世界の地震の話題

技術士(応用理学) 横井和夫
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 本日未明韓国東南部で発生したM5.8地震の震源。朝鮮半島東南部には活断層と思しきリニアメントが発達する。その一つが動いたのだろう。これの東部海底では今年7月にも地震が発生している。
 なお先日4回目の核実験を行った北朝鮮東北部の実験場にも、活断層が通っている。知らぬはジョンウンばかりなり。
(16/09/13)

イタリアの地震報道は連日だが、同日起こったミャンマー地震については、ネットもメデイアも知らん顔だ。日本人はそれほどミャンマーに関心がないのか?それなら今後のミャンマー進出に悪影響を及ぼす。
 それともミャンマー政府が被災地を封鎖し、報道をシャットアウトしているのか?これではミャンマーの民主化は絵に描いた餅。あたかもアウンサンスーチーは中国訪問中。ひょっとして、彼女は地震を口実に中国に軟禁され、洗脳されているかもしれない。
(16/08/27)

イタリア ノリチア地震で震源付近をGoogleEarthで見てみました。活構造らしきリニアメントはみられますが、あまりはっきりしない。一方ミャンマーでもM6.8の地震が発生した。ミャンマーは南北方向の構造が強く発達している。そのどれかが活動したのでしょう。なお、筆者がみているミャンマー活断層に対しては、M6.8というのは小さすぎる。今後数年内にもっと大きな地震が発生するでしょう。
(16/08/25)

 本日朝、イタリア中部ペルージャ付近でM6.2の地震が発生。この付近では数年前にM6.3の地震が発生した。その所為で地震予知に失敗した地質学者や地震学者が大勢逮捕される騒ぎ。その多くは解放されたが、日本でも予算ばっかり食って役立たずの地震屋など、刑務所に放り込んだ方がよい。
 それはそうと、ペルージャとはどういうところで、地震はどんなところで発生したのかと、Google Fatthを見てみると、ペルージャの南方になにか奇妙な楕円形の地形を発見。
 3Dで見てみると台地のようだ。台地の斜面に白い露頭がある。どうやらこれは石灰岩台地のようだ。そこで台地の上を見てみると、凹地や穴の跡のようなものもみられる。これはドリーネだ。要するに台地の下は穴だらけということ。これは地震とは無関係。
 いずれ別のサイトでこの様子を紹介しましょう。
(16/08/24)


 昨日韓国東岸の日本海沖でM5.0の地震が発生しました。直下型だから津波の恐れはありません。この震源は筆者が北朝鮮・韓国・北方領土問題で、12/03/13に指摘した海底リニアメントに一致します。興味があれば是非どうぞ。なお、これまで地震がないとされてきた韓国まで地震が発生するということは、東北太平洋沖地震以来、日本列島だけでなく、東アジア全体の地殻が不安定化してきている表れでしょうか?
(16/07/06)

今日のWSJに拠れば、最近ニューヨーク周辺で地震(M2.0程度)が頻発している。地質学者の一部は近じか大地震が発生する可能性があると警告している。個人的に云えば、NYの周辺で今後大地震が起こる可能性は殆どないと思う。しかし実際に起こった小規模地震の原因は何かと言われると、ずばりよく判らない。
 M2.0という規模から考えると、核実験でもない限り、トンネル工事のような人工地震は考えられない。NY周辺の地質は先カンブリア紀の花崗岩や片麻岩から出来ているから、シェールガス掘削の影響は考えられない。一つ考えられるのは地球温暖化でグリーンランドの氷床が薄くなり、地中応力が減少して地殻表層に引っ張り応力が発生した、というモデルである。これもグリーンランドとNYとでは離れすぎているから説得力に欠ける。
 もう一つ、確かNY州北部には石灰岩(或いはP-C大理石)が発達しているはずである。石灰岩であれば地下に鍾乳洞が発達している。これが崩壊を起こしたケースも考えられる。要するに地下の陥没だ。このケースだと地震は説明できるだろう。なおこのケースでは、将来大地震はともかく、大陥没が起こる可能性はある。それが起これば大騒ぎだ。NY州はいずれ地上から消えてなくなる。どっちにしろ、原因は大阪高槻からえは判らない。とりあえず震源地帯にボーリングでもやったらどうか、としか云えない。
 では何故アメリカ地質学者が大地震の到来を警告したのでしょうか?ここには09年イタリアラクイア地震のトラウマがあると思います。この地震では、大地震はないと言った地震学者が住民から告発され、一部は逮捕される騒ぎ。アメリカの地質学者の脳にもこれが影響している可能性はあります。その影響は日本の原発活断層にも及んでいます。
(16/03/04)

 台湾で今朝発生したM6.4地震の震源域(図下のピンクの部分)。この地域は地形的には台湾中央山脈と山麓丘陵地帯の境界部で多数の活断層が錯綜していることが判ります(太田・岡田1984)。このように断層が錯綜・密集しているところこそ、温泉開発にはもってこいと思うのだが、未だ誰も信用しよらん。
 この震源域内で思い切って1000m程掘ってみれば、必ず温泉が出ます。やってみますかあ?


(16/02/06)


 ブラジルで鉱山のダムが破堤して大被害。このダム、鉱山の排水の一時貯留用だったらしい。破堤の理由として今挙げられてりるのは、約一時間前に起こったM2.5程度の地震。地震による鉱山ダムの破堤としては、1974年伊豆半島沖地震で、鉱山堆積場が崩壊して被害を出した例があります。
 しかし今回の地震はマグニチュードが2.5と、人体では感じられないレベル。本当にこれがひきがねだったのでしょうか?おまけにブラジルは大陸地殻で元々地震が発生しにくい地域。俄かには信じがたい面もありますが、他に原因もないようです。
 ではこんな小さいマグニチュードの地震がダムを決壊させることが出来るのは何故でしょうか?一つはこれがスロー地震だったという可能性です。この種の地震が発生する地震波の周波数は非常に低く、エネルギーは大きくても、人体や普通の地震計では感じられない。ダムは多分アースフィルタイプだと思われます。この周波数がたまたまダムのそれと、一致してしまった可能性が考えられます。ダムがコンクリート製だったら大丈夫だったでしょう。
 では、何故ブラジルという大陸地殻で、スロー地震が発生するのでしょうか?それがよく判らない。
 もう一つはダムの基礎処理がいい加減で、永年に渉って基礎が洗掘されてきていたという可能性もある。こうなれば話になりません。
(15/11/07)

 ミャンマーでM6.6(6.8という報道もある)の地震が発生しましたが、果たしてこれがワタクシが予測していた「ミャンマーの活断層」と一致しているでしょうか?
 これによると、マンダレー北方イラワデイ川沿いには非常にはっきりしたN-S性のリニアメントが見られます。活断層とはこういうものなのです。これに比べれば大飯原発の活断層もどきなど、断層の内にも入らない。
(12/11/11)

 09年のイタリア、ラクイラ地震で、被害予測を誤って大きな被害を出したとして、イタリアの裁判所が地震学者ら専門家7人に禁固6年の判決を言い渡した。容疑は彼等が「大きな地震が来る兆候はない」と予報したもの。この地震はM6.3で、これが大きいかどうかは議論が分かれるだろう。実際地震エネルギーで云えば、「阪神淡路大震災」を起こした「平成7年兵庫県南部地震」の約1/30に過ぎない。死者は約300人で、これも阪神淡路大震災の1/20である。これも大被害と言えるかどうか微妙な話しである。被害が大きくなった原因は、ろくに建物が耐震補強されていなかったことは顕か。とすれば、建物の建築指導を怠った行政や、甘い耐震基準を放置した政府の責任も問われるだろう。
 自然災害に学者の責任を問うたり、こんな判決が出たりするイタリア人の感覚が我々日本人にはよく分からない。カトリックの信仰と何か関係があるのか?それともこの辺りはイタリアでも左派の強いところなのか?いやいや、何でもあり式の昔のイタリア喜劇映画を思い出した。
(12/10/23)

昨年5月にスペイン南部で起こったM5.1の地震について、調査委員会はこの原因を地下水の過剰汲み上げによるものと断定しました(ロイター)。地下水汲み上げ如きで地震が起きるか?と思うが、なんと50年の内に250mも地下水位が下がっていたらしい。おそらく狭い盆地に多数の井戸を掘ったのでしょう。スペインのことだから、地質は新しい石灰岩とか凝灰岩ではないでしょうか?結構軟らかいから、無いとは云えないでしょう。
 日本では阪神大震災の前年に、兵庫県東南部猪名川町地方で群発地震が発生した。その時、某専門家は温泉の掘りすぎだろう、と宣わった。似たような話しだがホントかどうかはわからない。温泉でも200〜300mぐらいは地下水位を下げるが、猪名川町の地質は主にジュラ系丹波層群で、岩盤強度はスペインに比べ比べものにならないほど大きい。
(12/10/22)