プラズマ地震予知法(電磁気地震学)の奨め

 東北太平洋沖地震の特徴の一つに、日本が誇る地震早期警戒システムが威力を発揮したことが挙げられる。地震発生当時、東北新幹線では数10本の列車が営業運転中だったが、脱線した列車もけが人一人出していない。これは津波被害を受けた路線を除けば、在来線も同様である。しかし、この早期警戒システムの最大の短所は、内陸直下型地震の近傍では殆ど無力だと言うことである。これは弾性論に基づく地震論の限界である。これを解決する方法として電磁波を用いた新たな地震学の構築が求められる。


 アメリカの研究機関が、地震の前に成層圏で電子が増加する現象を発見と発表。この原因はなんでしょうか?それは地下におけるラジカル反応という現象です。ラジカル反応とは、地震が発生するときに生じる超高圧・高温環境下で、水(H20)が水素と水酸化基に別れ、同時に電子が飛び出す現象です。飛び出した電子は、大気中の原子とぶつかりプラズマ化すると考えられます。ここに太陽から紫外線が当たれば、プラズマ発光現象が発生します。
 この現象を利用すれば、地震の短期予報に使えるというのが筆者の長年の主張ですが、残念ながらこれに耳を貸す地震学者や物理学者は、一人もおりません。この結果、この分野でも日本はアメリカに先を越されるでしょう。
(16/10/01)

 ロシアの隕石通過時に一時通信系が途絶えた。これは隕石表面が高温のためプラズマ状態になり、荷電粒子が飛び散り、その結果周囲の静電位が高くなったためです。これは特に直流系に影響を及ぼすので、PCや携帯が誤作動を起こす可能性が高い。
 実はワタクシは地震の時に、地下で似たような現象が起こっているのではないか、と考えている。このメカニズムが判れば、新しい地震予知法が開発出来る。
(13/02/16)


 去る阪神淡路大震災(つまり1995年兵庫県南部地震)の折り、筆者は大阪府は茨木市の某団地に住んでいたが、地震と同時にテレビがひっくりかえったので、後はラジオで地震情報を採ることにした。その中に阪神高速から落下して助かったトラック運転手の談話があった(NHK)。それによると、「いきなり地平線の方が光りで輝き、その後高速道路が揺れだして気が付いたら地面に墜ちていた」というものである。実はこの談話、その後のマスコミや学会では全く無視されてしまっている。今回の東北太平洋沖地震でも地震の前に、海の上に光りの柱が立ったという話しがあるが、これも学会レベルでは全く無視されている。この光とはなんでしょうか?ズバリプラズマです。
 プラズマとは電荷を持つイオンのことである。プラズマに紫外線を当てると発光する。これが紫外線灯の原理である。1995年兵庫県南部地震が発生したのは午前5時50分。冬だから未だ夜明け前で、太陽からの電磁波の内紫外線の勢いが最も強い時。この結果、地下からプラズマが放射されると、発光現象が目撃される可能性が高くなる。夜が明けると光の方が強くなるのでこの現象が見えにくくなる。
 しかし、ある種の才能をもっている人ならこれを見る能力がある。昭和では先の奈良市長だった先代鍵田忠兵衛氏の地震光、古くは明治時代京都府丹後地方在住の杢平(もくひら)氏の杢平虹などもこのプラズマ発光現象の例と考えれば納得出来るのである。おそらく彼等はこの現象を脳で感じていたのではないか?プラズマを発生すると云うことは、地下で大きな電磁気場破壊現象があり、それは量子レベルに影響を与えると考えられる。人間の脳は一つの量子コンピューターである。地震による量子効果が人間の脳に影響を及ぼすと考えられる。これが鍵田氏の地震雲や杢平虹の正体ではなかろうか?杢平虹に関しては、当時の京都帝国大学物理教室が最先端機器を使って計測したが何も結果が得られなかった。従って、これはインチキだという烙印を押されたのである。このメカニズムを科学的に計測する事ができれば、つまり、プラズマ発光現象を客観的に捉えることが出来れば、地震予知が可能になる。てなことは地震の1年後くらいには思いついていたのだが、未だ問題があって、発表するに至らなかった。その問題とは
 1、プラズマ発光現象を昼間に捉えることは難しい。
 2、プラズマ発光現象が見られたとしも、それが何処かを確定することが難しい。
 3、そもそも、何時起こるか判らないプラズマ発光現象を、どうして測定すればよいのか?
 しかし、今回の東北太平洋沖地震で、地震規模が大きければ、昼間でも発光現象を見ることが出来ることが判った。地震で発生するプラズマの量は、地震の規模で異なるのだろうか?そうすれば、それは地震を発生する断層の規模で異なる筈だ。そしてプラズマは何処から放出されるのだろうか?これに対する明確な答えは未だない。何故なら、これまで地震時のプラズマ量を測った人間は誰もいないからだ。しかし、これを断層と周辺と考える(この仮定は必ずしも不合理ではない)と、話しは意外に簡単な結論に達する。つまり、地震が起こる場所はこれまでの研究調査で概ね予め判っている。それは、直下型地震では地形・地質学的に判っている活断層、海洋型地震ではプレート境界部ある。その周辺でのプラズマ発生量を計測していけば、これまでの僅かな事例から見ても地震予知は可能と云える。問題はプラズマの計測であるが、プラズマと言えば例の大槻早稲田大学名誉教授。先生はプラズマ現象が専門。おまけに同教授は独自にプラズマメーターまで作っている。このプラズマメーターを今後の主要地震発生地点(例えば大阪なら上町断層、東京なら江東デルタ地帯)周辺に設置し、プラズマ発生量の変化を調べる手が考えられる。これによって、我々21世紀の日本人は、かつての鍵田市長や杢平さんのレベルに並ぶことが出来るだろう。
 プラズマを発生させることが出来るなら、地下では非常に大きな電磁気的現象が起こっているはずである。それはおそらく低周波の渦電流を作るだろう。これの挙動を測定出来れば、これも地震予知手法の一つになる。これがELF-MT法による地震予知である。
 これらの方法による地震予知の利点は、とにかく情報伝達速度が速いということである。これまでのP波に基づく地震早期警戒システムでは、遠距離の海洋型地震では有効だが、震源が近い直下型地震では間に合わない。電磁波が到達する速度は弾性波に比べ遙かに大きい。これを利用すれば、弾性波が苦手とする近距離地震での早期警戒システムを構築する事が可能になるだろう。但しこの方法の最大弱点は、弾性波に比べ信号の安定性が悪いことだ。
(11/06/07)


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