、百田のような東京裁判否定論を繰り出せば、民主党どころか共和党からもより強い反発を受ける。実際そういう動きが出ている。結果として日本の孤立しかない。果たしてこんな状況で、日本の独立・安全保障が確保できるだろうか?アベ政権は日本をこんな際どい状況に追い込んでいるのである。これを防ぐ最も簡単な手段は、A級戦犯を靖国神社から追放し、政治家の靖国参拝を禁止することである。当たり前だが、我々一般国民が、東条や梅津、板垣などというノーナシボンクラと心中させられる理由はない。
 そこで筆者が注目するのが谷垣禎一。9年総選挙の敗北で自民党がバラバラになったにも拘わらず、よく党内をまとめ政権奪還の道筋を作った。責任野党を実践したのは、アベではなく谷垣執行部である。その間アベは何をしていたのか?いかにも長州人らしく権力奪取の策謀のみ。
 それにも拘わらず、谷垣は12年総裁選では立候補も出来ず(何となく、明治維新前夜の小御所会議のようだ)、アベ内閣でも法務大臣という盲腸ポストをあてがわれただけの飼い殺し状態。何か心に期するものがあるはず。未だ67才という年齢から、このまま朽ち果てる気はないだろう。6月には内閣改造がある。最近のアベの憲法解釈前のめり発言を巡って、党内にも不協和音が出てきている。ここでアメリカから何らかのシグナルが出れば、一挙に倒閣・政界再編成という動きになる。
(14/02/15)

 アベは就任以来、日米関係は「民主党時代が最悪で、今が最良だ」と強弁し続けてきた。しかし筆者はこれには元々疑惑的で、日米関係はむしろ民主党時代が最良で、自民に戻ってからの方が険悪になってきたのではないか、と思うようになっている。
 民主党時代は、鳩山のアホの所為で、普天間問題で揉めたが、これはその後修復されている(今の辺野古埋め立て案は、民主党時代に作られたもので、自民党はそれをパクッテいるだけ)。東日本大震災でもアメリカは「トモダチ作戦」を実施している。尖閣問題でも、アメリカに「尖閣諸島は日米安保条約範囲内である」という言質を取り出したのも、民主党時代である。
 その後アベ自民党政権は何をしてきたのか?就任早々の侵略発言、アベ側近による太平洋戦争肯定発言、更には中国・韓国との対立激化、極めつけが昨年末の靖国パフォーマンスに、籾井・百田・長谷川らウスノロアホの馬鹿発言。これらがみんなアメリカをいらだたせた。それを修復するために、岸田をアメリカに送り、オバマに国賓待遇という餌をばらまいたが、ライスは知らん顔、ケリーも只今作業中とウヤムヤ回答。要するに、アベの安っぽい餌には食いつかんぞということだ。
 最期の餌が集団的自衛権だ。しかしこれはアメリカにとっても両刃の剣。アメリカを守るためと称して、日本が勝手に発動した集団的自衛権が、アメリカをより複雑な状況に追い込む恐れだってある。
 どうもアベや自民党は、世界には日米関係しかないと思っているフシがある。しかし、アメリカはもっと多くの国際関係を持っている。日米関係はその内の一つにしかすぎない。米中関係と日米関係、このどちらがアメリカの将来にとって重要か、それはアメリカ人が決めることなのだ。
 岸田訪米に当たって、ライス大統領特別補佐官が、日中関係について何も言及しなかったのは、そういう意味である。
(14/02/09)

 外務大臣の岸田がアメリカに行って、帰っていきなり言い出したのが「オバマを国賓として招きたい」。今年4月にはオバマのアジア歴訪は既に決まっている。何もわざわざ国賓として招く必要もない。察するところ、岸田が渡米してホワイトハウスと協議したところ、オバマは訪日に難色を示したと言うことだろう。理由は明かである。
 昨年末のアベ靖国パフォーマンスにアメリカが不快感を示したにも拘わらず、アベはそれを無視して単独行動。その象徴が、籾井や百田、長谷川などの反米・アメリカ無視発言。これじゃ幾らオバマが忍耐強いと言っても限度がある。今年秋には中間選挙だ。アベや自民党の反米行動を受け入れていては、共和党につけ込まれる。その点をアベやその周辺は全く理解していない。そこがオバマやキャロラインがイライラする理由だろう。
 処が、アベやその周辺は、アメリカのイライラは金で買えると錯覚しているのではあるまいか?という疑問がある。具体的には、最近アベはアメリカに対し、何らかの経済援助を申し出ている。これぐらい人を馬鹿にした話しはない。やることなすこと全て裏目に出ているのである。
(14/02/08)

 アベの昨年末靖国パフォーマンスについて、外相の岸田が訪米し説明するという。そもそも靖国パフォーマンスはアベの個人的(=選挙目当て)行動。一方、岸田訪米は公的行動である。意味は全く異なる。公私混同も甚だしい。そうなのだ、アベ晋三について甚だしいのは公私のケジメがついていないことである。これは橋下ら、今の40 〜50代の人間に特に多い現象である。親の育て方が悪かったのだろう。
 それは別にしても、この問題は先月義弟の岸(外務副大臣)が一度訪米して説明しているはず。それを又外相が説明に行くと言うことは、アメリカは前の説明に満足していないと言うことだ。今度の岸田訪米でも満足させられなければ、次はアベの補足説明しかない。
 この原因は何か、と考えると、最近の籾田・百田・長谷川発言にアメリカが、かなりいらだちを憶えているということだ。アベ政権は口では親米と云いながら、実は反米ファッショ政権ではないかと疑われている可能性大。第一最近流行の特攻隊映画は、即ち反米映画。ここで気を付けなくてはならないのは、アメリカでは反ファッショという点で、民主党も共和党も同じ。むしろ共和党の方が強烈ということだ。
(14/02/07)

 ルパング島の小野田元少尉が死にました。世間やマスコミは彼を英雄視するが、ワタクシは当初から疑問に思っていいました。まず第一に彼は本当に終戦を知らなかったのか?NOです。1年2年と上部司令部から連絡がなければ、何かおかしいと思うはずである。もし相手からの連絡がなければ、何としてでもこちらから連絡を付けるのは当たり前。召集されたグアム島の横井軍曹の場合*は自ら情報収集義務はないが、小野田少尉は陸軍中野学校で教育を受けた情報将校**で、情報収集の義務も能力もある。それをせずに29年も何もしなかったのは合点がいかない。職務怠慢ではないか?また、少尉には岡野軍曹他1名の部下がいた。彼等はいずれも途中で死亡している。少尉は地区司令官からの命令がなかったから投降しなかったと言うが、それは少尉自身の問題である。もし少尉が自ら実状を把握し、部下を解放しておれば、この2名は死なずに済んだのである。この2名の家族は小野田少尉を深く恨みに思うだろう。
 ワタクシは小野田元少尉はマスコミが描くような英雄ではなく、気の小さい官僚軍人に過ぎなかったと思う。
 さて問題はここからである。仮にこれがドイツ軍だったらどうか?ドイツ軍の場合、敵地に取り残され孤立した部隊をほったらかしにはしない。必ず救出する。少なくとも救出作戦は行う。これはアメリカ軍でもイギリス軍でも同じである。
 日本軍だけが孤立部隊を見捨てるのである。それどころか孤立してしまうと、救出どころか玉砕を強要する***。究極の責任放棄である。それが東条英機や辻政信のやり方だ。
*横井軍曹は逃亡兵として軍法会議で処断されるのを恐れたためである。小野田少尉も又同じ事をおそれたのか?
**情報将校というのは、自ら情報を集め分析し、その結果を上級司令部に報告するのが役割で、只の野戦将校とは訳が違う。
***これはビルマでもガダルカナルでもニューギニアでも繰り返された。
(14/01/18)

 外務副大臣の岸というのはアベの義理の弟。これがアメリカに渡って、アベの年末靖国パフォーマンスを説明したところ、一定の理解が得られたと報告。ではどんなのに会ったかと言うと、下院外交委員会のアジア太平洋小委員会の委員長(共和党)だけ。ホワイトハウスの誰とも会っていないのである。アーミテージなど過去の遺物で、何の影響力もない。
 そして得られた回答が「靖国パフォーマンスに一定の理解を得られた」と言うだけ。「一定の理解」とは、「言い分は聞いたが、納得はしていない」という意味の持って回った言い回し。その証拠が小委員長の「日中韓の話し合い解決を望む」という、木で鼻くくった返事。
 果たしてこれでオバマ四月訪日が実現するでしょうか?アベ内閣年内崩壊説が囁かれる由縁である。それこそ「ガキの使いやあらへんで」。
(14/01/15)

 外務副大臣がアメリカに行って、アベの靖国参拝を説明したところ、概ね理解を得られたと報告。当たり前だ。ガキの使いじゃあるまいし、わざわざアメリカまで行ってダメでしたとは云えない。駐米大使館もそのところを読んで、そこそこ当たり障りのない人間を、相手に選んだのだろう。
 大事なことは彼等の報告が、アメリカ首脳の意見を反映していないと云うことだ。アーミテージなど過去の人物。アメリカ政界に何の影響もない。その他会った人物がどのレベルのものかを、はっきり報告していない。せいぜい局長クラスではないか。アホのアベ政権は、この報告を聞いて対米戦略を誤り、国政も誤るおそれがある。
 この様な官僚茶坊主的報告が国政を誤った例は他にもある。太平洋戦争開戦前に大東亜会議というのがあって、ここで興亜院は資源調査会の報告を元に、200年継戦可能と報告した。これを聞いて愚かな東条は対英米開戦に踏み切った。ところが後に判ったことだが、この報告数字に捏造があったのである。何故興亜院は数字を捏造したか?当時既に首相の東条も軍部も国民(マスコミ)にも、対英米戦必至空気が充満し、これに水を差す様な報告を出すことは、自らの役人人生を棒に振る事になるからだ。それどころか憲兵に引っ張られて何をされるか判らない、という恐怖が先に立ったかもしれない。
 しかし、興亜院が数字を捏造していたとしても、それは東条以下政府の責任ではない、という反論もあるだろう。しかし、資源調査会が挙げた数字は全て一次資源である。実際の戦争は、これを二次資源に転換しなければならない。それには設備が必要である。これが当時の日本は決定的に不足していたのである。例えば鉄では仮に東南アジアに鉄鉱石が無尽蔵にあったとしても、それは当時の東南アジアでは鉄鋼には転換出来ない。それを日本に運ぶ船舶や、高炉が必要である。ところが、当時日本が保有していた高炉は、アメリカピッツバーグの一製鉄所にも及ばなかったのである。この違い・・・つまり転換という概念・・・が理解出来なかった事が、東条が愚かであったという理由である。こんなアホを神として祀れますか?
(14/01/12)

 昨年末、小沢一郎はどうしてる、と書いたら、早速本日小沢が「力に頼るアベ政権は必ず破綻する」と気炎を上げる。やっとやる気がでてきたか。これで政界も少し面白くなるだろう。
(14/01/01)

 バイデンも上手くごまかせたから、今度も大丈夫と高をくくってやった靖国パフォーマンス。中韓の反発は折り込み済みだったが、思いもかけなかったのがアメリカの反発。「失望」とまで云われるとは思わなかっただろう。アベの慌て振りが手に通るように判る。
 日本人は他人との付き合いが下手だから、前の戦争の事はみんな忘れていると思っている。ところが、忘れたのは日本人だけで、他国の人はみんなきっちり憶えている。アメリカ人だって、2/3は日本はかつての敵国だと思っている。その証拠が、毎年12・08に繰り返されるパールハーバーセレモニーだ。彼等はかつて敵国だったことを承知の上で、(自国にとって有益だということで)日本と付き合っているのだ。
 さて、アベ政権下で成立した重要法案に「特定秘密保護法」がある。これの目的は、アメリカからの重要情報提供を円滑化する事だ。しかし政府が失望したという国に、アメリカ軍部や情報機関が重要情報を気前よく渡すでしょうか?アメリカが重要情報を提供する国は、価値観を共有するだけではダメで、アメリカの国防政策を補充強化出来る能力の持ち主で、且つ第二次大戦の結果を厳粛に受け止める国でなければならない。
 せっかく、特秘法を国会で強行採決までやって作ったのに、今度の靖国パフォーマンスで全部パー。あの強行採決は何だったのだ!と自民国対は怒り芬々だろう。
 問題は来年四月に予定されているオバマのアジア歴訪。訪問国の順序や滞在期間の長さで、アメリカが重要視している国のランクが判る。
 60年安保の時、ジジイの岸は機動隊を導入してまで安保改定を強行採決した。しかし、念願のアイク訪日は中止。岸内閣は総辞職、後を宿敵池田勇人に譲らざるを得なかった。今のアベ晋三も似たような状況である。もしオバマが日本無視のような態度に出たら、アベはどうするのか?60年当時の自民党には、岸のあとを埋め合わせる人材が多数いた。しかし今の自民党には、その影も見あたらないのである。
(13/12/28)

 今度NHK会長になった籾井は、北九州の炭坑屋のせがれ。なんでこんなアホを持ってきたのかよく分からない。如何にもアベ・麻生好みのヤクザお友達人事。かつて北九州には遠賀川の流れに沿って、四種類のアウトローがいた。一番の上流には炭坑の抗夫。次は遠賀川を下って石炭を小倉港に運ぶ石炭運搬船の水夫(これを川筋モン或いは筋モンと呼ぶ)。この石炭を内航船に積み込むゴンゾと称する積み込み人足。最期に彼等から金を搾り取るヤクザである。
 ここで現在残っているのはヤクザだけで、他は時代の変化とともにみんな絶滅した(ゴンゾは1970年代の神戸三宮で見たことがある)。彼等はヤクザではなく、部落民でもないカタギの常民である。それでも何故アウトローと呼ばれるかというと、彼等は結束力が強く、独特の規範・しきたりがあり、一般社会の法律・常識が通用しない独自社会を作る。そのためヤクザ社会との境界が曖昧になり、下手をすると持ちつ持たれつの関係になってしまい。そこが一般人から浮き上がる由縁となる。
 籾井はこれらの内、炭坑の出身者。麻生と同じである。就任早々の記者会見で早速トンデモ発言をやって、記者達を吃驚させたようだが、それは上で紹介したように、かれは北九州アウトローの流れだから、一般人の常識が通じない人間だと思えばよい。但しNHK会長は日銀総裁と同様、その発言は海外メデイアにも注目される。彼等は白人エスタブリッシュメントである。従ってNHK会長に求められる必要な資質は、経営感覚もさることながら、国際感覚である。さてこれに今回の社長人事は応えられているだろうか、見物である。
(13/12/21)
 

 維新が江田新党にスリヨリ説。維新でも旧民主系はまだしも、旧太陽系がくっついている。こんなのを受け入れたら、またまた只の数合わせかと評価され、江田はお陀仏。政治家は数よりケジメを付けることが大事だ。
 それはそうと、めっきり聞こえないのが小沢一郎の声。未だ71か2だから枯れる年ではない。後5〜6年はやれる。アベ政権発足後、集団的自衛権、特秘法、コイズミ原発ゼロ宣言など、国会内外を騒がせた事件は多い。
こういうときこそ、何か発言して世間の注目を浴びるべきである。例えば「(腹になくても)俺も脱原発だ」とやれば、世間は「すわコイズミー小沢連携か」となって国会内外は大騒ぎ。アベ自民党の動揺を誘うことが出来る。これを何度か繰り返すと、自然に政治の流れは別方向に動き、小沢復活の芽、即ち野党再編の芽が出てくる。あの政局を見る天才が、何故この程度のことを画策しないのか、不思議で仕方がない。
 今年、国会が騒いでいた時にジッと黙っていたのは、小沢一郎最大の失敗だろう。いよいよ政局勘が衰えてきたのか?
(13/12/22)

 就任以来次々と死刑執行を命令する谷垣。元々鳩派イメージが強かったのが何故変身したのか。一つはアベ内閣で、法務大臣という閑職に追いやられた鬱憤ばらし。一つは強いイメージのアベに対し、強い谷垣を演出し、次ぎを狙う作戦。彼も又ジョンウンの真似をして、恐怖政治の種をばらまこうとしているのか?石破もあれこれ余計なことを喋って、恐怖政治に国民を慣らそうとしている。谷垣だってこのまま消える年ではなく、その気もないだろう。と言うことでポストアベを狙う石破への鞘当てがはじまっているのだ。
(213/12/12)

 昨日某民放BSトーク番組。テーマは特秘法強行採決問題。ゲストは自民他野党やマスコミ関係者。当然ながら自民以外ゲストは、全員本法を否定・批判(桝添までダメだし)。自民は鈴木とかいう担当副大臣(か何か)。この鈴木までが、法律の不備を認めるのだから何をか云わんやである。おまけに翌日になって石破までが、1年後の法改正を表明する始末。
 つまりこの法律、提案者側からみても欠陥だらけのバラックだったのだ。そんなバラックを作るのに強行採決に奔った与党のセンス、それにバタバタ雷同した自民公明ら与党と一部の野党議員の無責任さが問題なのである。どれもこれも国会議員の躰をなしていない。
 親分がこうだと云えばそれになびくなら、その辺のヤンキー集団と変わらない。そういえば、コイズミ郵政選挙以来自民党議員のヤンキー度が高くなってきた。これ自民党議員の世襲度が高くなってきたことと関係があるのだろうか?議員ヤンキー化は「大阪維新の会」だけではなくなってきたのである。
(13/12/08)

 特秘法強行採決で自公はメデタシメデタシだろうが、そう甘くはないだろう。そもそもこの法律は、日本は情報駄々漏れ国家と諸外国に思われ、そのため重要情報を得られないと、自分の無能を棚に上げた外務省や防衛省からでてきたもの。それに丸め込まれたのが、彼等よりアホの上を行くアベシンゾー。
 では、この法律が出来たからといって、重要情報がジャブジャブ入ってくるでしょうか?まさかです。情報を出す出さないは、相手国の主権に属すること。日本に法律が出来たところで、相手国に日本へ情報を提供する義務が発生するわけではない。二国間の情報取引はいわばバーターであって、日本が重要な情報を持っておれば、相手はそれに相当する価値のある情報を提供するだろうが、それがなければ知らん顔だ。と言うことは、日本に必要なことは、重要情報を保有していることである。それなら同盟国も興味を示すだろう。それを担保するものは、情報を秘匿する能力よりも、情報を獲得する能力である。ズバリこれがお粗末だから、今回の中国防空識別圏問題でも、張ソンタク失脚問題でも、事が起こってからオタオタしなくてはならないのである。
 本法では日本の情報秘匿期間をとりあえず60年としているが、アメリカは原則35年。つまり幾ら日本が機密を隠していても、アメリカから幾らでも出てくる。もっと重要なのは、今後の情報ハッキング技術の進歩である。この分野での日本と中国の力の差は歴然である。情報セキュリテイを強固なものにしていかなくては、幾ら法律で建前論を喋っても意味はない。
(13/12/07)

 バイデンが北京で何を喋ったか、喋らなかったか?これが具体的にはさっぱりわからない。我が政府は、バイデンが日本の意向を北京に伝えたと宣伝しているが、本当かあ?という疑問は常につきまとう。そうでなかったら、アベは嘘つきだ、と言うことで内閣支持率の大幅下落は必至。政権の命運に拘わる。これも特定秘密なんだろうがご心配なく、いずれ中国とかハッカーがバラしてくれる。
 つまり特定秘密など、現代IT社会では、殆ど意味をもたない。それを法律の条文で防げると思うところに、アベら自民党の愚かさが見えるのである。

(13/12/06)

 特秘法6日に強行採決。多分自民党内にも慎重意見はあるのだろうが、アベは聞く耳もたず、誰も忠告しなくなった。 何となくアベシンゾーは自分自身を、ジジイの岸シンスケ、或いは維新の志士になぞらえて高揚しているようだ。「百万人といえど我行かん」、という気分なんだろう。力で敵をねじ伏せるやり方は、金ジョンイルやジョンウン、習近平と何ら変わるところはない。アベジョンイルと呼んだ方がよいだろう。
 野党や世論・マスコミを舐めているのは間違いないが、舐められる方も舐められる方だ。舐められるマスコミの代表が新潮や文春・サンケイあたり。馬鹿とキチガイの野合といったところか。
 しかしジジイの岸は60年安保を強行採決した直後に、右翼に襲われ、一ヶ月後に哀れ退陣に追い込まれた。あとを襲ったのは、宿敵池田勇人。
 シンゾー君自身、第一次アベ内閣で強行採決を連発したが、その度に支持率を下げ、おまけに下痢で腹まで下し、参院選の大敗北で空しく退陣。
 何となく過去の亡霊をなぞっている感がある。ポイントは来年春のオバマ訪日。
(13/12/05)

 さて問題の特秘法。外交・防衛はともかく、テロ・スパイまではやりすぎだ、という声が自民党内にもある。誰かがこれをアベに囁いたのだ。誰が囁いたのか?ワタクシはそれは、佐々淳行という間抜けの茶坊主だと思っています。彼は第一次アベ内閣の時から、側近として治安問題に関し、あれこれ入れ知恵している。するとあのアホは、直ぐその気になってしまった。その結果が、あのお粗末法案なのだ。
(13/12/04)

 党首がホルホルと諸外国を飛び回っている間に、福島県内3首長選で与党候補は三連敗。少しどころか相当たがが緩んでいるのでは無いか?内閣支持率も今や50%台に低下。それも知らず与党呆けのみ進行。
(13/11/18)

 連日のコイズミ原発廃止発言報道にも拘わらず、原子力規制委員会は柏崎原発再稼働に向けた安全審査開始を表明。又、コイズミ発言を受けたのか、廃棄物最終処分に向けた超党派議員連盟が発足。これらの動きの背後にアベの意志が作用しているのは間違いない。彼としては来年の消費税増税に向けて、なんとしても景気の底割れを防がなくてはならない。その手段 が、一つは東京オリンピックであり、もう一つが原発再稼働。無論日米同盟堅持で、今の円安水準を維持するのも重要である。
 コイズミが原発反対の立場に立ったのは、フィンランドのエンカロを見てからだという。エンカロで何を見たのだろうか?只のむき出しの花崗岩を見て、これでは放射能は防げないと思ったのだろうか?今のトンネル工法では、フィンランドのような先カンブリア系片麻岩では、むき出しで施工するのが当たり前。それともこのトンネルが、何時潰れるか判らないとでも思ったのだろうか?トンネルと言うモノは、潰れるところはすぐに潰れるが、潰れないところはなかなか潰れないのである。それとも彼は極度の閉所恐怖症なのか?あんな狭いところにあんな危険なものを、という思いこみか?
 しかし最終処分地の決定に、わざわざ議員連盟まで作らなければならないものか?この問題が一向に前に進まないのは、従来から政治が民間(電力業界)にマル投げしてきたからである。放射性廃棄物の最終処分は、プルトニウムの処理に見られるように、高度に政治的な分野である。始めからこういうものだと思って、法整備を進めておれば良かったのだ。筆者はズーット前から、これには政治関与が必要だと主張している。なお、最終処分地については、筆者が主張するとおり、現原発の地下に立地すれば何の問題もない。但し中電浜岡と東電柏崎は別。この二カ所は深部のトンネル掘削が不可能である。
(13/11/15)

 突然のコイズミ原発廃止発言。その真意は何処にあるか?元総理で稀代の政局師だ。単純個人発言ではあるまい。アベ内閣成立後、着々と進むのが原発再稼働。原発推進派の中心は電力会社及び大手重電メーカー。経団連の中核企業群である。これに対するのがソフトバンクとか楽天とか新興IT企業(ブラックも含まれる)。彼等は経団連を脱退して新経連という別の経済団体を作っている。又彼等はコイズミ政権時代に大きく成長した。だからコイズミとは、切っても切れない中にある。そして彼等新興I財閥が投資しているのが新エネルギー。ここで原発が再稼働すれば、これまでの努力と投資がパーになる。これはイカン。そこで思いついたのがコイズミ。彼を説き伏せて、原発再稼働のネジを逆回転させるのが狙い。ナントカもおだてりゃ木に登る、てなところだろう。
 さて困ったのはアベ。昨年の政権奪取に大いに貢献してくれたのは財界。その見返りに原発再稼働があったのは疑いようもない。さてここで新興財閥に媚びて古くからの付き合いを反古にするか、いやあくまで旧恩に報いるべきか、ボクはハムレットだ。
 しかしコイズミの本当の狙いは何なのか?経団連主導の財界にショックを与えて財界再編成を促し、その余力で政界再篇を狙っているのか?その時は政界復帰もあり得るぞ、てな話し。ハムレットの最期は自殺だ。
(13/11/13) 

 昨日某民放BS討論番組。テーマは特定秘密保護法案。ゲストは鳥越俊太郎と中谷元、もう一人民主党。これが全く噛み合わない。鳥越の突っ込みも甘いが、中谷も質問の意味が判っているのか判っていないのか、法律論を繰り返すのみ。何でこの男、こんなに頭が悪いのか?そもそも、法律では特定秘密は主務大臣が決める事になっている。ところが中谷は自分の経験を引き合いに出し、「大臣は忙しくて、とてもそんなこと一々見ている暇はない」。つまり防衛機密の指定は下僚任せだ、と言うことを自ら認めているのである。これは当に幕僚統制である。悪しき幕僚統制がどんな結果を産んだかは、中谷は防衛大卒だから判っているはずだ。それとも防衛大ではそんなことも教えていないのだろうか。まあ防大卒には人間の屑も結構いるから、習ってもすぐ忘れるアホがいても不思議ではない。
 自民党保守の中には、自衛隊幹部と組んで、かつての軍部統制の再現を夢見ているアホがいるのは間違いない。その筆頭がアベ晋三かもしれない。
(13/10/29)

 自公民共闘候補は川崎市長選では敗退、神戸市長選では勝ったものの僅差。ショック!。石破はこれを民主と組んだ所為だと云わんばかり。だったら自公だけだったら楽勝だったと云えるのか?一方民主はダンマリ。あくまで自公民路線で延命を諮る主流派(本音は原発再稼働容認)と、アンチ自公の反主流派(原発廃止)に分裂したためだろう。川崎も神戸も、今の民主党支持層及びかつての民主党支持層の多くが、アンチ自公民候補に流れたと考えられる。
 特定秘密保護法案の支持率は35%強(共同通信調査)。これは自民支持率に幾らかを足しただけの数字。
 これらから何が伺えるか。国民がアベ政権に期待するのは経済だけで、余計な事はするな、と言うことだ。ところが本人、高い支持率にいい気になって、やれ集団的自衛権だとか、トルコへの原発輸出だとか、どうでも良いことに目先が行き過ぎている。国民もそろそろ、それに気が付き始めたということだ。
(13/10.28)

 今国会で成立が見通される特定秘密保護法案。これが通ると政府高官に近づいて情報を採ることが禁止される。そうすると、テレビで、「いや僕がよく知っている〇〇省の高官によるとだねえ」と自慢げな青山某という評論家とか、「いや僕の情報によるとだねえ」と訳知り顔の田原総一郎とか、宮崎某というチンピラマスコミ芸者達は、みんな逮捕されて刑務所行きだ。良いことではないか!マスコミゴミ掃除にもってこいの法律だ。
(13/10/22) 

 ノブテルが水俣病犠牲者追悼式をサボって風力発電開所式へ。どっちみち追悼式なんかへ行ったら、患者団体から嫌みを云われるから、それが怖くて、どうでも良い風力発電をスケジュールに挟み込んだのだろう。
 アベもそうだが2世3世議員はボッチャン育ちで、たたき上げほど度胸がない。だから自分の都合の良いところには張り切って行くが、悪いところには後込みする。習近平もジョンウンもそういうところがある。そういえば、ブッシュUもそうだったなあ。キャロラインが任地を無難なカナダじゃなく、(困難が予想される)日本を選んだのは、彼女には、少しこれらアホ2世とは違うところが在るのかも知れない。
(13/10/07)

 民主党大会で、地方から党中央の責任追及の声。それはそれで正論だろうが、もし地方が中央の責任を追及するなら、地方が新しいリーダーを出さなくてはならない。それをサボってきて、組合利権に頼んで自己革新を怠ってきたからこんなザマになったのだ。
 民主党が再生を願うなら、それなりの理念を示さなくてはならない。そのためには、まず管直人に代表される無責任市民派路線を追放することである。
(13/08/23)

先週NHK世論調査では、内閣支持率は57%。他の民間系とかわりはない。政府べったりのNHKでこれだから、他はどうだか判らない。麻生ナチ発言直後なら、もっと支持率は下がっていただろう。(13/08/13)

 今度の参院選勝利で、「今や野党は分裂し、与党に勝てる力はない。後三年は選挙はない。最早敵はない。その間自民党は何でも出来る」と錯覚した麻生がアベに、「最強の独裁者になる」と持ち上げた。
 さて、本当に敵はいないのか?潜在敵はマーケットと世論調査である。マーケットは自民の参院選勝利を読んで、選挙前から日経平均は上がりだしたが、その後14000円を挟んで一進一退の繰り返し。なかなか15000円を超すことが出来ない。マーケットは未だアベノミクスを信用していないと言うことだ。
 内閣として最も注意しなければならないのが、内閣支持率と与党支持率。与党特に自民党支持率は比例区得票率から見て35%程度。相変わらずの三割政党である。ここ数10年、任期途中で降板した内閣の降板理由の殆どは、内閣支持率の低迷である。これが50%を切ると、連立与党内に亀裂が出来る。40%を切ると、支持基盤を持たない若手議員を中心に動揺が始まる。30%前後までなると、党内に倒閣運動が始まる。25%を切ればもう終わりだ。
 第二次アベ内閣支持率は選挙直後の共同通信調査では57%程度。1週間後の毎日新聞調査でも似たような数字。第一次アベ内閣の時でも70%強だった。今回のような圧勝下では、70〜80%オーダーの支持率があって当然。それが60%に達しないと云うのは、世論もマーケットと同様、アベノミクスや改憲論議に不信を抱いているということだ。そんなことも露知らずに、あと三年は大丈夫だと嘯いているノーテンキ副総裁を見れば、幹事長がイライラするのは当たり前だろう。
 そこに突然起こった麻生の「ナチス手口学習発言」。これで内閣支持率は数ポイントは打撃を受けた。これじゃ、アベが慌てるのももっともだ。獅子心中の虫とは麻生太郎のことか?ワタクシもそう思っていましたがね。さっさと麻生を斬った方が身のためだろう。
(13/08/07)

 この間の山陰豪雨で、アベが早速激甚指定を指示。随分自分の地元には親切丁寧だねえ、という感じだ。筆者の感覚では、あの程度の被害で激甚指定が妥当かどうか疑問である。死者も一人かそこいらだ。昔の政治家は、むしろ地元には冷淡だったように思う。それが逆になったのは田中角栄からではないか?
 通常激甚指定は国交省河川局長・次官(技監)の判断により、国交大臣を経て、閣議決定となる。いきなり総理指示などあり得ない。
 本人はこれが官僚主導ではなく、政治決定だと思っているかも知れないが、一旦こういう前例を作ると、後から後から真似をするのが出てくる。これが戦前に於ける国民の政党不信を産み、2.26事件に繋がったのである。官僚判断などは後から幾らでも修正出来る。しかし政治判断はそうはいかない。だから、政治判断はよっぽど慎重で無ければならないのである。ま、成蹊裏口入学生には無理でしょう。
(13/08/04)

 一昨日の麻生発言の中に「ナチス憲法」というのがあった。筆者の理解はナチが権力を奪取したのは、確か大統領ヒンデンブルグの死去に伴って、ワイマール憲法下の全権附与法を利用しただけの筈。その間憲法は何一つ変わっていない。何時の間に「ナチス憲法」なるものができたのか、筆者の錯覚だったのか?しかし、シャイラーの本を見直してもそんなことは一言も書いていない。それどころかヒトラー「我が闘争」の目次を見ても、憲法など一言もふれていない。
 そもそもヒトラーは民主主義を否定していた。憲法は専制主義と民主主義の闘争の中から産まれたもので、君主の権力を規制することが目的である。絶対専制制の復活を願うヒトラーが、憲法に興味を持つ訳がない。*
 つまり麻生太郎は、有りもしない「ナチス憲法」があると錯覚し、デタラメなことを喋ってしまった(誰がこんなことを彼に吹き込んだのか?)。モノ知らずにもほどがある。それを何ら批判しなかった自民党改憲派も同罪である。そろいも揃って、大恥を天下にさらした。
 さて問題は「・・・その手口に学べ」という一言の解釈である。これには次の二通りがある。
@言葉通り、改憲論議はナチに見習ってこっそりやろう・・・・・改憲派の文脈
Aナチを反面教師とし、あんな卑劣な真似をしてはならない・・・・・非改憲派の文脈
 さて麻生は今一所懸命、Aの方向へ話しを持っていこうとあがいている。しかし、彼が講演したのは自民党改憲派のサークルである。従って彼の発言意図が@でない筈がない。全く顔もイタチなら、考えることもイタチ並みの卑しさだ**。育ちが悪いのだ。若い頃ヤクザと付き合っていたから、ついそうなってしまうのだろう。
 問題はこれから先だが、麻生発言は既に国際問題になってしまった。特にアメリカの反応は手厳しいものになるだろう。日本政府が麻生を庇えば、日本はアメリカからも見放され、国際的に孤立することになる。これを避けるには、少なくとも麻生の閣僚辞任は避けられない。さてアベに「泣いて馬謖を斬る覚悟」があるかどうかが問われるだろう。
*これに今一番近いのが、シンタローの「廃憲論」である。
**この様に顔も根性も卑しい人間の事を、最近の大阪弁ではコンババというらしい。ワタクシはこんな品のない言葉を使ったことはないが、麻生には使っても良いかもしれない。
(13/08/02)

 麻生が自民党保守派サークル集会で、サービスのつもりで余計なことを云ったばっかりに、またまた日米関係が怪しくなった。麻生太郎という人間は、生半可な知識で余計なことを喋って墓穴を掘るタイプだ。バックに変なのがいて、それにあれこれ吹き込まれて、思いこんでしまうのだろう。要するに、アメリカに全部盗聴されていることも知らず、言葉の意味が十分理解出来ないまま、喋ってしまうと言うことで、これは頭が悪い人間の典型行動。幼稚園並みの知能である。
 早速発言撤回となったが、そんなことをしなくてはならないと言うことは、やっぱり頭が悪いととしか云いようがない。アベ、麻生、菅義偉、これが現代自民党三大馬鹿なら、逆にさつき・珠代・早苗これが現代自民党三大悪女か。悪女になりきれるかなあ?
(13/08/01)

 明日から高速ツアーバスが無くなるそうですが、ご心配なく。何年か先には復活します。そもそも高速ツアーバスというのは、コイズミ改革の民営化委員会が仕掛け人。本音は委員長オリックス宮内の大型バスリース事業拡大が狙い。
 その廃止は高速ツアーバスで損害を受けたJRや既存バス会社が、民主党にねじ込んだもの。いや連合が仕掛けたのかもしれない。民主党だってコイズミ改革を潰すのにやぶさかではない。しかし再び政権交替。楽天三木谷のようなアンチ経団連系経営者が巻き返しを諮るかも。
(13/07/31) 

 参院選の圧勝にも拘わらず、本当なら70%強が当たり前のアベ内閣支持率は,、今や55%位から一向に上がらない。日経平均も14000円台をキープするのがやっとで、昨日は遂に14000円割れ、対ドルレートも98円台まで上昇。
 現在の円や日本株購入者の6割は海外投資家。彼等がアベノミクスをイマイチ信用していないのではないかと。その原因は黒田なんて元財務官僚を、日銀総裁に選んだこと。これで日銀の客観性が失われてしまった。だから日銀の発表や、総裁のコメントも、本当か?と疑われるようになったのだ。
(13/07/30)

 アベが八月の靖国神社参拝を控えると発表。いろいろな原因が考えられます。一つは選挙後の内閣支持率の低下、世論調査に於ける改憲賛成の伸び悩み。しかし、今の勢いでいけば、こんなもの、はじき飛ばせる筈だ。しかし何故彼は立ち止まったのか?アメリカの圧力だろう。日本総理大臣の靖国参拝は、旧連合国を刺激するのである。特に今年はキャロライン・ケネデイが駐日大使として赴任する。ケネデイ家は民主党のスポンサーとして、日本の戦後処理にも関与した。ケネデイ家のメンツを潰してくれるな、ということだろう。
 そこでアベが今直面しているのが、自民党保守派とアメリカの相反する圧力。オバマは習との会談には8時間を費やしたが、アベとはたった40分。ただの儀礼的会談に過ぎない。この点からも、今のホワイトハウスがアベと自民党をどう見ているかがよく判る。そこで驚いたアベが、俄に手を打ったのは、別に誰からも頼まれていないのに勝手にやった、サンフランシスコ講和会議記念式典。あれに何処か連合国首脳がやってきましたか?折角アメリカに胡麻を擂ったのに、肝心のアメリカからも無視される始末。改憲や侵略論、従軍慰安婦問題など、選挙目当てに自分で巻いた種で自分のクビを絞めている状態だ。
 これらの点から考えられる日本の真の支配者とは誰か?それはアメリカなのです。民主党政権はアメリカ支配を脱却しようとして潰された。自民党政権時代でも、経世会政権は対米姿勢には一定の限度を示していた。しかし、コイズミ・アベはその歯止めを無くし、アメリカの云うままポチ状態になった。特にアベが酷い。まるっきりオバマの下女扱いだ。
(13/07/26)

 選挙後共同通信の緊急世論調査では、アベ内閣支持率は56%台に急落。普通、選挙でこれだけ勝てば、70〜80%台は期待して当然。何故か?おそらく消費者物価の高騰感が、景気回復に追いついていないからだろう。これは消費者がアベノミクスに不信或いは不安感を持っている現れである(ところがこの世論調査は、その後あらゆるメデイアから無視されている)。
 本日朝刊の年金抜本改革棚上げは、アベがそれにビビッタ所為だろう。
(13/07/24)

今回の参院選結果予測。投票率は50%割れの可能性あり。得票率は与党で35%程度。共産党が伸びるでしょう。民主、維新は分裂の可能性大。
(13/07/21)

【終わりの始まりと、始まらない終わり】
 参院選大勝で連日笑いが止まらないのが自民党。石破のアホズラも限度が無くなってきた。さて三年前、民主党もこういう状態だった。それがこういう体たらく。では自民党は民主党とどれだけ違うと云えるのでしょうか?
 三年前の衆院選後、つまり政権交替後の自民党は、執行部は統率力をなくし、各派閥はバラバラで自分のことしか考えず、その結果党離脱が相次ぎ、殆ど壊滅状態にあった。何故そうなったかというと、そもそも自民党は価値観・歴史観・国家観が異なる複数のグループが、それぞれの思惑に従って、権力掌握を目的として合体しただけの、集合体なのである。それぞれのグループが派閥であって、これが今も自民党を作る基本要素であることに変わりはない。派閥間の抗争、これが自民党発展のエネルギーであったことは間違いないだろうが、それも限度があって遂に政権交替・野党転落。ここは一旦古い派閥体質を追放するか、封じ込めて政権奪還までの挙党態勢を作った。それは上手くいったのだが、政権を奪還すると、途端に出てくるのが派閥抗争。おそらく9月国会明けにはアベは内閣改造・党人事刷新に踏み切るだろう。そうでなければ、各派閥の不満・要求を抑えきれない。そしてたちまち起こるのが派閥抗争。これは政策ではなく、人事を巡る抗争で顕在化するのが、あの党のこれまでのパターン。又何時も見たパターンで、その度に内閣支持率は低下する。それだけでなく、アベノミクスに対する一定の評価が今秋にも出るだろう。

 さて対する民主党だが、